Tuesday, July 29, 2008

「カブ知恵」発、米国で信用不安が再燃、日経は急反落�

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年7月29日発行

http://www.kabutie.co.jp/
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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 13159.45 -194.33 -1.46%
TOPIX 1281.64 -19.15 -1.47%
日経JASDAQ 1449.82 -8.79 -0.6%
J−Stock 1253.83 -37.4 -2.9%
マザーズ 527.1 -6.45 -1.21%
ヘラクレス 815.16 -12.42 -1.5%
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★ 相場概況(主力株)
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29日の日経平均は前日比194.33円安の13159.45円、高値は始値の13220.33円、
安値は10時22分の13018.22円。東証一部の売買代金は1兆8947億円、値上がり
銘柄数は309銘柄、値下がり銘柄数は1321銘柄、変わらずは86銘柄。東証一部
全体の76.7%が値下がりする全面安商状。日経平均は大幅反落し、25日移動平
均線(29日現在、13259.95円)を割り込んだ。

28日のNYダウは前週末比239.61ドル安の11131.08ドルで取引を終えた。前週末
の地銀2行の破綻で、金融不安が強まった。一方、NY原油先物相場は反発した。
WTI期近の9月物は前週末比1.47ドル高の1バレル124.73ドルで終えた。ナ
イジェリアで武装勢力が石油パイプラインを攻撃したと伝わったことが買い材
料となった。

米国株の急反落と原油先物相場の反発を受け、本日の東京株式市場は、それを
嫌気した売りが先行した。また、メリルリンチが、最大85億ドル相当の普通株
を発行すると発表したことも嫌気材料視された。そして、アジア各国・各地域
の株式市場が全面安となっていることも投資マインドを冷やし続けた。東京市
場では3月決算企業の第1四半期決算発表が本格化している上、米国では重要
なマクロ指標の発表を控えており、買い手控え気分が非常に強い状態であるこ
とも本日の反落につながったようだ。

東証33業種では、鉱業、卸売、その他製品の3業種が値上がりした。一方、海
運、その他金融、ゴム製品、証券、商品先物、輸送用機器、機械、電気機器、
石油・石炭製品、化学、精密機械、繊維製品、金属製品、空運、銀行、建設、
鉄鋼などの値下がりが目立つ。

個別では、東証一部の値上がり率トップはタカラレーベン(4739)、2位は伊
藤忠テクノソリュー(4739)、3位はGSIクレオス(8101)。一方、値下が
り率トップはディー・エヌ・エー(2432)、2位はゼファー(8882)、3位は
サンシティ(8910)。

個別銘柄動向は以下の通り

タカラレーベン(8897)、09年3月期第1四半期の契約進捗状況を好感
383円 51円高
28日、09年3月期第1四半期の契約進捗状況を発表した。これが好感された。
第1四半期の販売実績は、第1四半期の引渡終了分も含め943戸の契約がなさ
れているが、第2四半期累期間計引渡予定戸数597戸に対しては473戸の契約が
なされ進捗率79.2%(前年同期は94.3%)となっており、また通期引渡予定戸数
1400戸に対しては、864戸の契約がなされ61.7%(同76.8%)の進捗を示してい
る。新築分譲マンション以外の新築戸建分譲、中古マンション分譲等における
契約進捗は、30.4%。09年3月期の業績予想は、08年5月12日公表の当期予想
と変更はない。同時に発表した第1四半期連結業績は、売上高は145億1000万
円(前年同四半期は182億9200万円)、営業利益は23億5900万円(同、28億9500万
円)、経常利益は21億700万円(同、27億500万円)、当期純利益は11億9300万円(
同、15億6600万円)。

ネットワンシステムズ(7518)、09年3月期通期連結業績の上方修正を好感
136500円 10100円高
29日13時、09年3月期通期連結業績の上方修正を発表した。これが好感された。
売上高は従来の1195億円を1216億円へ、営業利益は同50億円を57億円へ、経常
利益は同50億円を58億円へ、当期純利益は同28億円を33億円へ、それぞれ上方
修正した。第1四半期(4月〜6月)の受注状況は、民間一般企業においては経
済情勢等の影響を余儀なくされてはいるものの、公共向けは比較的順調に推移
した。さらに、通信事業者向け受注が期初予想比20%弱の増加となり、第2四
半期においても堅調な推移となる見込み。このような状況で第1四半期の売上
高が15億円程度期初予想より増加し、増収効果を中心に利益率が改善した結果、
第1四半期において営業利益(連結)が8億8200万円となった。民間一般企業に
おいては、経済情勢見通しが不透明な状況ではあるが、下期でキャッチアップ
できるものと現時点では予想しているので上方修正した。

東洋炭素(5310)、阪大に共同研究部門創設が買い材料
5700円 380円高
29日付け日刊工業新聞は、「東洋炭素は大阪大学接合科学研究所内に「東洋炭
素先進カーボンデザイン共同研究部門」を10月1日付で創設する。炭素を中心
に異種材料や異種元素との結合や複合化などに取り組む。研究期間は3年間を
予定し、約1億円を投資する。エレクトロニクスや環境エネルギー分野での新
規材料の展開を視野に入れる。」と報じた。これが買い材料になったようだ。

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え、株式市場の見通しから個別銘柄まで網羅したレポート

若林栄四のプロフィール

1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行
シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店為替課長
を経て、85年よりニューヨーク支店次長。1987年、勧角証券(アメリカ)執行
副社長。1996年末退職。歴史観に裏づけされた洞察力から生み出される、内外
金融市場全般に亘る鋭い相場大局観及び問題の本質を把握し明確に語りきる同
氏の姿勢は、日本国内に限らず海外のプロフェッショナル・機関投資家・ファ
ンド・マネジャーの間でも注目されている。

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込みに際しては、『契約締結前の書面』のご確認と『投資顧問契約書』の手交
が必要となります。また、このレポートは皆様の投資の一助となることを目的
として作成されておりますが、元本を保証するものではありません。投資の最
終判断はご自身の責任で行うようお願い申し上げます。

(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ
金融商品取引業者 登録番号 関東財務局長(金商)第1698号
社団法人日本証券投資顧問業協会 会員番号012-02024
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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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米国株が急落したことで、29日の日経平均も急反落した。足元では、3月決算
企業の第1四半期業績発表が本格化している。この内容を見極めたいとのムー
ドが引き続き強い。

また、米国株下落の背景が、地銀の破綻続出懸念や7−9月期の米金融大手の
サブプライム関連の損失計上懸念であるため、世界的な信用収縮への警戒感も
強まっている。

さらに、今週は週末の米雇用統計など重要なマクロ指標の発表を控えている。
これだけ、見極めなければならないものがあると、積極的に市場に参加しよう
という投資家は激減するのは仕方のないことだ。

同時に、ポジションを大きく傾けるにはリスクが大き過ぎる。よって、模様眺
め気分が強まるのも当然だ。

日経平均は本日の下落で、25日移動平均線(29日現在、13259.95円)をあっさ
り割り込んだ。窓を空けてあっさりと。

今後、同線の下を推移する限り、需給は悪い状態が継続し、不安定な動きを余
儀なくされる可能性が高い。

なお、本日の東証1部の売買代金は概算1兆8947億円と今年最低だった28日を
上回ったものの、2兆円を下回る低水準で、超閑散商いだ。

「閑散に売りなし」故に、売る必要はないだろうが、目先は閑散相場が続く可
能性が高そうだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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29日の新興3市場は全面安。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数、大証
へラクレス指数は揃って反落した。28日の米国株式市場が大幅下落したことで、
東京株式市場全体に売り圧力が強まった。

個別では、旭ホームズ(1913)、イチヤ(9968)、静岡スバル自動車(7473)、
クロニクル(9822)、ジャパンデジタルコン信(4815)、オートウェーブ(26
66)、アセット・マネジャーズHD(2337)、アイディーユー(8922)、そー
せいグループ(4565)、セブンシーズHLDGS(3750)、ファンドクリエー
ション(3233)、ライフステージ(8991)、フライトシステムコンサル(3753
)、ダヴィンチHD(4314)などの値上がりが目立つ。

一方、YOZAN(6830)、イデアインターナショナル(3140)、タケエイ(
2151)、新華ファイナスリミテッド(9399)、ハビックス(3895)、三平建設
(1908)、カウボーイ(9971)、ウィーヴ(2360)、東邦建(1990)、アライ
ヴコミュニティ(1400)、ウェッジホールディングス(2388)、川崎地質(46
73)、アイビー化粧品(4918)などの値下がりが目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

さくらインターネット(3778)、09年3月期第1四半期、増収・営業増益を好感
71100円 5000円高のストップ高買い気配
28日に発表した、09年3月期第1四半期業績は、売上高17億5500万円(前年同
期は14億5300万円)、営業利益8600万円(同3800万円)、経常利益7600万円(同21
00万円)、四半期純利益1億1400万円(同500万円)だった。増収・営業増益が好
感され、本日は買い物殺到で値付かず。データセンター需要の拡大を背景とし
た、最新のデータセンターにおける新規顧客が増加したことや、「さくらのレ
ンタルサーバ ビジネスプロ」など、コストパフォーマンスに優れた顧客満足
度の高いサービスが堅調に伸びたことが寄与した。通期業績は、売上高76億66
00万円(前期比23.5%増)、営業利益3億800万円(同115.4%増)、経常利益2億
4400万円(同187.1%増)、当期純利益2億600万円(前期は6億3200万円の赤字)
を見込んでいるが、今回は修正しなかった。

デジタルハーツ(3620)、09年3月期中間期業績の上方修正を好感
435000円 18000円高
28日、09年3月期中間期業績予想を上方修正した。これが好感された。当第1
四半期において、主にコンシューマゲームリレーション事業部門の受注が好調
に推移したことが寄与した。また、テスターの応募人数が大幅に増加したこと
により、採用コストの低下等によって、販売管理費が予定より減少したことも
奏効した。これらを主因として、中間期業績予想を、売上高14億7000万円(前
回予想比6.7%増)、営業利益1億8100万円(同42.6%増)、経常利益1億8200万
円(同42.2%増)、当期純利益9600万円(同42.5%増)に、それぞれ上方修正した。
なお、通期の業績予想については、09年3月期第2四半期決算発表時に合わせ
て発表するとしている。

スタートトゥデイ(3092)、大和、新規「2」、目標株価39.2万円
366000円 13000円高
大和総研は、同社のレーティングを新規にレーティング「2」を付与し、目標
株価は392000円としたそうだ。大和総研では、今来期にわたり年率平均28%程
度の経常利益成長を予想しているという。ネット上のアパレル専門モール「ZO
ZOTOWN」を運営し急成長する同社は、顧客・商品情報の一元管理の徹底により、
精緻にシステム化した物流拠点の構築により、出品・配送業務遂行能力が向上
していることに加え、デザイン性の高いサイト制作能力もあり、人気ブランド
の大量出店に成功している。また、ブログ等のメディアを拡充し、閲覧情報に
応じた商品リコメンド機能が強化されつつあるという。加えて、ECインフラ
をワンストップ提供する新事業(EC支援事業)も今秋立ち上がるとみられると
も。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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29日のIPOレシオは前日の100.00から2.27ポイント上昇して102.27となった。
上昇は2日連続。IPOレシオ5日移動平均線は87.61と、2日連続で上昇し
た。

IPOレシオが5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線自体が上向き
のため、直近IPO市場は反発局面と認識している。

しかし、昨日新規上場のイデアインターナショナル(3140)が2日連続のスト
ップ安売り気配で取引を終えるなど、決して地合いは良くない。むしろ、セン
チメント悪化を警戒しておく必要があろう。

一方、3市場売買代金は前日から74億円減少して322億円となった。とりわけ、
ジャスダック市場の売買代金は94億円と、03年3月17日の82億円以来、約5年
4カ月ぶりの低水準となっている。誰も売り買いしない、誰も興味を示さない
状況と言っても過言ではない。流動性が極端に枯渇しており、そんな市場には、
健全且つ大口の資金が流入してもいないし、今後も流入する可能性も低いだろ
う。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ IPO情報
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★ 編集後記
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ある著名ストラテジストは、足元の新興市場の自律反発局面は「良い売り場」
とみているそうです。株券の電子化や株式売買への減税処置の終了で、年末
にかけて個人の需給は悪くなりやすいことがその背景だそうです。みなし譲
渡益課税の廃止直前や株の特定口座への入庫が迫られた02 年や04 年は、J
ASDAQ平均の日経平均に対する相対的なパフォーマンスはいずれも7月
を境に悪化していったことを指摘しているようです。年末にかけ、今後、個
人投資家は塩漬け株券を売却して、レジャー資金にでも充当して有効利用す
るのでしょうね。

(藤井英敏)

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Monday, July 28, 2008

「カブ知恵」発、閑散商状、東一売買代金今年最低、模様眺め気分強い�

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年7月28日発行

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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 13353.78 19.02 0.14%
TOPIX 1300.79 2.51 0.19%
日経JASDAQ 1458.61 0.84 0.06%
J−Stock 1291.23 35.9 2.86%
マザーズ 533.55 15.38 2.97%
ヘラクレス 827.58 7.26 0.89%

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★ 相場概況(主力株)
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28日の日経平均は前週末比19.02円高の13353.78円、高値は9時29分の13468.9
4円、安値は14時1分の13327.12円。東証一部の売買代金は1兆7133億円、値
上がり銘柄数は738銘柄、値下がり銘柄数は847銘柄、変わらずは130銘柄。日
経平均は2日ぶりに小幅反発した。

25日のNYダウは前日比21.41ドル高の11370.69ドルで取引を終えた。6月の
耐久財受注額や6月の新築住宅販売件数など経済指標が予想を上回ったことが
好感されたが、S&Pがファニーメイとフレディマックの優先株などの格付け
を引き下げ方向で見直すと伝わったことが、相場の足を引っ張った。

米国株が堅調だったことで、朝方から東京株式市場は買いが先行した。だが、
26日付け朝日新聞は、「米連邦預金保険公社(FDIC)などは25日、米ネバ
ダ州のファースト・ナショナル・バンク・オブ・ネバダと、カリフォルニア州
のファースト・ヘリテージ・バンクの二つの金融機関が経営破綻(はたん)し
た、と発表した。」と報じた。米国金融への不安が燻っていることもあり、上
値を積極的に追う動きは限られた。

また、後場に入り、パキスタンの南ワジリスタンにミサイル攻撃があったとの
報道が市場に流れると、地政学的なリスクの高まりを嫌気した売りが出てきた。
その一方、「米証券大手の幹部らは、米証券取引委員会(SEC)が金融機関
株の空売り制限期間を延長する可能性があるとみている。また規制の対象銘柄
も増やす公算が大きいという。米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)
紙が27日、電子版で伝えた。」との28日11時49分のロイターの報道が下支え要
因として機能した。

東証33業種では、卸売、その他金融、石油・石炭製品、情報・通信、その他製
品、鉱業、不動産、食料品、サービス、建設、水産・農林、パルプ・紙、海運
などが値上がりした。一方、機械、輸送用機器、精密機械、証券、商品先物、
空運、倉庫・運輸、ガラス・土石などが値下がりした。

個別では、東証一部の値上がり率トップはゴールドウイン(8111)、2位はド
リームインキュベータ(4310)、3位はアツギ(3529)。一方、値下がり率ト
ップは真柄建設(1839)、2位はゼファー(8882)、3位は芝浦メカトロニク
ス(6590)。

個別銘柄動向は以下の通り

ドリームインキュベータ(4310)、第1四半期業績、営業損益段階からの黒字確
保を好感
135100円 20000円高のストップ高買い気配
25日、09年3月期第1四半期業績を発表した。営業損益段階からの黒字確保が
好感された。売上高は8億4300万円、営業利益は1億300万円、経常利益は1
億3200万円、四半期純利益は1億3100万円。同社は業績予想を合理的に行うこ
とが困難であるため、開示を控えている。コンサルティング事業では、第1四
半期におけるコンサルティングサービス売上高の通期見込みに対する進捗率は
やや低い値となっている。しかしながら、第1四半期末における受注残高や、
既存クライアントの旺盛な需要、組織改革や新規事業戦略に対する新規顧客か
らの引き合い等を勘案すると、通期では前連結会計年度程度(14億円〜15億円
程度)の売上高を見込んでいる。一方、営業投資事業は、営業投資有価証券の
積極的な売却により当第1四半期において5億7999万9000円の売上高を計上し
たものの、依然として厳しい国内IPO環境や、新興市場の株式市況の回復が
不透明であることから、引き続き業績の見通しを立てにくい状況にあると認識
しているという。

アツギ(3529)、09年3月期第1四半期業績、経常利益と当期純利益の高進捗率
を好感
161円 23円高
25日11時、09年3月期第1四半期業績を発表した。経常利益と当期純利益の高
進捗率が好感された。売上高は56億2600万円(前年同四半期は56億5900万円)、
営業利益は4億8800万円(同、4億8400万円)、経常利益は6億6500万円(同、
6億5900万円)、四半期純利益は6億6900万円(同、6億4300万円)。第2四半
期計画に対する進捗率は、売上高は47.2%、営業利益は47.4%、経常利益は61
.0%、当期純利益は65.6%。第1四半期の非繊維事業では、不動産売上、介護
用品とも引き続き順調に推移したことから、当セグメントの連結売上高は3億
5800万円(対前年同期比41.9%増)となり、営業利益は1億1600万円となった。
なお、通期の連結業績予想の修正は行っていない。

小林洋行(8742)、自己株式取得を好感
314円 37円高
25日、自己株式取得を発表した。これが好感された。取得しうる株式の総数上
限は50万株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合5.12%)、取得価額
の総額上限は2億円、取得期間は08年7月28日から09年3月31日まで。

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若林栄四のプロフィール

1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行
シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店為替課長
を経て、85年よりニューヨーク支店次長。1987年、勧角証券(アメリカ)執行
副社長。1996年末退職。歴史観に裏づけされた洞察力から生み出される、内外
金融市場全般に亘る鋭い相場大局観及び問題の本質を把握し明確に語りきる同
氏の姿勢は、日本国内に限らず海外のプロフェッショナル・機関投資家・ファ
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(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ
金融商品取引業者 登録番号 関東財務局長(金商)第1698号
社団法人日本証券投資顧問業協会 会員番号012-02024
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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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28日の東証一部の売買代金は概算で1兆7133億円にとどまり今年最低となった
ことが示すように、投資家は模様眺め姿勢を強めている。

足元で、主力の3月決算企業の第1四半期業績が本格化している。その内容を
見極めたいのが一番の理由だろう。

また、今週は週末の米雇用統計など重要な経済指標の発表を控えているため、
大きくポジションを傾け難い状況だ。さらに、米国の地銀の破綻への懸念や、
パキスタンやアフガニスタンなどの地政学的なリスクの高まりも、買い手控え
要因となっていることだろう。

下を売り叩く材料も乏しいが、積極的に上を買う材料も乏しい状況が目先は続
くとみている。第1四半期業績及び先行きに関しては、市場を喜ばせる話は出
難いだろう。というのは、多くの企業は、原材料高を理由に今後、値上げを本
格化させる可能性が高いのだ。

景気の良い話をしたら、値上げはし難い。足元、これだけ苦しいので値上げを
認めてくださいという姿勢で対応するだろうから。無論、市場もそれを大人の
理解をしているだろうが、しけった話ばかり出ている状況では、株を積極的に
買おうという気にもなるまい。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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28日の新興3市場は全面高。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数、大証
へラクレス指数は揃って2日ぶり反発した。

なお、本日、大証へラクレス市場に新規上場したイデアインターナショナル(
3140)の初値は公募価格2750円を42.2%上回る3910円だった。しかし、10時26
分に付けた高値3980円から失速。結局、ストップ安の初値比500円安の3410円
売り気配で取引を終えた。

個別では、パウダーテック(5695)、ジャパンデジタルコン信(4815)、ハビ
ックス(3895)、SDホールディングス(3726)、セキ(7857)、ビズネット(
3381)、セキュアヴェイル(3042)、デジタルハーツ(3620)、アセット・マ
ネジャーズHD(2337)、ガンホー・オンライン・エンター(3765)、LTTバイ
オファーマ(4566)、元旦ビューティ工業(5935)、ファンドクリエーション
(3233)などの値上がりが目立つ。

一方、三平建設(1908)、アジア・メディア・カンパニ(2149)、守谷商会(
1798)、カウボーイ(9971)、旭ホームズ(1913)、川崎地質(4673)、明豊
エンタープライズ(8927)、サンユー建設(1841)、Human21(8937)、クロニ
クル(9822)、ノエル(8947)、日本マイクロニクス(6871)などの値下がり
が目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

ファンドクリエーション(3233)、自己株式取得を好感
9240円 1000高のストップ高買い気配
25日、自己株式取得を発表した。これが好感された。取得する株式の総数1万
株(発行済株式総数(自己株式を除く。)に対する割合2.9%)、取得価額の総額
上限1億円、自己株式取得の日程は08年7月28日から08年10月27日。

ユビテック(6662)、08年6月期通期連結業績の上方修正を好感
98000円 10000円高のストップ高買い気配
25日、08年6月期通期連結業績の上方修正を発表した。売上高は従来の43億円
を49億円へ、営業利益は同2億円を2億3000万円へ、経常利益は同2億500万
円を2億6000万円へ、当期純利益は同7800万円を1億1000万円へ、それぞれ上
方修正した。売上高は、量産案件の受注減少と下期の受注回復見込みが不透明
だったため08年2月7日に下方修正の発表をしたが、営業活動に注力した結果、
業界環境は依然として厳しい状況にあるものの、前回発表予想より上回る見込
みとなった。営業利益は、新機種の量産案件に伴う外注工場の見直しや生産初
期投資、自社製品開発への投資、営業人員の確保等の影響でコスト負担が増加
したものの、売上高見込が予想より上回る見込みにより、上方修正する。また、
経常利益・当期純利益についても、当初見込んでいなかった、公共団体からの
開発助成金の計上等により、上方修正する。なお、08年6月期決算発表は、08
年8月8日を予定している。

ミクシィ(2121)、みずほの投資判断「2」への引き上げが買い材料
819000円 44000円高
みずほ証券は、同社の目標株価の設定は見送ったが、投資判断は従来の「3」
から「2」へ引き上げたそうだ。これが買い材料になったと観測される。7月
22日に開始されたキャラクターサービスは、魅力的なコンテンツが揃えられた
との印象だという。携帯電話市場において「きせかえサービス」が流行ってい
る現状を踏まえれば、相当数の有料会員を獲得できる可能性があるそうだ。ま
た、電通(4324)とDeNA(2432)による広告枠包括締結により、モバイル広告市場
の価格コントロールがなされることで「mixi モバイル」にもポジティブな効
果となるとみているという。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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28日のIPOレシオは前週末の60.00から40.00ポイントも上昇し、100.00となっ
た。IPOレシオ5日移動平均線は78.43と、2日ぶりに上昇した。IPOレシオが
急上昇して、5日移動平均線を上抜き、且つ、5日移動平均線が上向きに転じ
た。再び、直近IPO市場が反発局面に入ったようだ。

一方、3市場売買代金は前週末から43億円増加して396億円となった。新興市
場の主要な株価指数は反発したが、ボリュームの増加は僅かにとどまっている。

売り物薄の中、小口の買いで指数がしっかりしている状況だ。ボリューム増加
の伴わない上昇のため、目先の底入れ期待は持てても、本格的な上昇相場入り
への期待は抱き難いだろう。

なお、新興銘柄に関しては、関わってしまったという後悔、永らく保有した結
果、資産を数分の一、数十分の一にしてしまったという後悔、すなわち、新興
株を持ってしまったリスクが強く意識される状況が続いている。

このため、今の水準では売りたくないが、そこそこのレベルまで戻れば、分厚
い売り物が出てくる公算が大きいと考える。よって、今後、仮に指数が順調に
スルスルと、売り物薄の中で戻っても、新興3市場の売買代金が600億円〜700
億円程度まで増加したら、目先の天井を打つ可能性が高いとみている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 編集後記
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商いは薄いし、株式市場は一向に盛り上がりませんね。たしかに、決算発表
も本格化していますし、米国では重要なマクロ指標の発表も相次ぎますので、
積極的にポジションテイクするのもリスクが高過ぎますので、仕方ないとい
えば仕方のない状況なのですが。また、今日は久しぶりの新規上場イデアイ
ンターナショナル(3140)がありました。しかし、ほぼ初値天井となり、ス
トップ安売り気配で取引を終えています。酷いものです。こういう動きをみ
せられると、ますます、普通の個人は新興市場を避けることになるのでしょ
うね。なんにせよ、ベンチャーキャピタルの保有比率の高い銘柄は、今の地
合いでは手出し無用でしょう。バリュエーションを無視して売買してくれる
アクティブ個人の数及び資金力は、おそらく、ピーク時から十分の一以下に
減っているでしょうから。

(藤井英敏)

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