Monday, August 6, 2007

「カブ知恵」発 /=?ISO-2022-JP?B?GyRCOSUbKEI=?= 業績銘柄への押し目買い意欲強い

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2007年8月6日発行

http://www.kabutie.co.jp/magazine/magmag.html
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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 各種ランキング
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ 出来高を考慮した翌日のデイトレ用監視銘柄
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 16914.46 -65.4 -0.39%
TOPIX 1668.04 -4.5 -0.27%
日経JASDAQ 2022.91 -12.14 -0.6%
J−Stock 1546.84 -4.62 -0.3%
マザーズ 817.76 -16.81 -2.01%
ヘラクレス 1302.66 -37.5 -2.8%
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★ 各種ランキング
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東証1部 値上がり率
コード会社名 終値 騰落率(%)
7243 シロキ 320 19.85
6845 山  武 3830 15.02
8567 クレディア 326 13.99
9997 ベルーナ 1477 12.66
6986 双葉電 2740 12.3

東証1部 値下がり率
コード会社名 終値 騰落率(%)
7745 A&D 1467 -16.8
8939 大和システム 2770 -15.2
4848 フルキャスト 86000 -10.4
3713 ネットマークス 25750 -10.2
4801 セントラルSP 1605 -8.23

マザーズ/ヘラクレス 値上がり率
コード会社名 終値 騰落率(%)
4766 ピーエイ 214 30.49
6255 エヌピーシー 13300 17.7
2350 オックスHD 7010 16.64
3760 ケイブ 97500 11.05
6264 マルマエ 527000 10.48

マザーズ/ヘラクレス 値下がり率
コード会社名 終値 騰落率(%)
3782 DDS 94000 -17.5
3740 フレームWX 9450 -17.4
3237 イントランス 144000 -17.2
2363 モック 11700 -12.3
2732 クインランド 10500 -9.79

出来高 移動平均ゴールデンクロス
コード市場 会社名 終値 25日乖離(%)
7745 東証1部 A&D 1467 75.44
6986 東証1部 双葉電 2740 72.31
6849 東証1部 日光電 2195 62.17
6845 東証1部 山  武 3830 27.63
5947 東証1部 リンナイ 3730 22.80
6728 東証1部 アルバック 5360 19.30
9474 東証1部 ゼンリン 3250 13.53
8327 東証1部 西日シ銀 352 13.46
9987 東証1部 スズケン 3750 9.800
4555 東証1部 沢井製薬 4060 7.980
出来高 移動平均デッドクロス
コード市場 会社名 終値 25日乖離(%)
4307 東証1部 NRI 3820 -17.8
2267 東証1部 ヤクルト 2780 -14.9
9684 東証1部 スク・エニ 3640 -12.0
5401 東証1部 新日鉄 900 -10.1
5405 東証1部 住 金 690 -10.1
6305 東証1部 日立建 4620 -8.14
4704 東証1部 トレンド 3600 -6.62
9433 東証1部 KDDI 778000 -6.45
6361 東証1部 荏 原 567 -6.14
6841 東証1部 横河電 1592 -5.84
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★ 相場概況(主力株)
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6日の日経平均株価は、前週末比65.40円安の16914.46円と続
落。高値は14時14分の16951.98円、安値は9時14分の166
75.39円。東証1部の売買代金は3兆1169億円、値上がり銘柄数は
765、値下がり銘柄数が832、変わらずは125銘柄だった。

前場の日経平均株価は、前週末の米株式相場が急反落したほか、外国為替市
場で円相場が1ドル=117円前半まで上昇したことが投資家心理を悪化さ
せ、続落して始まった。一時下げ幅は300円を超え、取引時間中としては
2営業日ぶりに16700円を割り込む場面もあった。その後、銀行株や証
券株が大きく売られている一方、好業績が見込める一部の銘柄に押し目買い
が入り、下げ渋った。中国株が堅調に推移していることも、買い安心感につ
ながったようだ。

後場に入ると下げ幅をさらに縮小した。このところの下落で割安感が高まり、
好業績銘柄への押し目買いが継続し、日経平均は16900円を回復した。
銀行株や値がさハイテク株の一角は依然として軟調な動きだが、米サブプラ
イム問題とは無縁、との見方から、海運株や陸運株などには押し目買いが入
った。14時に発表された6月の景気動向指数(速報)で、景気の現状を示
す一致指数が77.8%と景気判断の分かれ目である50%を3カ月連続で
上回ったことも支援材料となった。個別銘柄は以下の通り

山武(6845)は、3830 円前週末比 500 円高のストップ高買
い気配
みずほ証券では、第1四半期決算を受けて、受注残、受注高の高さは想定以
上として、投資評価「1」を継続し、目標株価を3500円から4200円
に引き上げたことが好感された。第1四半期決算で、営業利益は前年同期の
0.2億円の黒字から4億円の赤字となったことも、ほぼ誤差の範囲内とし
て、むしろBA の受注が引き続き高水準で推移しているのはポジティブサプ
ライズと指摘している。

アサヒ飲料 (2598)は 、 1700円 同 96 円高
ゴールドマンサックス証券では、来期業績予想を上方修正し、投資評価を「中
立」から「買い」へ、引き上げ「強い買い推奨」リストへ新規採用したこと
が好感された。目標株価は1920円で継続。

双葉電子工業(6986)は、2740 円同 300 円高
3日発表した08年3月中間業績で、堅調な売上高の増加や円安効果による
為替差益の計上もあり、経常利益は、37億円(従来予想21億円)、中間純
利益は9億円(同2億円)と大幅上方修正したことが好感された。ゴールド
マン・サックス証券では投資評価「中立」を継続しているが、第1四半期は
円安効果、自動車用途でVFDの数量が予想以上に増えたこと、高付加価値
品のCIGの採用拡大が寄与したと述べ、短期トレーディングの動きは有り
得ようと指摘している。

(株式会社カブ知恵 波戸淳司)

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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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週末3日の米国株の急反落を受け、本日の日経平均は売りが先行した。しか
し、押し目買い意欲は強く、下げ幅を縮小して取引を終えた。ただし、米国
株式市場が、サブプライム問題とそれに伴う信用収縮への警戒から、不安定
な状態である。ここがある程度落ち着きを取り戻さないと、日本の株式市場
も、なかなか、戻りに入り難い状況だ。
なお、内閣府が本日発表した6月の景気動向指数(速報)は、景気の現状を
示す一致指数が77.8%と、景気が上向きかどうか判断する基準となる5
0%を3カ月連続で上回った。鉱工業生産指数や投資財出荷指数(除輸送機
械)がプラスに転じたほか、商業販売額や中小企業売上高が引き続き好調だ
った。先行指数も80%と、1年ぶりに50%を超えた。日経商品指数、長
短金利差や東証株価指数など市況関連の系列が前期を上回るなど、足元及び
先行き景気は、概ね良好だ。つまり、米国株さえ落ち着けば、いつでも戻り
に入る体勢は整っているとみている。
テクニカル的には、5日移動平均線(6日現在、16999.66円)を上
抜ければ、短期反発相場に入るとみている。戻りメドは6月20日の182
97.00円から8月2日の16652.80円までの下げ幅1644.2
円の三分の一戻しが17200.87円、半値戻しが17474.9円だ。
このゾーンまでの戻りをまずは想定している。

(株式会社カブ知恵 波戸淳司)

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★ 相場概況(新興市場)
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6日の新興3市場は全面安。週末3日の米国株式市場が急反落したことで、
東京株式市場全体に売り圧力が強まった。大証ヘラクレス指数は連日の年初
来安値更新、東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均は共に、5月の安値
を意識するレベルまで売られた。元々、物色の蚊帳の外に置かれ買い手控え
気分が強かった上に、外部環境及び東証一部の主力株が売られており、買い
が入り難い投資環境が続いている。なお、本日は東証2部に前田工繊(78
21)が新規上場した。公募価格3000円に対して、初値は3010円で、
大引けは3000円だった。3日上場のトリケミカル(4369)は690
円前週末比50円安、2日上場のディア・ライフ(3245)は33000
0円同29000円安、フルスピード(2159)は580000円同62
000円安となった。直近IPO銘柄市場も非常に厳しい状況となっている。
個別銘柄動向は以下の通り。

フレームワークス(3740)、監査法人が前期決算書類「意見不表明」を嫌

9450円 1000円安のストップ安売り気配
3日、07年5月期の決算書類について、会計監査人である監査法人トーマ
ツから「意見不表明」の監査報告を受けたと発表した。同社は2期連続の経
常・最終赤字で07年5月期末時点は6億9600万円の債務超過。継続企
業の前提である第三者割当増資などについて「実現が未確定」と指摘された
という。上場維持へ向けて先行きが不透明となったことを嫌気した売りが殺
到した。

日精エー・エス・ビー(6284)、第3四半期業績を好感
665円 25円高
3日、08年3月期 第3四半期業績を発表した。飲料や食品などの容器の
製造に使う成型機の売上が、東南アジアや中東、北米などで好調に推移して
いること、円安による為替差益を計上したこと等により、売上高 131.
3億円(前年同期比 37.3%増)、経常利益 16.1億円(同 13
3.6%増)、当期純利益 7.8億円(同 58.0%増)となる第3四
半期業績を発表した。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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IPOレシオは46.27と前週末から36.75ポイント下落した。下落
は5日ぶり。水準的にも、今回の上昇の起点となった7月31日の52.3
8を下回った。この背景は、IPO人気の離散、及び、多くの銘柄への初値
買いが報われず、投資家が傷つき、IPO市場への流入資金が激減した結果
と推察される。この結果、IPOレシオの過熱水準が、従来の120から8
0程度に切り下がってしまった可能性がある。当面のIPOレシオの通常取
引レンジは30〜80のゾーンとみておいた方が良さそうだ。一方、3市場
売買代金は577.69億円と前週末から138.02億円も減少した。本
日は新興3市場にIPO銘柄がなかったことも影響しただろうが、新興市場
の不人気を物語る数値となったと言えよう。なお、ジャスダック市場の売買
代金は概算で233億円と半日立会を除き7月31日の256億円を下回り
4日ぶりに今年最低を更新した。04年9月27日の187億円以来の低水
準だった。このような低水準の売買代金では、市場に先高観が生まれる余地
はない。少なくとも、売買代金が増加傾向を示すまでは、新興市場の反発は
期待薄とみておく必要がある。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)
     
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★ 出来高を考慮した翌日のデイトレ用監視銘柄
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コード会社名 終値 売買代金(万) 5MA 5MA乖離
6986 双葉電 2740 248819 2524 8.56
2306 ビック東海 988 7153 917 7.86
2721 ジェイホーム 136000 3767 127000 7.09
3760 ケイブ 97500 8180 91340 6.74
5491 日金属 493 117186 469 5.12
8909 シノケン 161000 3864 153400 4.95
6955 FDK 201 39115 192 4.69
7727 オーバル 294 7585 285 3.52
2772 ゲンキー 187000 4656 181000 3.31
4766 ピーエイ 214 26472 176 22.29
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★ IPO情報
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IPOスケジュールはこちら
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http://www.kabutie.co.jp/ipo/ipo.html
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★ 編集後記
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先週末にサブプライムローンの焦げ付き拡大で傘下のヘッジファンドが巨額
損失を出した米証券大手ベア・スターンズに対し、格付け会社のスタンダー
ド・アンド・プアーズが格下げの可能性を発表したことを受けて、NYダウ
は、今年3番目の下げ幅となりました。今年3月のチャイナショックによる
世界同時株安を受けて、3月21日のFOMCの声明文では「追加引締めが
必要」という文言が削除され、米国株も持ち直しました。明日の米国FOM
Cでも住宅ローンの焦げ付き増加に対して、当局から何らかの配慮を見せる
文言が盛り込まれるのではないかという期待を持っています。

     (株式会社カブ知恵 波戸淳司)

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