Friday, July 18, 2008

「カブ知恵」発、取引終了後、キョーエイ産業、ゼファーの2社が民事再生法申立�

--メルマガピックアップ------------------------------------------------------

包茎神経症 ほか 
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レーシングドライバー│西谷拓也 アジアから世界へ
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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年7月18日発行

http://www.kabutie.co.jp/
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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ 出来高を考慮した翌日のデイトレ用監視銘柄
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 12803.7 -84.25 -0.65%
TOPIX 1252.43 -11.22 -0.89%
日経JASDAQ 1454.05 0.66 0.05%
J−Stock 1216.2 -8.31 -0.68%
マザーズ 497.83 -1.35 -0.27%
ヘラクレス 807.53 -10.74 -1.31%
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★ 相場概況(主力株)
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18日の日経平均は前日比84.25円安の12803.70円、高値は9時51分の12999.64
円、安値は14時5分の12762.33円。東証一部の売買代金は1兆9000億円、値上
がり銘柄数は390銘柄、値下がり銘柄数は1210銘柄、変わらずは117銘柄だった。
日経平均は3日ぶりに反落した。

17日のNYダウは前日比207.38ドルの11446.66ドルと、大幅続伸して取引を終
えた。JPモルガン・チェースが減益ながら予想を上回る決算を発表したこと
や、原油先物相場が3日続落したことが好感された。

だが、米国通常取引後に発表されたグーグルとマイクロソフトの決算は、いず
れも予想を下回ったため、時間外取引で共に下落した。また、同じく引け後に
発表のメリルリンチの08年4-6月期決算は、最終損益が46億5400万ドルの赤
字となった。債務担保証券(CDO)や不動産ローン関連で90億ドル以上の評
価損を計上した。これも市場予想を上回る損失が嫌気され、時間外取引で売ら
れた。Globexでは、東京株式市場取引時間中、米株価指数先物が軟調に推移し
た。これらの悪材料が、本日の東京株式市場にネガティブに作用した。

それでも、前場の日経平均は前日比50.34円高の12938.29円だった。しかし、
後場に入ると、3連休前ということで買い手控え気分が一段と強まり、逆に、
手仕舞い売りが優勢となった。NYダウがこの2日間で484.12ドルも上昇した
ことの反動懸念が強まった上、米金融不安が完全に払拭できていないことで、
多くの投資家が現金化に動いたと推察される。また、アジア各国・各地域の株
式市場が総じて冴えない動きとなったことも嫌気された。

東証33業種では、ゴム製品、繊維製品、食料品、証券、商品先物、化学の5業
種が値上がりした。一方、鉱業、水産・農林、卸売、金属製品、建設、鉄鋼、
小売、陸運、ガラス・土石、精密機械、不動産、電気機器、その他製品、サー
ビス、空運、保険などが値下がりした。

個別では、東証一部の値上がり率トップは真柄建設(1839)、2位は山水電気
(6793)、3位はタクトホーム(8915)。一方、値下がり率トップは千趣会(
8165)、2位は片倉工業(3001)、3位はアーバンコーポレーション(8868)。

個別銘柄動向は以下の通り

昭栄(3003)、08年12月期中間期連結業績の上方修正を好感、UBSは「Buy」
継続
1181円 72円高
17日、08年12月期中間期連結業績予想の上方修正及び投資有価証券評価損の計
上を発表した。売上高は従来の130億円を180億円へ、営業利益は同50億円を74
億円へ、経常利益は同39億円を64億円へ、当期純利益は同24億円を28億円へ、
それぞれ上方修正した。これが好感された。当初下期に売却する予定だった販
売用不動産を上期に前倒しで売却できたことにより、売上高、営業利益、経常
利益の業績予想を増額修正する。なお、投資有価証券評価損(19億9100万円)を
特別損失に計上するが、当期純利益についても当初予想を上回る予定。なお、
UBS証券は、同社の投資判断「Buy」、目標株価3000円を据え置いたそうだ。
会社側は通期予想(営業利益100億円、経常利益82億円、当期利益50億円)の修
正を行っていないが、不動産の他、オプション売買益も当初計画を超過してお
り、中間決算発表時(8月7日)に修正される可能性が高いとみられるという。
UBS予想は決算発表後見直す予定だそうだ。

三井化学(4183)、木材や稲わらから合成樹脂を生産する技術開発着手が買い材

510円 27円高
18日付け日経新聞は、「三井化学はシンガポールの政府系研究所など国内外11
社・機関と連携して、木材や稲わらから合成樹脂を生産する技術の開発に着手
した。木材1トンから基礎原料エタノールを300−400リットル作るのが目標で、
15年度にも量産に踏み切る。」と報じた。これが買い材料視されたようだ。

IHI(7013)、三菱UFJのレーティング「2」継続が買い手掛かり
203円 9円高
三菱UFJ証券は、同社のレーティング「2」を継続したそうだ。これが買い
手掛かりになったと観測される。三菱UFJでは、IHIのエネルギー事業の
状況について、同事業本部に話を聞く機会を得たという。本格的な収益回復ま
でには2〜3年を要するとみられるが、改善策は着実に実行されつつあり、同
事業本部としても復活に向けての手応えを感じているそうだ。最大の課題は、
社員の意識改革と人材育成と言えそうだとも。

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若林栄四のプロフィール

1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行
シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店為替課長
を経て、85年よりニューヨーク支店次長。1987年、勧角証券(アメリカ)執行
副社長。1996年末退職。歴史観に裏づけされた洞察力から生み出される、内外
金融市場全般に亘る鋭い相場大局観及び問題の本質を把握し明確に語りきる同
氏の姿勢は、日本国内に限らず海外のプロフェッショナル・機関投資家・ファ
ンド・マネジャーの間でも注目されている。

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として作成されておりますが、元本を保証するものではありません。投資の最
終判断はご自身の責任で行うようお願い申し上げます。

(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ
金融商品取引業者 登録番号 関東財務局長(金商)第1698号
社団法人日本証券投資顧問業協会 会員番号012-02024
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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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米国政策当局のファニーメイ、フレディマックに対する支援策決定や空売り
規制の導入など、矢継ぎ早の政策策定で、一応、危機は回避した。しかし、
病み上がりの相場であり、V字回復は期待し難い。

来週は、21日のアップル、テキサス・インスツルメント、バンク・オブ・ア
メリカ、22日のヤフー、キャタピラー、23日のボーイング、アマゾン・ドッ
ト・コムなどの決算が米国で予定されており注目される。

また、23日のベージュブック、24日の6月の米中古住宅販売、6月の米耐久
財受注などマクロ指標にも注目が集まるとみられる。

国内では、25日の6月の消費者物価指数が発表されるが、国内指標への投資
家の関心は米国のそれと比べると相当低いとみられる。

日経平均は、テクニカル的に、5日移動平均線(18日現在、12843.43円)が
強力に抵抗中だ。同線を上回らない限り、反発機運が高まることはなく、む
しろ、下振れし易い状況が継続しよう。

日本株に関しては、外国人投資家が買い越しに転じるまで、上昇し難い状況
が続く見通しだ。しかし、足元では、外国人投資家のリスク許容度は著しく
低下している。このため、(ここ2日間は堅調とは言え)米国株式市場が落ち
着きを取り戻さないと、外国人投資家の買い越し転換は見込み難い、とみて
いる。

一方、下値では信託経由の年金と観測される買いが継続する見通し。このた
め、下値は下値で堅そうだ。

よって、来週の日経平均の想定レンジは12500円〜13500円程度。

中期的なテクニカル上のポイントは、月足ベースの一目均衡表雲下限(18日
現在、12583.56円)を月末時点で上回れるかどうか。これを割り込むようだ
と、8月相場が相当厳しい調整局面入りする可能性が高まるからだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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18日の新興3市場は高安マチマチ。日経ジャスダック平均は2日続伸したが、
東証マザーズ指数、大証へラクレス指数は反落した。3連休を控え手仕舞い売
りが総じて優勢となった。日経平均が後場に入りにマイナス転換したことも、
売りに拍車を掛けた。

個別では、カウボーイ(9971)、内外テック(3374)、木徳神糧(2700)、ツ
クイ(2398)、常磐開発(1782)、MonotaRo(3064)、インターアクション(
7725)、インデックスHLDGS(4835)、SDホールディングス(3726)、SBIフュ
ーチャーズ(8735)、アセット・マネジャーズHD(2337)、パスポート(7577
)、モンテカルロ(7569)、サハダイヤモンド(9898)、デジタルアーツ(23
26)、シンポ(5903)、ミクロン精密(6159)、シード(7743)、D.A.コンソ
ーシアム(4281)などの値上がりが目立つ。

一方、イチヤ(9968)、ニューディール(4740)、タスコシステム(2709)、
セイクレスト(8900)、トランスデジタル(9712)、マルマエ(6264)、キョ
ーエイ産業(1744)、イメージワン(2667)、カルナバイオサイエンス(4572
)、三光合成(7888)、ダヴィンチHD(4314)、アールテック・ウエノ(4573
)、ジャパンデジタルコン信(4815)、プライムワークス(3627)などの値下
がりが目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

木徳神糧(2700)、08年12月期通期連結業績上方修正と中間配当の増配を好感
481円 80円高のストップ高買い気配
17日、08年12月期通期連結業績予想の上方修正と08年12月期中間配当予想の増
配を発表した。これが好感された。同社グループの売上高8割以上を占める米
穀事業において、昨年政府備蓄米の積み増しもあり、2007年産米の価格が安定
して推移したことや、他の食料品価格が大幅に上昇したこと等もあり米への需
要が回復し、精米販売が予想以上に好調に推移したことが寄与する。また、飼
料事業において、世界的な穀物飼料価格の高騰を背景に、同社グループで取扱
う糟糠類の販売価格が大幅に上昇したことも利益を押し上げる。これらを主因
として、通期連結業績予想を、売上高979億円(前回予想比5.4%増)、営業利益
14億円(同66.7%増)、経常利益12億円(同94.8%増)、当期純利益10億9000万円
(同93.3%増)に、それぞれ上方修正した。また、この業績修正を踏まえ、08年
12月期中間配当予想を前回予想の2円から3円(前期は2円)に修正した。

岡本硝子(7746)、オハラと太陽光発電用ガラス集光レンズ共同開発が買い材料
253円 8円高
17日、同社と株式会社オハラ(5218)は、取締役会において、太陽光発電用ガラ
ス集光レンズの共同開発に関する意向確認書を締結したと発表した。今後、両
社はガラス素材による高効率で耐候性の高い集光レンズの共同開発について検
討を開始し、08年9月末を目処に技術業務提携に関する正式契約の締結を目指
すとしている。共同開発については、オハラが長年にわたり培ってきた光学ガ
ラスの組成開発力と岡本硝子のガラス成型及び成膜加工技術を融合させること
で、高効率で耐候性の高い集光レンズの開発を目指していくという。これが買
い材料になった。

DAC(4281)、08年11月期中間期連結、28%営業増益を好感
47900円 4000円高のストップ高買い気配
17日に発表した、08年11月期中間期連結業績は、売上高222億6100万円(前年同
期比20.6%増)、営業利益7億8400万円(同28.2%増)、経常利益7億7400万円(
同18.7%増)、中間純利益3億1500万円(前年同期は2600万円)だった。この好
業績が好感された。インターネット広告市場の堅調な拡大基調を背景に、取扱
案件が増加したことにより売上高は増加した。事業規模の拡大に対応するため
の人員体制の強化を図ったことに伴い従業員人件費が前年同期比20.6%増加し
たが、売上高が増加したことによりそれを吸収した。また、売上高販管費率が
同0.8%減少したことも寄与した。前年同期に特別損失として計上したのれん償
却額の影響により中間純利益は前年同期と比べて大幅に増加した。なお、同社
は業績予想を公表していない。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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18日のIPOレシオは前日の64.15から1.89ポイント低下して62.26となっ
た。低下は3日ぶり。IPOレシオ5日移動平均線は49.49と、2日続伸した。

IPOレシオが5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線自体が上向き
のため、直近IPO市場は自律反発局面と認識している。

ただし、新興市場へのアクティブ個人の関心は著しく低下しており、直近IPO
市場に資金がドンドン流入してくる公算は小さい。

基本的には、中期的な下落トレンの中での短期のリバウンド局面であり、天
井は低く、反発期間も非常に短いと想定しておく必要があるだろう。

一方、3市場売買代金は前日から82億円減少して317億円となった。一向に
売買代金は増加してこない。

新興市場のメインプレーヤーであった個人投資家が新興市場への関心を喪失
し、且つ、資金を引き揚げる動きを継続しているため、この閑散相場は当分
続くと考えている。

実際、ジャスダック証券取引所が18日に発表したジャスダック上場銘柄の7
月第2週(7〜11日)の投資部門別売買状況表では、個人は8週連続で売り
越した。売越額は17億9000万円と前週の14億6500万円からやや拡大して
いる。

多くの個人は、新興株については、相場が下がっても売りたい、戻ったらな
お売りたいという状況と推察される。新興株を抱え、非常に気分が悪くし、「持
ってしまったリスク」を痛感していることだろう。

なお、18日の取引終了後、ジャスダック上場で、建設・不動産事業を中心に
「一括借上システム」のパイオニアとして事業を展開していたキョーエイ産
業(1744)が民事再生手続開始の申立てを行うと発表した。

また、同じく取引終了後に、今年3月18日に東証マザーズに上場したアクセ
ルマーク(3624)が08年9月期通期業績の大幅下方修正を発表した。

新興銘柄の突然死とIPO直後の企業の大幅下方修正。個人投資家の新興市場
銘柄への会計への不信感はますます強まる見通しだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ IPO情報
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★ 編集後記
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引け後に、ゼファー(8882)とキョーエイ産業(1744)の上場企業2社が民
事再生法を申し立てました。不動産不況は深刻です。米国も不動産不況です
が、日本も同様の状況でしょう。規模こそ違えど、昨年の改正建築基準法施
行以降、不動産関連企業の経営環境は氷河期並みの厳しさとみておいた方が
良さそうですね。問題の根は深そうなので、まだまだ、淘汰の動きは継続す
る可能性が高そうです。それにしても悪いニュースは週末引け後に発表され
るものですね。

(藤井英敏)

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Thursday, July 17, 2008

「カブ知恵」発、米国株急騰を好感も、日経は5日移動平均線が抵抗�

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年7月17日発行

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★ 目次
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ 出来高を考慮した翌日のデイトレ用監視銘柄
★ IPO情報
★ 編集後記

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★ 各種株価指数の状況
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日経225 12887.95 127.15 1%
TOPIX 1263.65 14.37 1.15%
日経JASDAQ 1453.39 5.39 0.37%
J−Stock 1224.51 26.36 2.2%
マザーズ 499.18 14.25 2.94%
ヘラクレス 818.27 11.31 1.4%
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★ 相場概況(主力株)
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17日の日経平均は前日比127.15円高の12887.95円、高値は9時54分の12929.74
円、安値は13時16分の12852.93円。東証一部の売買代金は1兆8605億円、値上
がり銘柄数は1245銘柄、値下がり銘柄数は370銘柄、変わらずは103銘柄だった。
日経平均は続伸、TOPIXは5日ぶりに反発した。

16日のNYダウは4営業日ぶりに急反発し、前日比276.74ドル高の11239.28ドル
で取引を終えた。地銀大手のウェルズ・ファーゴの市場予想を上回る決算を受
けて金融株に買いが殺到したことや、原油安が好感された。

東京株式市場では、米国株高を好感した買いが先行したが、上値は重かった。
日経平均先物の前場高値は12950円、後場は12940円にとどまり、シカゴ日経平
均先物清算値の13005円には届かなかった。東京外国為替市場の円相場が1ド
ル=105円付近の円高で推移したことや、米国金融・経済への先行き不透明感
が払拭されず、積極的に上値を買う動きは乏しかった。また、テクニカル的に
は、ここ最近強力に抵抗している5日移動平均線(17日現在、12890.63円)を
意識する動きが終日続き、結局、僅かに撥ね返されて終わっている。

東証33業種では証券、商品先物、その他金融、空運、パルプ・紙、鉄鋼、不動
産、銀行、ガラス・土石、保険、機械、倉庫・運輸、繊維製品、建設、電気機
器、ゴム製品、小売などが値上がりした。一方、石油・石炭製品、鉱業、電気
・ガス、医薬品、卸売、その他製品、陸運、精密機械の8業種が値下がりした。

個別では、東証一部の値上がり率トップはチタン工業(4098)、2位はタクト
ホーム(8915)、3位はユーシン(6985)。一方、値下がり率トップは真柄建
設(1839)、2位は山水電気(6793)、3位はパシフィックHD(8902)。

個別銘柄動向は以下の通り

ユーシン(6985)、08年11月期通期連結業績の上方修正を好感
863円 100円高のストップ高買い気配
16日、08年11月期通期連結業績の上方修正を発表した。これが好感された。売
上高は従来の764億円を784億円へ、営業利益は同29億円を40億円へ、経常利益
は同29億円を34億円へ、当期純利益は同17億6000万円を20億円へ、それぞれ上
方修正した。自動車部門は、下半期についてはガソリン価格高騰などの影響を
受けて自動車メーカーの需要減少が見込まれるものの、上半期の好調が大きく
寄与し、通期では前会計年度比増収を計画している。産業機械部門は農機・建
機市場の輸出好調に支えられ前会計年度比増収を計画している。一方、住宅機
器部門については、一般流通市場向け売上げが低調であるものの、新規量産開
始に伴う大手OEM 供給が好調に推移する見込みであり、売上高は前会計年度比
微増を計画している。収益面では、自動車部門において期央以降売上げの増勢
鈍化予想から収益も若干伸び悩むと見込まれるが、これまでのコストダウン効
果や合理化効果等により通期では大幅な増益を予定している。また、産業機械
・住宅機器部門にあっては、底堅い収益を持続し、収益安定化の下支え要因と
して作用するものと考えている。

三晃金属(1972)、東芝(6502)の太陽光発電システム事業に参入が刺激材料
383円 44円高
17日付け日経新聞は、「東芝は7月中に太陽光発電システム事業に参入する。
専業大手の米サンパワー(カリフォルニア州)から太陽電池を調達、住宅向けの
装置に組み立てて販売する。東芝がエアコンなどで蓄積してきた回路技術を盛
り込み、発電効率を世界最高水準に引き上げた。」と一部報じた。この報道を
受けソーラー発電屋根システムを手掛ける同社に物色の矛先が向かったようだ。

GSユアサ(6674)、松下(6752)の世界最大級のリチウムイオン電池工場建設が
刺激材料
457円 22円高
17日付け読売新聞は、「松下電器産業グループが、総工費1000億円超を投じ、
大阪市内に世界最大級のリチウムイオン電池工場を建設する方針を固めたこと
が16日、明らかになった。月内に正式決定し、早ければ2010年度の稼働を目指
す。生産能力の大幅な増強で、世界シェア(市場占有率)3位の松下電器は、2
位のソニー(6758)を抜き、首位の三洋電機(6764)に迫る。関係者によると、新
工場は、子会社の松下電池工業が関西電力(9503)大阪発電所の跡地に建設する
予定だ。フル稼働時の生産能力は月産5000万個程度で、現在のほぼ3倍に増え
る。」と報じた。これを受けリチウムイン電池関連の同社への物色意欲が触発
されたようだ。同様の理由からNECトーキン(6759)、三洋電機(6764)、新神戸
電機(6934)なども堅調。

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週刊株式情報レポート「ビジョン」のご案内

若林栄四が入手・分析した情報をベースに独自の指数分析・チャート分析を加
え、株式市場の見通しから個別銘柄まで網羅したレポート

若林栄四のプロフィール

1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行
シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店為替課長
を経て、85年よりニューヨーク支店次長。1987年、勧角証券(アメリカ)執行
副社長。1996年末退職。歴史観に裏づけされた洞察力から生み出される、内外
金融市場全般に亘る鋭い相場大局観及び問題の本質を把握し明確に語りきる同
氏の姿勢は、日本国内に限らず海外のプロフェッショナル・機関投資家・ファ
ンド・マネジャーの間でも注目されている。

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込みに際しては、『契約締結前の書面』のご確認と『投資顧問契約書』の手交
が必要となります。また、このレポートは皆様の投資の一助となることを目的
として作成されておりますが、元本を保証するものではありません。投資の最
終判断はご自身の責任で行うようお願い申し上げます。

(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ
金融商品取引業者 登録番号 関東財務局長(金商)第1698号
社団法人日本証券投資顧問業協会 会員番号012-02024
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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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NYダウの急騰にも拘らず、17日の東京株式市場は上値が重かった上、商い
も盛り上がらなかった。欧米の投資銀行の決算を見極めたいという投資家が
多く、模様眺め姿勢を崩せずにいるのだろう。

だが、世界的なインフレと企業収益圧迫の元凶である原油高が是正されつつ
ある。これが傾向として下落を鮮明にしてくれば、わが国上場企業の収益改
善期待が盛り上がり、相場の押し上げ要因となる見通しだ。

一方、原油価格下落は、米国個人消費にポジティブに作用する見通しだ。こ
れは為替市場でのドル・サポート要因となる公算が大きい。

確かに、米国では金融不安が完全に払拭されたわけではなく、その元凶であ
る住宅価格下落には歯止めが掛かっていない。

しかし、ここまで、米政策当局が危機打開に向けて、矢継ぎ早に施策を講じ
ている。対処療法的、場当たり的なものもあるが、少なくとも、短期的な効
果は見込めるとみている。

このため、欧米投資銀行や商業銀行の決算を無事に通過すれば、米金融市場
は徐々に落ち着きを取り戻すとみていている。

ただし、日本株が上がるには、外国人投資家が買い越し姿勢を鮮明にしてく
ることが必要だ。

また、前週末まで8週連続で減少している裁定買い残も増加に転じることも
必要だろう。

ちなみに、8週連続の減少は9年半ぶりのこと。世界的な信用収縮で資金調
達が難しくなったことが買い残減少の主因とみられる。

信用不安が後退すれば、資金調達も円滑になり、裁定業者が再び買い残を積
み上げてくるだろう。そして、その裁定買いが日経平均を押し上げると考え
る。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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17日の新興3市場は全面高。日経ジャスダック平均、大証へラクレス指数は8
日ぶりに反発。東証マザーズ指数は4日ぶりに反発した。16日のNYダウが大
幅高となったことで、東京株式市場全体に買い安心感が広がり、新興市場にも
押し目買いが入った。

個別では、ニューディール(4740)、エス・エム・エス(2175)、オンコセラ
ピーサイエンス(4564)、ジー・エフグループ(3751)、ニューフレアテクノ
ロジー(6256)、ヤマウ(5284)、エルミック・ウェスコム(4770)、データ
リンクス(2145)、アジア・メディア・カパニ(2149)、エム・ピー・テクノ
ロジーズ(3734)、オメガプロジェクトHD(6819)、エムティーアイ(9438)
などの値上がりが目立つ。

一方、カウボーイ(9971)、ファーマフーズ(2929)、イメージワン(2667)、
サムシングホールディングス(1408)、グッドマン(7535)、シード(7743)、
旭ホームズ(1913)、滝沢ハム(2293)、インターアクション(7725)、日本
レップ(8992)、CSSホールディングス(2304)、サマンサタバサジャパン
(7829)などの値下がりが目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

SMS(2175)、09年3月期通期業績上方修正を好感
1310000円 200000円高のストップ高買い気配
16日、09年3月期通期業績予想を上方修正した。これが好感された。当第1四
半期において、同社の主要事業領域である介護・医療分野の事業者(介護事業
者、病院等)の採用関連需要が旺盛であったため、当初の予定よりも人材紹介
事業及び求人情報事業等の売上高が好調に推移した。このことを主因として、
通期業績予想を、売上高49億7000万円(前回予想比5.9増)、営業利益11億2000
万円(同25.9%増)、経常利益11億2000万円(同25.9%増)、当期純利益6億6400
万円(同25.9%増)に、それぞれ上方修正した。

サイバーエージェント(4751)、みずほ、「1」へ引き上げ
138000円 10000円高
みずほ証券は、同社の投資判断を従来の「2」から「1」へ引き上げ、目標株
価を153000円とした。みずほ証券は08年9月期の業績予想を引き上げ、営業利
益予想は47億円としたという。また、3Q決算発表時点で会社側も業績予想を上
方修正する可能性が高いとみている。なお、みずほ業績予想には、7月23日開
始予定の新サービス(「Ameba」ブログのデジタルアイテムサービス)の効果を
織り込んでいないそうだ。新サービスの動向次第では更に業績は上振れるとみ
ずほでは捉えているという。なお、3Qは前年比、前四半期比共に営業減益とな
るが、投資育成事業の有無等が主な要因であり、サプライズとはならないと考
えているとも。

サイバーステップ(3810)、発行済株式総数に対する割合14.9%の自己株式取得
を好感
68000円 5000円高のストップ高買い気配
16日、自己株式取得することを発表した。これが好感され、本日は買い物殺到
で値付かず。取得する株式の総数上限は3000株(発行済株式総数に対する割合
14.9%)で、株式の取得価額の総額上限は3億円。取得する期間は、08年7月
17日から09年5月31日。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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IPOレシオは前日の51.72から12.43ポイント上昇して64.15となった。
上昇は2日連続。IPOレシオ5日移動平均線は45.43と、こちらは8日ぶ
りの上昇だ。

IPOレシオが5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線自体が上向
きに転じたため、直近IPO市場は自律反発局面入りをほぼ確実にしたとみ
ている。

ただし、直近IPO銘柄群への投資家の関心は、ひと昔前の新興市場人気が
高かったころと比べると、著しく低下している。このため、残念だが、お祭
りのような活況相場は期待薄とみている。また、反発期間も短命に終わる可
能性が高いとみている。

一方、3市場売買代金は前日から51億円増加して399億円となった。新興市
場の主要な株価指数がここまで下落して、久しぶりの反発になったにも拘わ
らず、相変わらずの低水準での推移となっている。

新興市場のエネルギーは非常に乏しい。これでは先高観が高まることはない
だろう。

個人投資家が新興市場への興味をほぼ完全に喪失した感が強いため、当面、
新興市場の売買代金が増加する可能性は低いとみている。

また、バリュエーションを無視して売買する投機的個人が参入してこないた
め、新興市場のボラティリティーも低い状態が維持されるだろう。

よって、当面の新興市場は底値練り相場を継続する公算が大きいと考える。
なお、中期的な底値メドだが、日経ジャスダック平均で、2002年12月の
942.19円程度をイメージしている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ IPO情報
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IPOスケジュールはこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.kabutie.co.jp/ipo/ipo.html
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★ 編集後記
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東証が17日発表した7月第2週(7月7—11日)の投資部門別売買動向で
は、外国人が3週連続で売り越しました。売越額は2239億円と、前週の991
億円を上回りました。一方、個人は5週連続の買い越しです。買越額は30億
円で、前週の589億円から大幅に減少しました。米国の金融不安が高まった
ので、さすがに買いの手が鈍ったのでしょう。また、信託銀行は1873億円の
買い越しです。信託は前週も1497億円買い越しています。外国人の売りを信
託がほぼ完全に吸収しています。でも、信託は上を買う主体ではないので、
相場上昇には外国人が買い越しに転じることが必要ですね。

(藤井英敏)

ご意見・ご要望がございましたら、下記メールアドレスにご連絡下さい。
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いただきますと見やすくご覧いただけます。
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メニューから「ツール」−「オプション」−「読み取り」−「フォント」
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Wednesday, July 16, 2008

「カブ知恵」発、日経平均は4日ぶり小反発も、TOPIXは4日続落�

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年7月16日発行

http://www.kabutie.co.jp/
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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ 出来高を考慮した翌日のデイトレ用監視銘柄
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 12760.8 6.24 0.05%
TOPIX 1249.28 -3.84 -0.31%
日経JASDAQ 1448 -8.14 -0.56%
J−Stock 1198.15 -25.81 -2.11%
マザーズ 484.93 -6.73 -1.37%
ヘラクレス 806.96 -4.65 -0.57%
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★ 相場概況(主力株)
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16日の日経平均は前日比6.24円高の12760.80円、高値は9時24分の12815.40円、
安値
は10時51分の12671.34円。東証一部の売買代金は2兆1075億円、値上がり銘柄
数は554銘柄、値下がり銘柄数は1059銘柄、変わらずは109銘柄。日経平均は4
日ぶりに小幅反発した。

15日のNYダウは3日続落し、前日比92.65ドル安の10962.54ドルで取引を終
えた。ムーディーズがフレディマックとファニーメイの両社について、銀行財
務格付けを引き下げたことなどで、資金繰りや財務への不安が改めて意識され
た。また、バーナンキFRB議長は、議会証言で、米経済の現状について「重
大な試練に直面している」と認めた。これを受け、NY原油先物相場は5営業
日ぶりに大幅反落。WTI期近の8月物は前日比6.44ドル安の1バレル138.74
ドルで終えた。米景気減速で原油需要が減るとの見方が強まり、急落した。

前場の日経平均は売り方の買戻しが先行し、一時12800円台を回復した。しか
し、追随する動きはなく、前引けにかけ失速した。米国金融、米国先行き景気
に対する不透明感が強い上、アジア各国・各地域の株式市場が全面安となって
いることで、市場センチメントが冷え込んだ。また、円相場が1ドル=104円
台の円高推移となっていることも嫌気された。

後場に入るとアジア各国・各地域の株式市場で、香港、インド株などが上昇に
転じたことや、前場安値を割り込まない底堅さから、徐々に押し目買いと売り
方の買戻しが入った。前日終値付近では売り圧力が強かったが、取り敢えず、
日経平均は4日ぶりに小幅反発した。一方、TOPIXは4日続落した。

東証33業種では、水産・農林、パルプ・紙、食料品、空運、陸運、倉庫・運輸、
金属製品、銀行、その他金融、情報・通信などが値上がりした。一方、鉱業、
その他製品、不動産、卸売、鉄鋼、非鉄金属、建設、石油・石炭製品、保険、
繊維製品、輸送用機器などが値下がりした。

個別では、東証一部の値上がり率トップはベンチャーリンク(9609)、2位は
三協・立山HLDGS(3432)、3位はベルーナ(9997)。一方、値下がり率
トップは真柄建設(1839)、2位はゼクス(8913)、3位は佐鳥電機(7420)。

個別銘柄動向は以下の通り

三協・立山HD(3432)、09年5月期連結業績、最終黒字転換を好感
127円 14円高
15日、09年5月期連結業績予想を発表した。最終黒字転換が好感された。売上
高は3370億円(前期比0.5%増)、営業利益は44億円(同127.0%増)、経常利益は
28億円(同591.9%増)、当期純利益は8億円(前期は26億2300万円の赤字)の見
通し。今期の配当は、中間配当、期末配当とも1株当たり1円50銭を予定。前
期は中間2円、期末1円50銭、年間4円。なお、16日付け日本経済新聞は、「
三協・立山ホールディングス(HD)の川村人志会長は15日の決算発表の席上、
4月に業務提携拡大を発表した日本軽金属(5701)の建材事業子会社である新日
軽との関係について「2年後に経営統合を考えても良いと思っている」と述べ
た。」と報じている。これも買い材料となったとみられる。

タクトホーム(8915)、09年5月期、営業利益段階から四季報予想を上回ったこ
とを好感
21910円 2000円高のストップ高買い気配
15日、09年5月期業績予想を発表した。営業利益段階から四季報予想を上回っ
たことが好感された。売上高は620億円(前期比4.5%減)、営業利益は21億3600
万円(6.0%減)、経常利益は19億900万円(同7.8%減)、当期純利益は10億3900
万円(同1.7%減)の見通し。主力事業である戸建分譲事業においては、期末在
庫等の状況に鑑み47棟減少の2152棟(上半期964棟、下半期1188棟)の供給を予
定している。また建物原価アップ分を売上原価の約70%を占める土地仕入の厳
造化にて吸収し総体的に原価を圧縮、更なる経費削減を実施する等採算重視の
スタンスで臨んでいく。今期の配当金は前期と同額の、1株当たり年2500円(う
ち中間配当1000円)(配当性向57.9‰)を予定している。

サカタのタネ(1377)、09年5月期連結業績予想、大幅最終増益を好感
1565円 133円高
15日、09年5月期連結業績予想を発表した。大幅最終増益が好感された。売上
高は480億円(前期比2.6%増)、営業利益は14億円(同7.4%増)、経常利益は17
億円(同21.0%増)、当期純利益は10億円(同239.0%増)の見通し。欧州は、ブ
ロッコリー中心に野菜種子の好調が収益面でも寄与すると見込まれ、また赤字
であった花事業は再建が進み、収支均衡まで回復する予定。また北米は、パン
ジーの売上の戻りや、委託生産の本社向け輸出等が増加して、増収により収益
も黒字回復を予想している。南米は野菜の準主力商品の売上が引き続き順調で、
韓国も堅調に推移すると見込んでいる。国内の売上のうち卸売事業は、野菜種
子の堅調な動きを背景に、ほぼ前期並みの業績推移を予想。販管費は、内外と
もにやや増加する見込み。今期の配当は、中間決算時の1株につき10円とあわ
せて、前期と同額の1株につき年20円する。

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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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米国の金融不安が根強く、且つ、米国の先行き景気の減速感が強まっている
ため、東京株式市場の上値はどうしても重い。

リスク許容度の著しく低下した外国人投資家の日本株売りが続いていると推
察され、ザラ場中戻りそうで戻れない展開となっている。

米証券取引委員会(SEC)は15日、大手金融機関株について借株の裏付け
なしに空売りすることを禁じる緊急規制を発表したが、少なくとも、現時点
では、この効果に対して懐疑的な見方が大勢で、積極的な買い材料とならな
かった。

だが、米政策当局がなりふり構わず現在の危機を打開しようとしていること
は甘くみるべきではないだろう。

数年後に、現在の試みは瓦解する可能性は低くはないが、少なくとも、現時
点では短期的に悪化に歯止めが掛かる可能性は高いとみるべきと考える。

米大手金融機関の決算発表を無事通過すれば、アク抜け感が広がり、売り方
の買戻しを起爆剤に、相場はいったん戻りに入る展開をメインシナリオに据
えておきたい。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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16日の新興3市場は全面安。東証マザーズ指数は3日続落、大証へラクレス指
数は7日続落し、共に連日で算出来安値を更新した。日経ジャスダック平均は
7日続落した。主要な株価指数は軟調だったが、直近IPO銘柄群や、ネット
・携帯関連の一角は物色された。

個別では、カウボーイ(9971)、イナリサーチ(2176)、テックファーム(36
25)、アセット・マネジャーズHD(2337)、エルクリエイト(3247)、LT
Tバイオファーマ(4566)、アールテック・ウエノ(4573)、精養軒(9734)、
ダブルクリック(4841)、アクセルマーク(3624)、UBIC(2158)、東日
本ハウス(1873)、ディー・ディー・エス(3782)、スパークス・グループ(
8739)などの値上がりが目立つ。

一方、すみや(9939)、キョーエイ産業(1744)、ファンドクリエーション(
3233)、ニューディール(4740)、常磐開発(1782)、ジャパン・ティッシュ
・エンジ(7774)、メデカジャパン(9707)、サイバーステップ(3810)、タ
スコシステム(2709)、ミューチュアル(2773)、クオンツ(6811)、アルゼ
(6425)などの値下がりが目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

アセット・マネジャーズ(2337)、通期連結業績予想修正せずを好感
24000円 3000円高のストップ高買い気配
15日に発表した、09年2月期第1四半期連結業績は、売上高147億円(前年同期
比9.3%減)、営業利益38億700万円(同43.8%減)、経常利益28億4500万円(同56
.3%減)、四半期純利益8億7600万円(同73.1%減)だった。当第1四半期は、
財務の健全性維持を最重要課題と位置づけて、保有する株式や不動産ファンド
の出資持分等の売却及び有利子負債の返済によるバランスシートの圧縮に努め
た。なお、第1四半期は、概ね期初の計画に沿った水準の収益を計上している
として、通期連結業績予想の修正は行なわなかった。この修正せずが好感され
たようだ。

マネースクウェア・ジャパン(8728)、6月の営業収益、前月比18.4%増を好感
60800円 5000円高のストップ高買い気配
15日、6月の月次売上高を発表した。営業収益が前月比18.4%増となったこと
が好感された。6月は、105円台で始まった米ドルは、米金融機関の信用不安
やFRB議長のドル安是正発言、原油高やFOMCでの早期利上げ観測後退等
があったが、1ヶ月を通して103〜108円台でのレンジ相場に終始した。同社に
おいては、5月度と同じく引き続き顧客口座数が順調に伸び、前月より670口
座増え9133口座(前月比7.9%増)となった。営業収益に関しては、5月度に引
き続き1ヶ月を通してボラティリティの低い月ではあったが、新規顧客の増加
等が寄与し、1億3400万円(前月比18.4%増)になった。

メディア工房(3815)、08年8月期第3四半期、2桁増収と大幅最終増益を好感
24500円 2000円高
15日、08年8月期第3四半期連結業績を発表した。2桁増収と大幅最終増益が
好感された。売上高は10億7600万円(前年同四半期比14.5%増)、営業利益は54
00万円(同60.0%減)、経常利益は5300万円(同36.6%減)、四半期純利益は7900
万円(同236.4%増)。コンテンツ事業の制作費用並びに販売費用が増加したた
め営業・経常減益となったが、四半期純利益は株式会社TNK(現商号:株式
会社Y・METHOD)売却に伴う特別利益を計上したことが寄与した。第4
四半期はコンテンツ事業については、携帯電話向けコンテンツの会員数が順調
に増加してきており、引き続き月1本の新規コンテンツの投入を行っていくこ
とから、携帯電話向けコンテンツのさらなる売上増が期待でき、増収増益を見
込んでいる。さらに子会社である株式会社ムービーズや携帯電話販売事業を扱
う株式会社MKコミュニケーションズにおいても第4四半期は黒字を見込んで
いる。通期業績予想は、売上高は16億1900万円(前年同期比20.0%増)、営業利
益は1億6000万円(同10.3%減)、経常利益は1億4700万円(同17.5%増)、当期純
利益は1億4200万円(同321.6%増)を見込んでおり、08年1月11日公表分の業績
予想から変更はない。また、美容関連事業の基礎固めを行うとともに、SEO
を中心とするプロモーション施策提案事業の開始、ニッチコンテンツにこだわ
った動画配信事業の準備を進めるなど来期以降のビジネスの展開に備えて着々
と手を打っている。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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16日のIPOレシオは前日の31.82から急上昇して19.9ポイント高の51.72
となった。上昇は5日ぶり。IPOレシオ5日移動平均線は42.77と、こち
らは7日連続の低下。

IPOレシオが5日移動平均線を一気に上抜け、且つ、5日移動平均線自体
の低下ピッチが鈍った。直近IPO市場が短期的な底入れを果たした可能性
が、今日の急騰で高まったようだ。

20近くの超売られ過ぎゾーンに突入するとみていたが、その手前で、自律反
発狙いの買いが入ってきたようだ。取り敢えず、IPOレシオは6月23日の
104.38付近までの戻りは期待できよう。

だが、5日移動平均線自体が下向きあり、トレンドは下だ。このため、安定
的な上昇のためには、5日移動平均線が上向きに転じることが重要だろう。

一方、3市場売買代金は前日から16億円減少して348億円となった。東証マ
ザーズ指数、大証へラクレス指数が共に連日で算出来安値を更新しても一向
に売買代金が増加してこない。

このレベルを割安で是非仕込みたいという積極的な資金が全く流入してこな
い。これでは、新興市場の地合いは改善しないだろう。

本日は直近IPO銘柄群や、ネット関連の一角に自律反発狙いの買いが入っ
たが、新興全体を取り巻くムードは、非常にジメジメして、蒸し暑く、非常
に居心地の悪い、劣悪な環境と言えよう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ IPO情報
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★ 編集後記
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11日時点の信用評価損益率が5週連続で悪化して、マイナス16.27%となり
ました。TOPIXは今週に入っても続落中です。信用買い方の評価損は一
段と広がっていることでしょう。東証1部の時価総額も399兆8903億円と、
400兆円を割り込んでしまいました。400兆円割れは、4月1日の396兆9036
億円以来です。米国発の金融不安で、わが国の国富もずいぶんと減ってしま
いました。

(藤井英敏)

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Tuesday, July 15, 2008

「カブ知恵」発、米国金融不安根強く、日経平均は3日続落で、13000円割れ�

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年7月15日発行

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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ 出来高を考慮した翌日のデイトレ用監視銘柄
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 12754.56 -255.6 -1.96%
TOPIX 1253.12 -27.6 -2.16%
日経JASDAQ 1456.14 -10.75 -0.73%
J−Stock 1223.96 -25.44 -2.04%
マザーズ 491.66 -24.15 -4.68%
ヘラクレス 811.61 -23.53 -2.82%
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★ 相場概況(主力株)
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15日の日経平均は前日比255.60円安の12754.56円。高値は始値の12902.13円、
安値は14時15分の12715.81円。東証一部の売買代金は1兆9885億円、値上がり
銘柄数は409銘柄、値下がり銘柄数は1220銘柄、変わらずは95銘柄だった。日
経平均は3日続落した。本日の下落で、3月安値11691.00円から6月高値1460
1.27円までの上げ幅の61.8%押しの12802.72円を割り込んだ。

14日のNYダウは前週末比45.35ドル安の11055.19ドルで取引を終えた。資金
繰り悪化の観測が強まったナショナル・シティなど、地域金融機関の下落が嫌
気された。

前場の東京株式市場では、米国株が金融不安で下落したことに加え、「国内3
メガバンクが保有する米政府機関債が2008年3月末時点で約4兆7000億円に上
ることが14日、明らかになった。」と報じられたことも悪材料視された。また、
ファニーメイ、フレディマックへの支援による米国の財政悪化懸念や、米国先
行き景気の不透明感の強まりを背景に、為替市場で、1ドル=105円台の円高傾
向になったことも嫌気された。さらに、アジア各国・各地域の株式市場が全面
安商状となっていることも、投資家のセンチメントを冷やした。

後場に入っても悪地合いは継続した。アジア各国・各地域の株式市場の下落、
円相場の上昇、Globexでの米株価指数先物の軟調推移などが引き続き嫌気され
た。また、今週から本格化する米金融機関の決算内容と見通しを見極めたいと
のムードが強く、買い手控え気分が強かった。なお、主な決算予定は、16日の
ウェルズファーゴ、17日のJPモルガン、メリルリンチ、18日のシティグルー
プ、21日のバンカメ、22日のワコビアなど。

東証33業種では、パルプ・紙、鉱業の2業種が値上がりした。一方、その他金
融、証券、商品先物、銀行、不動産、海運、保険、ガラス・土石、精密機械、
電気機器、輸送用機器、非鉄金属、機械、鉄鋼、石油。石炭製品、建設などが
値下がりした。

個別では、東証一部の値上がり率トップは真柄建設(1839)、2位はピーエス
三菱(1871)、3位は山水電気(6793)。一方、値下がり率トップはオプテッ
クス(6914)、2位は山下医科器械(3022)、3位はゼクス(8913)

個別銘柄動向は以下の通り

日本マタイ(8042)、米国で肥料価格急騰が買い手掛かり
206円 19円高
13日、「米国で肥料価格が急騰している。カリウムなど鉱物系肥料の平均価格
は昨年に比べ約2倍に上昇した。鉱山開発の遅れで生産が需要増に追いつかな
いうえ、中国やインドとの争奪戦が激しくなっているためで、一段の食料高を
招く一因となる可能性がある。」と一部報じられた。これが肥料、飼料、精米、
農産物等の袋を手掛ける同社への買い手掛かりになったと観測される。なお、
同社は、肥料袋分野では、ポリエチレン重包装袋のトップメーカーとして、合
成樹脂の包装用に、いち早くクラフト紙袋からリサイクル性の高い樹脂袋(プ
ラスチックフィルム)への切り替えを行い、市場展開を行ってきた。日本にお
いては合成樹脂用の樹脂袋の普及率は低く、まだ市場全体の 10%程度だが、
環境問題などへの取り組みがスピーディな欧米ではリサイクルしやすい樹脂袋
が広く普及しているという。

共立(6313)、08年11月期連結業績の上方修正を好感
268円 18円高
14日、08年11月期連結業績の上方修正を発表した。これが好感された。売上高
は従来の735億円を725億円に引き下げ、営業利益は同28億円を据え置いたが、
経常利益は同22億円を27億円へ、当期純利益は同10億円を13億円へ、それぞれ
引き上げた。08年1月11日に発表した業績予想の前提となった為替相場より円
高ドル安に推移すると予想されることや、北米の景気減速の影響などにより売
上高は減少するものと見込まれるが、売上原価や販売管理費が減少して当初の
業績予想と同程度の営業利益となる見込みであり、更に、為替差損や米国にお
ける支払利息が減少すると見込まれるため、経常利益及び当期純利益は増加す
ると予想している。

松井証券(8628)、日経平均採用が買い材料
639円 22円高
14日、日本経済新聞社と日本経済新聞デジタルメディアは、三菱UFJフィナ
ンシャル・グループによる完全子会社化で三菱UFJニコス(8583)が上場廃止
となるため、新たに日経平均には松井証券を補充する。松井証券のみなし額面
は50円で、銘柄の入れ替えは28日に実施する。これが買い材料になった。

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若林栄四のプロフィール

1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行
シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店為替課長
を経て、85年よりニューヨーク支店次長。1987年、勧角証券(アメリカ)執行
副社長。1996年末退職。歴史観に裏づけされた洞察力から生み出される、内外
金融市場全般に亘る鋭い相場大局観及び問題の本質を把握し明確に語りきる同
氏の姿勢は、日本国内に限らず海外のプロフェッショナル・機関投資家・ファ
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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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米国の金融不安の余波で日経平均は3日続落した。アジア各国・各地域の株
式も全面安となり、市場センチメントを悪化させた。

東証一部の年初来安値銘柄数は149銘柄と、3日の116銘柄を上回って今年
度に入り最多を記録した。非常に暗い雰囲気で、明るい話題を探すのに苦労
する状況だ。

米国株式市場が、金融セクター中心に下落しているため、金融機関のヘッジ
ファンド等からの資金の引き揚げや、ファンドへの追加の証拠金指し入れ不
履行で、ファンドの破綻や閉鎖のニュースが相次いでいる。

この手の解約に伴う換金売りが断続的に出ていると推察される。この売りが
止まるまでは、東京株式市場の需給は悪い状況が続く見通しだ。

しかし、ファニーメイやフレディマックへの対処療法は既に米政策当局が発
表した。このため相場観としては、今後、米金融機関の決算を無事通過すれ
ばアク抜け感が広がり、目先の底入れを果たすとみている。

確かに、今回の米当局の対応は場当たり的であり、問題の本質を解決するも
のではない。

なぜなら、今回の危機の根本的な理由である、住宅市場の下落が止まってい
ないからだ。この下落が止まらない限り、危機の火種は燻り続ける公算が大
きい。売るべき人が売って、買いたいと思う人が多くなるような価格に下が
らない限り、底打ちはない。現状、一体それがいつなのかというのが見えな
いから、市場は不安を増幅させているのだ。

なお、今回の米金融機関に決算で、損失の拡大ピッチが鈍る見通しが示され
れば、市場は短期的に落ち着きを取り戻す可能性は高いとみている。

民間金融機関は、政府系金融機関と違い、昨年夏から痛みを伴いながら早め
に不動産証券化関連から撤退しているからだ。また、資産売却も進め、同時
に、自助努力で資本増強を行ってきている。このため、いったんは、収益・
財務両面で悪化に歯止めが掛かる可能性は高いと考える。

日本株については、米国金融の混乱を背景に、リスク許容度の著しく低下し
た外国人投資家の売り下落した側面が強い。このため、米株が下げ止まり、
ポジション調整が一巡するなら、一転、買戻しに動く可能性は高いとみてい
る。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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15日の新興3市場は全面安。東証マザーズ指数、大証へラクレス指数は共に連
日で算出来安値を更新した。東証マザーズ指数は心理的節目の500ポイントを
割り込み、2日続落、大証へラクレス指数は6日続落、日経ジャスダック平均
も6日続落した。

個別では、すみや(9939)、ニューディール(4740)、クオンツ(6811)、ア
ルク(2496)、BBH(3719)、セレスポ(9625)、日本出版貿易(8072)、
アイル(3854)、オメガプロジェクトHD(6819)、ジー・エフグループ(37
51)、プラネックスコミュニケ(6784)、ネクサス(2799)などの値上がりが
目立つ。

一方、日本ライトオン(2703)、新コスモス電機(6824)、グッドマン(7535
)、サダマツ(2736)、ブロードメディア(4347)、アプリックス(3727)、
アマガサ(3070)、アジア・メディア・カンパニー(2149)、リビングコーポ
レーション(8998)、ユナイテッドテクノロジーHD(2146)、ライフステー
ジ(8991)などの値下がりが目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

アルク(2496)、08年5月期の配当の増額修正を好感
16400円 2000円高のストップ高買い気配
15日11時、増配を発表した。これが好感された。08年1月17日に発表した「平
成20年5月期 中間決算短信」に記載した、普通配当予想を162円00銭から200
円00銭に増額修正すると共に、上場初年度における株主に対して利益還元を実
施できなかったことを鑑みて、上場記念の特別配当100円00銭を加算し、08年
5月期の配当の予想を普通配当および特別配当の合計額300円00銭として増額
修正した

GFG(3751)、赤帽との提携が買い材料
20100円 2000円高のストップ高
15日、「ジー・エフと全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会(東京都千代田区、
小林則夫会長)は、企業の製品リコール(無料の回収・修理)支援で提携する。
消費者への告知から製品回収まで一括して請け負うことで、対応の迅速化と顧
客企業の対策コスト削減につなげる。重大事故の国への報告を義務づけた07年
の改正消費生活用製品安全法(消安法)施行を機に製品リコール支援で需要が見
込まれると判断。8月にサービスを開始する。」と一部報じられた。これが買
い材料視された。なお、会社側は15日12時52分、「当社の戦略上、他社との業
務提携を含め、あらゆる可能性を検討していることは事実です。本件に関連し
て、今後、赤帽との提携が具体化され開示すべき事実が新たに生じた場合には、
速やかに公表してまいります。」とコメントした。

アウンコンサル(2459)、09年5月期通期連結業績予想、四季報予想を上回り好
感される
64000円 3100円高
14日に発表した、09年5月期通期連結業績予想は、売上高50億6300万円(前期
比0.6%減)、営業利益6億300万円(同2.7%減)、経常利益6億400万円(同5.3
%減)、当期純利益3億4900万円(同8.6%減)の見通し。営業利益は減益ながら、
最新四季報予想の5億6000万円を大幅に上回っており、これが好感された。09
年5月期は、引き続き市場の成長が見込まれる検索エンジンマーケティング(
SEM)事業において、サービス品質の向上とクライアントニーズに応じたサ
ービスラインナップの拡大に努めていく。また、検索エンジンマーケティング
(SEM)事業以外の新規事業の開発も積極的に進め、事業の拡大を推進してい
く。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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IPOレシオは前日の37.50から5.68ポイント低下して31.82となった。低
下は4日連続。IPOレシオ5日移動平均線は44.78と、こちらは6日連続
の低下。

IPOレシオが5日移動平均線を下回り、且つ、5日移動平均線が下向きの
ため、直近IPO市場は調整中と認識している。当面は、極度の売られ過ぎ
ゾーンの20台に突入する公算が大きいと考える。

また、仮に、そのような売られ過ぎゾーンに入ったとしても、新興市場全体
の人気が回復しない限り、強烈なリバウンドの発生は期待薄とみている。

一方、3市場売買代金は前日から65億円増加して364億円となった。増加し
たとは言え、金額的には非常に小額だ。

日経ジャスダック平均は6日続落した。東証マザーズ指数は続落し、大証ヘ
ラクレス指数は6日続落し、両指数は共に連日で算出来安値を更新した。

マザーズ指数の終値は前日比24.15ポイント安の491.66ポイントと、算出基
準となる1000ポイントの半値の500ポイントを初めて割り込んだ。

主要な指数がここまで下がっても、一向に、これを割安とみた買いが入って
こない様子が窺える。個人投資家の新興市場への関心が限りなくゼロに逓減
していることが最大の要因だろう。

そして、この傾向は、余程大きなイベントが発生しない限り継続する公算だ。

流動性リスクの高い市場のPERは、流動性のリスクの低い市場に対して、
低いのは当然だ。このため、現状のような売買代金で推移する限り、仮に、
新興銘柄の業績が変わらなくても、許容PERの低下により、主要な株価指
数の地盤沈下は続くだろう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 編集後記
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米国の金融不安は一向に収まりませんね。でも、個人的には応急処置、場当
たり的な対応でもファニーメイ、フレディマックはつぶさないという米当局
の追認が確認できた意義は大きいと思っています。あとは、投資銀行の決算
を無事通過すれば、取り敢えず、世界の株式市場は落ち着きを取り戻すとみ
ています。ですが、原油高が解消しないと、世界の株式市場の上値も重いの
でしょうね。

(藤井英敏)

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Monday, July 14, 2008

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★ 目次
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ 出来高を考慮した翌日のデイトレ用監視銘柄
★ IPO情報
★ 編集後記

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★ 各種株価指数の状況
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
日経225 13010.16 -29.53 -0.23%
TOPIX 1280.72 -5.19 -0.4%
日経JASDAQ 1466.89 -2.08 -0.14%
J−Stock 1249.4 -23.84 -1.87%
マザーズ 515.81 -1.72 -0.33%
ヘラクレス 835.14 -13.98 -1.65%
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★ 相場概況(主力株)
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14日の日経平均は前週末比29.53円安の13010.16円、高値は前引け値の13185.9
0円、安値は13時48分の12969.93円。東証一部の売買代金は2兆998億円、値上
がり銘柄数は653銘柄、値下がり銘柄数は938銘柄、変わらずは132銘柄だった。
日経平均は小幅ながら3日ぶりに反落した。

週末11日のNYダウは前日比128.48ドル安の11100.54ドルで取引を終えた。政府
系金融機関を中心とした金融不安や原油高が売り材料となった。また、NY原油
先物相場は騰勢を強め、一時は初の1バレル147ドルまで上昇したことも嫌気さ
れた。

なお、FRBは13日、ファニーメイとフレディマックに対し、傘下のニューヨ
ーク連邦準備銀行が、資金を供給することを許可すると発表した。さらに、米
財務省は13日、ファニーとフレディに対する与信枠を拡大する提案をし、必要
に応じてファニーメイとフレディマックの株式の取得を可能にする計画を提案
したとも報じられた。

前場の東京株式市場では、ファニーメイとフレディマックへの具体的な対策が
発表・報道されたことで、これを好感した買いが優勢となった。また、Globex
で、米国株価指数先物が堅調に推移しており、週明けの米国株式市場が上昇す
ることへの期待も高まった。

しかし、後場に入ると、米国当局の支援策の実効性と市場の反応を見極めたい
とのムードが強まった。また、上値の重さを嫌気した手仕舞い売りも断続的に
出て、前場146円高だった日経平均はマイナスに転じて取引を終えた。

東証33業種では、鉄鋼、その他金融、機械、その他製品、建設、卸売、非鉄金
属、精密機械、金属製品、陸運、証券、商品先物、食料品などが値上がりした。
一方、医薬品、海運、電気・ガス、輸送用機器、情報・通信、パルプ・紙、ゴ
ム製品、銀行、化学、鉱業などが値下がりした。

個別では、東証一部の値上がり率トップは大東紡績(3202)、2位はコープケ
ミカル(4003)、3位はコーナン商事(7516)。一方、値下がり率トップは真
柄建設(1839)、2位は山水電気(6793)、3位はフィデック(8423)。

個別銘柄動向は以下の通り

コープケミカル(4003)、米国で肥料価格急騰が買い手掛かり
372円 51円高
13日、「米国で肥料価格が急騰している。カリウムなど鉱物系肥料の平均価格
は昨年に比べ約2倍に上昇した。鉱山開発の遅れで生産が需要増に追いつかな
いうえ、中国やインドとの争奪戦が激しくなっているためで、一段の食料高を
招く一因となる可能性がある。」と一部報じられた。これが買い手掛かりにな
ったと観測される。

コーナン商事(7516)、三菱UFJの株価判断「1」への引き上げが買い手掛か

1540円 137円高
三菱UFJ証券は、同社が「量」から「質」へ、経営姿勢に明確な変化が感じ
取れる決算内容になったとして、株価判断を従来の「2」から「1」へ引き上
げ、目標株価1800円とした。三菱UFJ証券の09年2月期予想を、売上高2866
.52億円、経常利益96.00億円と会社計画並みに上方修正したという。売上高の
会社計画達成は厳しいとの見方は据え置くが、粗利益率改善策が、従来の三菱
UFJ証券予想以上に効果をあげていることが確認できたという。

近畿車(7122)、米国子会社KILLCの軽量電車の受注が買い材料
476円 37円高
11日、米国子会社KILLCが、ダラス交通局(DART)からLRV(軽量電
車)25編成(追加23編成のオプション付)の受注が内定したと発表した。これが
買い材料になった。48編成の総額は2.9億ドルで、KILLCが主契約者とな
り、同社本社工場(東大阪市)で車体と台車を製作し、KILLCが電気品やブ
レーキ品など主要機器・部品を米国内で調達し、現地で車両の最終組み立てを
行う。48編成の車体と台車の船積みは、09年後半から10年中頃にかけて行う予
定。同社はこれまでDART向けに2両編成(A+B車体)のLRVを115編成
納入し、現在それらの車両を3両編成(A+C+B車体)に増備するため、低床
式中間車115車体を製作、納入中だがが、今回新たに3両編成のLRV48編成(
144車体)の入札が行われ、受注が内定した。

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若林栄四のプロフィール

1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行
シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店為替課長
を経て、85年よりニューヨーク支店次長。1987年、勧角証券(アメリカ)執行
副社長。1996年末退職。歴史観に裏づけされた洞察力から生み出される、内外
金融市場全般に亘る鋭い相場大局観及び問題の本質を把握し明確に語りきる同
氏の姿勢は、日本国内に限らず海外のプロフェッショナル・機関投資家・ファ
ンド・マネジャーの間でも注目されている。

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(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ
金融商品取引業者 登録番号 関東財務局長(金商)第1698号
社団法人日本証券投資顧問業協会 会員番号012-02024
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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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米国当局が、ここ最近のファニーメイとフレディマックの金融市場の信用低
下に慌てて、対応策を打ち出す。市場はこの対応への期待と不安が錯綜して
いる。今晩の米国株式市場が、対応発表を受け、どのように動くかも明日以
降の東京株式市場の動向に大きく作用するだろう。

相場観としては、今回の対策はやや長めのスパンでみれば期待外れに終わり、
市場はもう一段の踏み込んだ対策を催促する公算が大きいとみている。

こんなんじゃ足りない、もっと、もっとと要求をエスカレートさせるだろう。
住宅市場が下げ止まらない限り、両社が必要とする資本は増加していくから
だ。

なお、米住宅バブルが崩壊した場合、ファニーメイやフレディマックの経営
がおかしくなるであろうことは、前FRB議長のグリーンスパンやスノー前
財務長官などが以前から指摘していたことだ。

また、市場は、両社は完全な民間企業であり、エージェンシー債と呼んでは
いるが、実は政府保証が付いていないということも認識していた。古くて新
しい問題。それが今回のファニー・マック問題と言えよう。

市場は、不安だ、不安だ、大変だと、言ってはいるが、腹の底では、結局、
両社は大きくてつぶせないと見透かしている。

わが国でも、ゼネコン、不動産等への巨額な債権を放棄した結果、銀行の体
力が枯渇すると、金利をただ同然にして国民が本来得る金利所得を銀行に強
制的に差し出させると同時に、税金を使って銀行の発行する優先株などを購
入し資本を増強した。このようなスキームが米国でも実行されるのだろう。

なお、このスキームが実行されるなら、株式市場は短期的な底を入れる見通
しだ。原油高の問題があるため、本格的な上昇相場到来は、原油価格問題が
解決するまで待たねばならない。

だが、少なくとも、米国金融不安を震源とした株安は、この手のモラルハザ
ード万歳的なスキームの実施と米金融機関の決算発表で、ひとまず終息する
とみている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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14日の新興3市場は全面安。日経ジャスダック平均と大証へラクレス指数は5
日続落、東証マザーズ指数は反落した。

個別では、アジア・メディア・カンパニ(2149)、サダマツ(2736)、イチヤ
(9968)、A.Cホールディングス(1783)、新コスモス電機(6824)、中小
企業信用(8489)、アルデプロ(8925)、テクノアルファ(3089)、ゼンテッ
ク・テクノロジー(4296)、プラネックスコミュニケ(6784)、SBIフュー
チャーズ(8735)、城南進学研究社(4720)、エーティーエルシステムズ(46
63)などの値上がりが目立つ。

一方、ニューディール(4740)、ローツェ(6323)、ヒューネット(8836)、
日本出版貿易(8072)、アセット・マネジャーズHD(2337)、セキュアヴェ
イル(3042)、アエリア(3758)、ユナイテッドテクノロジーHD(2146)、
ダブルクリック(4841)、ベルパーク(8441)などの値下がりが目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

サダマツ(2736)、第3四半期連結業績、営業損益段階からの黒字転換を好感
117円 30円高のストップ高買い気配
11日、08年8月期第3四半期連結業績を発表した。営業損益段階からの黒字転
換が好感された。売上高は63億1800万円となり、前年同期と比較して10.1%の
増加。販売費及び一般管理費は33億8500万円(前年同期比2億5200万円減少)、
営業利益は1億600万円(前期同期は営業損失7800万円)、経常利益は6800万円(
同経常損失1億100万円)、純利益は9700万円(同、純損失3億7500万円)。小売
部門に関しては、地方型中小商圏での店舗の売上が低迷する中、新規出店を含
めた都市型広域商圏の店舗における売上がこれらを補填する形で増加しており、
小売部門全体としては概ね順調に推移している。また、ベトナム生産の活性化
による製品段階での粗利率は向上している。卸販売部門である国内関連会社SP
Aパートナーズは、業績不振のため当中間期に行った事業規模の縮小に伴い売
上規模の大幅縮小となったものの、同時に在庫ならびに販売管理費において発
生しうる大きなリスクも回避されているため、連結業績においてマイナスの影
響は縮小している。なお、通期連結業績予想は従来予想を据え置いた。

テクノアルファ(3089)、期末の配当予想を1株あたり4000円に増配を好感
221000円 30000円高のストップ高買い気配
14日12時10分、期末の配当予想を1株あたり4000円(普通配当3000円及び創立
20周年記念配当1000円に増配すると発表した。従来予想は3000円。同時に、08
年11月期中間決算を発表した。売上高は15億9400万円(前年同期比26.2%増)、
営業利益は1億7100万円(同64.3%増)、経常利益は1億8600万円(同64.0%増)、
当期純利益は1億800万円(同80.9%増)。前事業年度に引き続き、主にハイブ
リッド車の生産の増大に伴うパワー半導体の使用量の増加により、主力取扱商
品である半導体製造装置の旺盛な需要に支えられ、好調な業績をあげた。通期
においては、当中間期までの環境が引き続き維持されていくものと予想され、
特に主力の半導体製造装置、その他機器及び救命艇等の受注が好調に進捗して
いる。また、同社は多くの商品を海外から輸入し、販売しているが、為替の動
向については、当初の計画レートよりは円高で推移しており、仕入価格を低減
させている。通期業績予想は、売上高は33億3600万円(前期比17.0%増)、営業
利益は3億500万円(同3.2%増)、経常利益は3億2500万円(同7.4%増)、当期
純利益は1億8800万円(同6.4%増)を予想している。

プライムワークス(3627)、09年2月期第1四半期、好業績を好感
436000円 50000円高のストップ高買い気配
11日に発表した09年2月期第1四半期業績は、売上高7億7700万円(前期は第
3四半期より四半期財務諸表を作成している)、営業利益2億2400万円、経常
利益1億9900万円、四半期純利益1億1700万円だった。足元の好業績が確認で
き、これを好感した買いが殺到し、本日は値付かず。ソフトバンクモバイル向
け「きせかえアレンジ」サイト開設等、配信チャネルの増強と配信タイトルの
拡充を図ると共に、携帯端末メーカー向けコンテンツ制作事業の拡大に取り組
んだ。また、携帯コミック向けASPサービスを始めとした「電子ブック」ソ
リューションの強化に努めた。WEBサイト構築・運営等のWEBインテグレ
ーションに加え、アクセス解析やSEO・SEM等のWEBマーケティングを
含めた総合的なソリューションを提供する「ラップソリューション」への取り
組みに努めた結果、WEBマーケティングに関する受注が増加し、堅調に推移
した。通期業績は、売上高30億3300万円(前期比34.6%増)、営業利益3億8000
万円(同20.2%増)、経常利益3億4900万円(同12.7%増)、当期純利益2億900
万円(同15.7%増)を見込んでいるが、今回は修正しなかった。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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IPOレシオは前週末の41.94から4.44ポイント低下して37.50となった。
低下は3日連続。IPOレシオ5日移動平均線は48.75と、こちらは5日連
続の低下。

IPOレシオが5日移動平均線を下回り、且つ、5日移動平均線自体が下向
きのため、直近IPO市場は調整が続いていると認識している。

今後は、超売られ過ぎゾーンの20台に突入する可能性が高いと考える。少な
くとも、IPOレシオが5日移動平均線を上抜けるまでは、直近IPO市場
の底値模索は継続しよう。

一方、3市場売買代金は前週末から22億円減少して299億円となった。遂に
300億円すら下回った。ジャスダックの売買代金は概算で107億円と、03年
3月31日の100億円以来、約5年3カ月半ぶりの低水準となった。完全に流
動性が枯渇した。

また、主要な株価指数も軟調だ。ヘラクレス指数は連日で算出来安値を更新
し、東証マザーズ指数も算出来安値を更新して取引を終えた。

ここまで相場水準が下がっても一向に資金が流入してこない。個人投資家が
新興市場に対して全く興味を示さず、物色対象としていないことで、このよ
うな指数軟調・流動性枯渇が継続しているとみている。

そして、今後、余程のイベントが発生ない限り、この傾向は継続する公算が
大きいと考える。それまでは、新興市場は底値圏で、いわゆる、底練り相場
を続けるだろう。誰にも注目されることなく、ひっそりと。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ IPO情報
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IPOスケジュールはこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.kabutie.co.jp/ipo/ipo.html
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★ 編集後記
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米当局の動きが慌ただしくなりました。ポールソン米財務長官は13日、ファ
ニーメイとフレディマックについて、必要なら、政府が両社の株式を引き受
け、公的資金注入により住宅市場で重要な役割を持つ両社を救済すると発表
し、FRBは両社に対する公定歩合での融資制度を設定しました。13日付の英
日曜紙サンデー・タイムズは、財務省が両社の株式買い取りのため最大150
億ドルの公的資金注入を検討していると報じています。これらが、朝方寄り
付き前後に市場に伝わったため、本日の東京株式市場は比較的落ち着いた動
きになりました。でも、150億ドルで足りるんですかね。もうひとこえしても
らいたいなぁというのが率直な印象です。

(藤井英敏)

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