Friday, September 12, 2008

「カブ知恵」発、SQは幻のSQ値に、しかし、日経は4日ぶりに反発�

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年9月12日発行

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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 12214.76 112.26 0.93%
TOPIX 1177.2 14.48 1.25%
日経JASDAQ 1332.76 1.23 0.09%
J−Stock 1196.3 -15.81 -1.3%
マザーズ 437.16 12.93 3.05%
ヘラクレス 700.19 8.65 1.25%
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★ 相場概況(主力株)
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12日の日経平均は前日比112.26円高の12214.76円、高値は9時8分の12277.57
円、安値は13時9分の12059.09円。東証一部の売買代金は2兆9746億円、値上
がり銘柄数は1205銘柄、値下がり銘柄数は434銘柄、変わらずは81銘柄だった。
SQ絡みの売買は225型で5791億円、TOPIX型で2065億円、合計7856億円と推計
されている。

寄り付き前に発表された4-6月期のGDP改定値は、実質で前期比0.7%減と、
8月13日に発表した速報値0.6%減から下方修正された。年率換算では3.0%減
と、速報値2.4%減から下方修正された。需要項目別では、民間設備投資が前
期比0.5%減(速報値は0.2%減)、個人消費が0.5%減(同0.5%減)、住宅投
資は3.5%減(同3.4%減)。なお、GDPの下方修正は事前に予想されており、
株式市場への影響は限定的だった。

11日のNYダウは前日比164.79ドル高の11433.71ドルで取引を終えた。原油安
が好感された。一方、リーマンが約4割下落するなど証券株は軟調だった。

本日はメジャーSQだった。日経225のSQ値12295.55円(当社推計)。結局、
ザラ場高値は12277.57円で、「幻のSQ」となった。3連休を控え積極的な売
買は手控えられた。

だが、日経平均は昨日まで3日続落し、3日間で521.96円下落していた。この
ため、売り方の買戻しは入り易かった。物色面では、経営難のーマン・ブラザ
ーズの身売り観測を背景に、大手銀行株などが賑わった。

東証33業種では、その他金融、銀行、海運、不動産、鉄鋼、機械、建設、卸売、
鉱業、非鉄金属、石油・石炭製品、倉庫・運輸、繊維製品、金属製品、空運、
保険、陸運などが値上がりした。一方、パルプ・紙、電気・ガス、精密機械、
輸送用機器、食料品の5業種が値下がりした。

個別では、東証一部の値上がり率トップはロプロ(8577)、2位はシーズクリ
エイト(8921)、3位は山水電気(6793)。一方、値下がり率トップは創建ホ
ームズ(8911)、2位はジョイント・コーポレーション(8874)、3位は淺沼
組(1852)。

個別銘柄動向は以下の通り

アイフル(8515)、野村のポジティブレポートが買い手掛かり
911円 98円高
 野村證券は、同社のレーティングは未付与ながら、ポジティブなレポートを
リリースしたそうだ。これが買い手掛かりになったと観測される。同社株は、
資金繰りに対する不安説を背景に下落基調が続いてきたが、9月5日のアナリ
スト説明会で福田社長自らが資金繰りに問題がないことを説明し、市場の不安
心理は後退しつつあると思われるという。今後の注目点は、同社の資金繰りか
ら業績見通しに移っていくとみているそうだ。短期的には、利息返還の動向が
焦点とみられるそうだ。足下で利息返還請求が高止まっており、今後もこの傾
向が継続すれば、09年3月期に引当金の積み増しの可能性は否定できないそう
だ。ただ、消費者金融業界を巡る環境が激変する中で、多重債務者など利息返
還を請求する潜在的な顧客数は減少しており、これを踏まえれば、同社の財務
体質に影響する規模での引当を実施するとは考え難いという。

ノーリツ(5943)、スティールの買収提案が買い材料
1072円 100円高のストップ高
 12日付け日本経済新聞は、「米投資ファンドのスティール・パートナーズは
11日、発行済み株式の約18.7%を保有するガス給湯器大手のノーリツに対して
買収提案をしたと発表した。TOB(株式公開買い付け)で株式の過半数以上を
取得した上で、経営陣を刷新し、企業価値を高めていく計画だという。」、「
このままでは企業価値がさらに低下するとして、ノーリツの取締役会に対して
19日までに回答するよう求めている。」、「ノーリツ株の11日の終値は972円。
TOBに踏み切る場合の価格は、約5.5%の上乗せ幅(プレミアム)を乗せた102
5円とする。」と報じた。これが買い材料になった。

大林組(1802)、JPの新規「Overweight」、目標株価600円が買い手掛かり
541円 45円高
 JPモルガン証券は、大林組「Overweight」目標株価600円、大成建設(1801
)「Neutral」同300円、清水建設(1803)「Underweight」同400円、鹿島(1812)
「Underweight」同270円で大手ゼネコン4社のカバレッジを開始したそうだ。
これが買い手掛かりになったと観測される。建設セクターに対するスタンスは
「中立」だという。東京スカイツリー(08年発注)、大阪駅・北ヤード(09年発
注)など大型プロジェクトの発注効果で、大林組の今後1−2年の受注は横ば
いか緩やかな増加をJPは予想しているという。加えて、足元での受注時採算
改善、低採算工事の減少で今期営業利益は前期比24%増、来期は同27%増で2期
連続2桁増益になるとJPモルガンでは予想しているもよう。また、前期末の
自己資本は住友不動産を上回る4775億円、D/Eレシオも0.7倍で大手ゼネコンで
は最も財務安定度が高いそうだ。改善する収益モメンタム、高い財務安定度、
4社で最も割安なPBR(0.7 倍、09年3月期JPモルガン予想ベース)から「Ove
rweight」としたそうだ。

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若林栄四のプロフィール

1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行
シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店為替課長
を経て、85年よりニューヨーク支店次長。1987年、勧角証券(アメリカ)執行
副社長。1996年末退職。歴史観に裏づけされた洞察力から生み出される、内外
金融市場全般に亘る鋭い相場大局観及び問題の本質を把握し明確に語りきる同
氏の姿勢は、日本国内に限らず海外のプロフェッショナル・機関投資家・ファ
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として作成されておりますが、元本を保証するものではありません。投資の最
終判断はご自身の責任で行うようお願い申し上げます。

(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ
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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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米国の金融不安が根強く、これが残る限り、東京株式市場の上値は抑制され
るだろう。現在、市場の関心はリーマン・ブラザーズに集中している。しか
し、リーマン問題が片付いても、次の金融機関の名前が挙がってくる公算が
大きい。

今回、リーマンは自助努力で資本を増強できないことが、市場に不安を与え
た。今後、他の金融機関の株価も急落した場合、同様に自助努力で資本増強
を出来ない可能性がある。

パッチワークでなく、過去の日本の例にならって、米政策当局が包括的な金
融機関の救済スキームを示す必要があるだろう。それまでは、現状のような
個別対応では、米国の金融システムへの不安を完全に拭い去ることは不可能
だろう。

なお、今回の金融危機の抜本的な原因は米住宅市場の下落だ。この下落が止
まらない限り、欧米金融機関の損失計上リスクは低下することはない。だが、
現時点において、下げ止まりの兆しはみえていない。それ故、火種は当分残
るとみておくに越したことはないだろう。

このため、日米共にスカッとした上昇は想定し難い。日経平均の想定レンジ
は11500円〜12700円程度。イメージとしてはじり安相場だ。

配当利回り等が下支えするが、世界的な景気減速と米金融不安を背景に、投
資家のリスクアセット処分の動きが継続するとみている。この結果、日本株
も売られるとみる。そして、売り主体は外国人と、損失拡大に業を煮やした
信用個人と考える。一方、買い手は信託銀行経由の年金と予想する。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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12日の新興3市場は全面高。日経ジャスダック平均は一時1330.47円と年初来
安値を更新したが、4日ぶりに反発した。大証ヘラクレス指数も4日ぶりに反
発した。そして、東証マザーズ指数は2日ぶりの反発。

個別では、クオンツ(6811)、ウエストホールディンス(1407)、プラコー(
6347)、ニューディール(4740)、NFKホールディングス(6494)、グッド
マン(7535)、トリケミカル(4369)、ネクストジャパンHLDGS(2409)、
ミホウジャパン(2880)、モック(2363)、インデックスHLDGS(4835)、
ACCESS(4813)、ディーバ(3836)、ニッシン債権回収(8426)、アド
バンテッジリスクマネ(8769)などの値上がりが目立つ。

一方、ビービネット(2318)、ヒューネット(8836)、クロニクル(9822)、
ジーエヌアイ(2160)、旭ホームズ(1913)、ミマキエンジニアリング(6638
)、ピーエイ(4766)、エルクリエイト(3247)、アイサンテクノロジー(46
67)、スリープログループ(2375)、新日本建物(8893)、セイクレスト(89
00)、エイジア(2352)、ナノ・メディア(3783)などの値下がりが目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

トリケミカル(4369)、中間期末の順調なラップ確認を好感
440円 70円高
 12日11時、09年1月期連結業績予想を発表した。売上高は37億9000万円(前
期比5.2%増)、営業利益は7億4000万円(同7.8%増)、経常利益は7億3000万
円(同16.2%増)、当期純利益は4億4000万円(同19.0%増)の見通し。中間期末
段階での進捗率は、売上高は49.9%、営業利益は50.2%、経常利益は53.2%、
当期純利益は52.7%。主要な販売先である半導体業界において、特にDRAMをは
じめとするメモリの分野において、使用量の増加を上回る価格の下落により、
収益性の悪化傾向が次第に強くなっていた。市場はこれに関して相当な警戒感
を持っていたが、中間期末の順調なラップが確認でき、これが好感されたよう
だ。

サイバーエージェント(4751)、JPの「Overweight」への引き上げが買い手掛
かり
92700円 6900円高
 JPモルガン証券は、同社の投資判断を従来の「Neutral」から「Overweigh
t」に引き上げ、目標株価は同142000円を120000円に引き下げたそうだ。投資
判断の引き上げが買い手掛かりになったと観測される。市場コンセンサスを下
回る水準の08年9月期会社計画の上方修正が発表されて以来、株価は下落して
いるという。悪材料は既に株価に織り込み済みであると考え、今後は中長期的
な成長力の高まりを評価する局面に転じるとみているそうだ。課金モデルなど
新たな収益軸が確立すれば、株価の上昇余地は大きいとも。アメーバ事業の収
益化は、来年度の後半と予想しているそうだ。

ACCESS(4813)、09年1月期中間期連結業績の上方修正を好感
206900円 29100円高
 11日、09年1月期中間期連結業績予想を上方修正した。中間期連結業績予想
を、売上高93億8700万円(前回予想比8.5%増)、営業損益26億8200万円の赤字(
前回予想は41億9400万円の赤字)、経常損益23億8200万円の赤字(同40億8700万
円の赤字)、中間最終損益18億6200万円の赤字(同26億3400万円の赤字)に、そ
れぞれ上方修正した。売上高については、携帯電話向けの同社製品ソフトウェ
アのロイヤリティー収入が好調に推移したことにより、当初予想と比較して約
7億3900万円増加する見通し。一方、受託開発売上の製品粗利率は当初予想よ
り下回ったものの、グループ全体で徹底したコスト管理を行った結果、販売費
及び一般管理費に関しては、約11億5000万円の削減を見込んでいる。結果、営
業損益、経常損益及び当期損益に関しては、当初予想よりも良化する見込み。
なお、通期の業績予想の修正については、現在精査中であり、明らかになり次
第速やかに公表する予定。なお、UBS証券は、同社の12ヶ月のレーティング
を従来の「Sell」から「Neutral」へ引き上げ、目標株価は同26万円を19.5万
円へ引き下げたそうだ。上期OPは想定線で驚きはないという。Q4に見込まれる
ドコモパックの売上高は76億円、会社計画のGPM40%(粗利31億円)が業績下振れ
リスクとの見方は変らないそうだ。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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12日発表のジャスダック上場銘柄の9月第1週(1—5日)の投資部門別売
買状況表では、個人は7週連続の売り越しだ。売越額は17億5700万円と前
週の61億9600万円からは減少したが、引き続き、売り姿勢を貫いている。

一方、外国人は大幅な売り越しに転じた。売越額は78億4500万円と今年最
大規模で、06年11月第2週の80億4500万円以来の高水準となった。

逆に、国内機関投資家はそろって買い越した。金融機関は買い越しに転じ、
投資信託は8週連続で買い越した。また、自社株買いを背景に、事業法人の
連続買い越し記録は39週まで伸びている。買越額も79億5200万円と今年
最大となり、04年12月第4週の98億3900万円以来の水準だった。

外国人の売りを自社株買いが吸収している格好だ。この自社株買いは評価で
きる。しかし、個人も、外国人もリスクアセットを減らす意欲を失っていな
い。特に、アクティブな個人が新興市場から去った影響は大きい。下は買う
けど、上は買わない投資家しか見当たらない状況では、新興市場の上値は重
いだろう。

12日のIPOレシオは前日の64.41から18.28上昇して82.69となった。上
昇は3日連続。IPOレシオ5日移動平均線も65.00と、9日ぶりに上昇に
転じた。IPOレシオが5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線が
上向きのため、直近IPO市場は反発局面に入ったようだ。

一方、3市場売買代金は前日から23億円増加して421億円となった。ここに
きて売買代金が増加しているが、投売りが出ている結果とみている。そして、
その投売りを拾う動きが出ているのだろう。拾っている主体は事業法人で、
つまり、自社株買いとみている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ IPO情報
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★ 編集後記
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Thursday, September 11, 2008

「カブ知恵」発、米国金融不安強まり、日経は3日続落�

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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 12102.5 -244.13 -1.98%
TOPIX 1162.72 -29.66 -2.49%
日経JASDAQ 1331.53 -5.62 -0.42%
J−Stock 1212.11 -14.43 -1.18%
マザーズ 424.23 -13.65 -3.12%
ヘラクレス 691.54 -10.01 -1.43%
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★ 相場概況(主力株)
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11日の日経平均は前日比244.13円安の12102.50円、高値は9時5分の12259.02
円、安値は13時23分の12081.51円。東証一部の売買代金は2兆735億円、値上
がり銘柄数は304銘柄、値下がり銘柄数は1323銘柄、変わらずは92銘柄だった。
日経平均は3日続落した。

10日のNYダウは前日比38.19ドル高の11268.92ドルで取引を終えた。金融不
安が根強く、相場の戻りは鈍かった。注目のリーマン・ブラザーズは、10日朝
に、6-8月期の決算見通し、商業用不動産ローン資産の大部分を別会社に分
離すること、資産運用部門の約55%を売却する交渉を進めていることなどを発
表した。しかし、先行きの再建策に関しては、リストラ策だけで、増資への言
及が無かったことが失望を誘った。

また、S&Pが米貯蓄金融機関(S&L)大手のワシントン・ミューチュアル
の格付けを引き下げ方向で見直すと発表した。これを受け金融機関全般に財務
・業績への不安が強まり、金融株全般の売り材料となった。

リーマンの業績発表でアク抜けしなかったことで、11日の東京株式市場は終日
軟調な相場つきとなった。特に、後場に入ると、11日付けウォールストリート
・ジャーナル電子版が、「モルガン・スタンレー、リーマン・ブラザーズ、シ
ティコープ、メリルリンチなど米大手投資銀行が不正に、ヘッジファンドが課
税を逃れるための取引を手助けしていた」と報じたことが市場に伝わり、マイ
ンドは一段と悪化した。

朝方発表の7月の機械受注統計では、設備投資の先行指標となる「船舶・電力
を除く民需」は前月比3.9%減と、2カ月続けて前月を下回った。市場予測の
平均値の前月比4.0%減とほぼ一致した。一般機械業などからの受注が鈍く、
内閣府は基調判断を5カ月連続で「弱含んでいる」としている。

また、対外及び対内証券売買契約等の状況(週間、指定報告機関ベース)では、
対内株式は取得4兆8788億円に対し処分が5兆1877億円で、差し引き3089億円
の流出超と、2週ぶりの売り越しだった。

東証33業種では、小売の1業種のみが値上がりした。一方、保険、証券、商品
先物、銀行、パルプ・紙、その他金融、機械、非鉄金属、電気機器、その他製
品、輸送用機器、鉄鋼、食料品、水産・農林、ガラス・土石、陸運などの値下
がりが目立つ。個別では、東証一部の値上がり率トップは東栄住宅(8875)、
2位はベンチャーリンク(9609)、3位はサクラダ(5917)。一方、値下がり
率トップはエス・サイエンス(5721)、2位は酉島製作所(6363)、3位は日
本アジア投資(8518)。

個別銘柄動向は以下の通り

パシフィックHD(8902)、UBSの「信用不安は徐々に後退へ」とのメモが買い
手掛かり
17810円 1390円高のストップ高買い気配
 UBS証券は、「信用不安は徐々に後退へ」題したメモをリリースしたそう
だ。これが同社に限らず、不動産関連株の買い手掛かりになっていると観測さ
れる。それによれば、3月から8月にかけて上場不動産企業の破たんが相次ぎ、
銀行の第1四半期の決算では与信費用が急増した件に関し、UBSの印象では、
メガバンクを中心に7月頃から、大手不動産プレーヤーのみならず中小不動産
プレーヤーに対してもリファイナンスに応じる例が徐々に出つつあると推測さ
れるという。中小規模のマンション専業デベロッパー等を中心に今後も破たん
が続く可能性は高いと思われるが、破たん企業の負債規模は徐々に縮小し、8
月頃迄の極度の信用不安状態は徐々に後退する可能性があるとみているもよう。

ケーズHD(8282)、上期既存店売上高前年比プラスを好感
1996円 166円高
 10日、8月の月次売上高を発表した。8月のグループ既存店の売上高は前年
比98.7%、グループ計は同103.7%。上期(4−8月)累計のグループ既存店の
売上高は同101.8%、グループ計は105.3%だった。この上期の既存店売上高の
前年比プラスが好感されたようだ。なお、この売上高には、PCデポ、ワンダ
ーグー、ハードオフ等のFC店舗等は含まれていない。グループ既存店は、同
社グループ(ケーズホールディングス(同社)、デンコードー、ギガス、関西ケ
ーズデンキ、九州ケーズデンキ(以上子会社)、FC)で開店月を含め13ヶ月経
過した家電専門店舗の小売上高前年比。グループ計は、同社グループ(ケーズ
ホールディングス、子会社、FC)家電専門店舗の小売上高前年比。

曙ブレーキ(7238)、品貸料の最高料率4倍適用が買い手掛かり
786円 42円高
 10日、日証金は、曙ブレーキ工業株式に係る貸借取引品貸し申込みにおける
品貸料の最高料率4倍適用を発表した。これが買い手掛かりになった。曙ブレ
ーキ工業株については、08年9月2日付で貸借取引の申込停止措置の実施につ
いて通知したが、貸付株券の調達が困難であることから、08年9月11日(木)申
込分(9月12日(金)品貸し申込み受付分)から当分の間、貸借取引品貸し申込み
における品貸料の最高料率を4倍とする臨時措置を講じる。

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若林栄四が入手・分析した情報をベースに独自の指数分析・チャート分析を加
え、株式市場の見通しから個別銘柄まで網羅したレポート

若林栄四のプロフィール

1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行
シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店為替課長
を経て、85年よりニューヨーク支店次長。1987年、勧角証券(アメリカ)執行
副社長。1996年末退職。歴史観に裏づけされた洞察力から生み出される、内外
金融市場全般に亘る鋭い相場大局観及び問題の本質を把握し明確に語りきる同
氏の姿勢は、日本国内に限らず海外のプロフェッショナル・機関投資家・ファ
ンド・マネジャーの間でも注目されている。

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週刊株式情報誌「Vision」は、投資顧問契約に基づく会員レポートです。お申
込みに際しては、『契約締結前の書面』のご確認と『投資顧問契約書』の手交
が必要となります。また、このレポートは皆様の投資の一助となることを目的
として作成されておりますが、元本を保証するものではありません。投資の最
終判断はご自身の責任で行うようお願い申し上げます。

(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ
金融商品取引業者 登録番号 関東財務局長(金商)第1698号
社団法人日本証券投資顧問業協会 会員番号012-02024
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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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軟調な相場が続いている。米住宅公社の国有化決定で一息つく間もなく、リー
マンの経営不安が強まり、再び、米金融不安が相場の足を引っ張っている。

注目のリーマンの決算と事業計画では、市場が注目した増資は無かった。これ
で、自助努力では資金調達できない状態に陥っているのではないという危惧に
つながったとみられる。なお、多かれ少なかれ、欧米金融機関は新たな損失を
計上する公算が大きく、また、それをもって悪材料出尽くしとなる見通しが立
たない状態だ。

現時点では、民間金融機関救済に関しては、米政府は後ろ向きの感が強い。つ
まり、ベアーの時のような政府主導の救済・合併は期待し難い。最悪、山一證
券のようなケースが出てくることは覚悟しておく必要があるだろう。

今後、そのような意義深い破綻の発生か、逆に、米政府の積極的な金融不安解
消に向けた公的関与がみえてくるまで、米株式市場の底値模索は継続するだろ
う。そして、米国の写真相場の東京株式市場も同様の動きとなることが予想さ
れる。

8月31日-9月6日の対外及び対内証券売買契約等の状況(週間、指定報告機
関ベース)では、対内株式は取得4兆8788億円に対し処分が5兆1877億円で、
差し引き3089億円の流出超と、2週ぶりの売り越しだった。これは外国人投資
家のリスク許容度が著しく低下した証左とみている。

米金融不安が継続する限り、この傾向は続き、日本株の需給面の押し下げ要因
として機能するとみている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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11日の新興3市場は全面安。日経ジャスダック平均は3日続落して、年初来安
値を更新した。大証ヘラクレス指数も3日続落した。そして、東証マザーズ指
数は反落した。

個別では、プラコー(6347)、ジーエヌアイ(2160)、ビービネット(2318)、
アーム電子(6671)、シーシーエス(6669)、ルーデン・ホールディングス(
1400)、AS−SZKi(1995)、オーエーシステム(7491)、ニッシン債権
回収(8426)、光波(6876)、ネクストジャパンHLDGS(2409)などの値
上がりが目立つ。

一方、クロニクル(9822)、守谷商会(1798)、総和地所(3239)、岡本硝子
(7746)、オメガプロジェクトHD(6819)、ゼンテック・テクノロジー(42
96)、デュオシステムズ(3742)、アルデプロ(8925)、ライフステージ(89
91)、サイバーコミュニケーションズ(4788)、セイクレスト(8900)、ダブ
ルクリック(4841)、成学社(2179)などの値下がりが目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

シーシーエス(6669)、09年7月期、2桁増収・営業増益と増配が買い材料
256000円 40000円高のストップ高買い気配
 10日、09年7月期通期連結業績予想と増配を発表した。2桁増収・営業増益
と増配が買い材料となった。売上高は63億円(前期比12.5%増)、営業利益は9
億円(同15.5%増)、経常利益は8億8000万円(同15.0%増)、当期純利益5億40
00万円(同7.8%増)の見通し。LED照明事業においては、一層のグローバル
トータルソリューションの確立を図り、地域・業界・顧客に最適な製品を提供
できる体制を作っていく。海外においては、現地ニーズに対応すべく技術力を
アップし、特注品の提案や、ハイエンドからローエンドまでの製品ラインアッ
プの充実を図り、海外売上高19億2000万を見込んでいる。オリジナルLEDの
開発・設計を更に加速させ、生産体制の確立を目指す。これにより、製品の独
自性を強化し、自社製のオリジナルLED搭載することによって、他社との圧
倒的な差別化を図り、工業分野での国内売上高40億円を見込んでいる。今09年
7月期の配当は、1株当たり年間3000円(前期は2000円)の配当を予定している。

光波(6876)、バングラデシュでLED照明の量産開始が買い材料
780円 100円高のストップ高買い気配
 11日付け日刊工業新聞は、「光波は09年1月をめどにバングラデシュで、広
角を照らせる電球型発光ダイオード(LED)照明の量産を始める。08年7月に
発売した製品に加え、放熱性、デザイン性を高めた新製品を市場投入するのに
合わせて月産2万個体制を構築する。電力消費が多く短寿命の白熱電球の使用
を中止する動きが広がる中、同電球からの代替需要を取り込む。光波の電球型
LED照明「シャイニングボール」は、通常のLED照明の2倍以上の120度
の角度を照らせる。指向性を制御し、部品の配置を工夫することで実現した。
」と報じた。これが買い材料視されたようだ。

ネクストHD(2409)、第三割増資による財務基盤拡充を好感
1616円 200円高のストップ高買い気配
 11日12時29分、第三者割当増資による新株式の発行及び主要株主である筆頭
株主の異動並びに親会社等の異動を発表した。増資による財務基盤拡充が好感
された。発行価額は1株につき992円。増資で調達する資金の額(差引手取概算
額)は3億180万円。割当先であるRevival Asset Management 1号投資事業組
合との間で安定的な資金調達を目的として融資契約を同時に締結している。当
該契約による借入は期間3年、融資限度枠を14 億円に設定している。当該第
三者割当増資による新株式の発行規模は、増資後の発行株式総数に対して、68
.1%(現在の発行済株式総数に対して213.8%)となる。なお、増資後、Revival
Asset Management1 号投資事業組合は68.13%の筆頭株主となる。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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11日のIPOレシオは前日の59.02から5.39ポイント上昇して64.41となった。
上昇は2日連続。IPOレシオ5日移動平均線は60.08と、こちらは8日連続
の低下。

本日、IPOレシオが低下する5日移動平均線を上抜いた。下降する5日移動
平均線のため、このブレイクはやや信頼度に欠ける点は否めないが、直近IP
O市場が目先の底入れを果たした可能性が高まったとみている。

今後、IPOレシオが5日移動平均線を上回って推移する限り、直近IPO市
場の自律反発は継続するとみる。

一方、3市場売買代金は前日から39億円増加して398億円となった。本日は日
経ジャスダック平均が年初来安値を更新し、東証マザーズ指数が終値ベースの
算出来安値を更新した。新興市場の地合いは非常に悪い。そのような中での売
買代金の増加が意味することは、個人投資家の投売りが少しずつ出てきたとい
うことなのだろう。戻れば売りたいと思っていた投資家がいつまで経っても戻
らず、業を煮やして値段構わず売ってきた可能性が高い。

だが、増加したとは言え、400億円を下回る低水準だ。投売りがドンドン出た
とは言い難い。つまり、セリングクライマックスからも程遠い。まだまだ、新
興市場はジリジリと下落しながら、底値を模索することになりそうだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ IPO情報
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IPOスケジュールはこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.kabutie.co.jp/ipo/ipo.html
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★ 編集後記
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カブ知恵ホームページのリニューアルを行っています。現在、一部ベータ版
ですがプレリリースしました。今までとひと味違った、「使える情報」を皆様
にお届けしたいと思います。また、「こんな情報が欲しい!見たい!」といっ
た声もお待ちしています。徐々にコンテンツを増やしていく予定ですのでお
楽しみに。なお、URLは、http://kabutie.jp/ です。

(藤井英敏)

ご意見・ご要望がございましたら、下記メールアドレスにご連絡下さい。
           ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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【等幅フォントで御覧ください】
フォントの設定をWindowsは「MSゴシック」、Macは「Osaka-等幅」等として
いただきますと見やすくご覧いただけます。
<Outlook Express の場合>
メニューから「ツール」−「オプション」−「読み取り」−「フォント」
で「MSゴシック」をお選びください。
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としており、投資等の勧誘または推奨を目的としたものではありません。各種
情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものでは
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切責任を負いかねます。また、当社が提供するすべての情報について、当社の
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Wednesday, September 10, 2008

「カブ知恵」発、リーマンに関するニュース・フローに東京市場は右往左往�

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年9月10日発行

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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 12346.63 -54.02 -0.44%
TOPIX 1192.38 0.79 0.07%
日経JASDAQ 1337.15 -3.71 -0.28%
J−Stock 1226.54 1.99 0.16%
マザーズ 437.88 7.91 1.84%
ヘラクレス 701.55 -0.11 -0.02%
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★ 相場概況(主力株)
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10日の日経平均は前日比54.02円安の12346.63円、高値は14時42分の12404.67
円、安値は9時23分の12159.97円。東証一部の売買代金は2兆5048億円、値上
がり銘柄数は919銘柄、値下がり銘柄数は708銘柄、変わらずは89銘柄だった。
日経平均は2日続落となったが、TOPIXは0.79ポイント高の1192.38ポイ
ントと小幅反発した。

9日のNYダウは3営業日ぶりに反落し、前日比280.01ドル安の11230.73ドル
で取引を終えた。リーマン・ブラザーズと韓国の政府系金融機関、韓国産業銀
行との買収などに関する交渉が不調に終わったとの報道や、S&Pが直近の急
激な株価下落などを受け資本調達への不透明感が強まっているとし、格付けを
引き下げ方向で見直すと発表したことで、リーマン株は44.95%安と急落した。
これが嫌気され、金融株が下落した。

なお、リーマン・ブラザーズは9日夕、18日に公表するとしていた08年6-8
月期業績を米東部時間10日の7時30分に発表することを明らかにした。業績説
明会は8時から実施し、説明会では業績見通しや今後の経営戦略などについて
述べる見通し。

米株下落を嫌気した売りが先行したが、前場の日経平均は下げ渋った。Globex
で、ナスダック100先物やS&P500先物が堅調に推移したことや、NY市場で
1ドル=106円台だった円が売られ、東京市場で1ドル=107円台に入ったこと
などで、押し目買いが入ったようだ。後場に入ると、韓国産業銀行が6兆ウォ
ン、リーマンへの出資を検討していると、電子媒体を通じて報じられたことが
きっかけとなり、Globexで、ナスダック100先物やS&P500先物が上げ幅を拡大
させ、日経平均先物も下げ幅を急速に縮小し、一時プラス転換した。なお、日
経平均先物は大引けにかけ急速に伸び悩み結局12330円前日比60円安で取引を
終えた。

東証33業種では、ゴム製品、その他金融、不動産、銀行、倉庫・運輸、証券、
商品先物、パルプ・紙、建設、小売、情報・通信などが値上がりした。一方、
ガラス・土石、鉄鋼、石油・石炭製品、鉱業、その他製品、非鉄金属、卸売、
機械、海運、化学、空運などが値下がりした。

個別では、東証一部の値上がり率トップはジョイント・コーポレーション(88
74)、2位はベンチャーリンク(9609)、3位はアトリウム(8993)。一方、
値下がり率トップは東海カーボン(5301)、2位は日本電気硝子(5214)、3
位はアゼル(1872)。

個別銘柄動向は以下の通り

福田組(1899)、民主党代表の小沢関連として物色
236円 33円高
 民主党代表の小沢関連として物色されているようだ。小沢代表の妻小沢和子
氏の実家が福田組。小沢和子氏は07年12月現在、同社株を136万株(発行済株式
総数の3.0%)保有している。民主党は9日、24日召集の臨時国会冒頭の衆院解
散・総選挙をにらんだ選挙準備を本格始動させた。マニフェスト(政権公約)づ
くりに着手し、21日までに骨格をまとめる方針を決定したという。報道によれ
ば、現時点では、10月上旬解散の場合、投票日は11月9日が有力のもよう。選
挙は水物とは言え、民主党中心の政権樹立に向けた先回り的な買いが入ってい
ると観測される。

サンシティ(8910)、借入による運転資金(手元流動性の補完)20億円調達を好感
4080円 500円高のストップ高買い気配
 9日、三井住友銀行より、借入による運転資金(手元流動性の補完)20億円調
達したと発表した。これが好感された。本件により同社グループの主力事業で
ある分譲マンション事業を展開していく上での十分な資金確保が出来たという。
次年度以降については、不動産流動化事業における新規物件開発は行わず、同
社グループが最も得意とする地方衛星都市を中心とした分譲マンション事業に
特化することとした。グループの全資源を分譲マンション事業に集約し、また
販管費等を大幅に削減することにより、次年度以降の事業安定化を図っていく
方針。

ポケットカード(8519)、09年2月期中間期連結業績の上方修正を好感
278円 19円高
 9日、09年2月期中間期連結業績の上方修正を発表した。これが好感された。
営業収益は従来の196億円を据え置いたが、営業利益は同11億円を12億円へ、経
常利益は同11億円を12億円へ、当期純利益は同5億円を10億円へ、それぞれ上
方修正した。業務全般における効率化、ローコストオペレーションの推進並び
に08年8月7日に公表した同社保有株式の売却による売却益約6億円の特別利
益への計上に伴い、09年2月期中間期の業績予想を修正することとした。通期
業績予想数値の修正については、利息返還請求の高水準での推移、新貸金業法
対応の本格化など、今般同社を含むノンバンク業界の経営環境は厳しい最中に
ある。通期の業績予想数値については、現在精査中であり、08年10月9日(木)
予定の中間決算発表時に公表する。

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1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行
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を経て、85年よりニューヨーク支店次長。1987年、勧角証券(アメリカ)執行
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金融市場全般に亘る鋭い相場大局観及び問題の本質を把握し明確に語りきる同
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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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ロイターは、「韓国産業銀行は、リーマン・ブラザーズの株式取得を巡る交渉
について、リーマン側と条件面で折り合わず、合意できなかったと発表した。

同行は声明で「条件面で折り合いが付かなかったほか、国内外の市場環境を鑑
みて、交渉を打ち切った。と述べた。」と報じている。本日はリーマン絡みの
ニュースで、東京株式市場は右往左往した。なお、リーマンは9日夕、18日に
公表するとしていた08年6-8月期業績を米東部時間10日の7時30分に発表す
る予定だ。

業績説明会は8時から実施し、説明会では業績見通しや今後の経営戦略などに
ついて述べるという。この内容を受けた米国株式市場の動向が明日の東京株式
市場の動きを決定付けるだろう。ベアー救済のような政府主導の救済の有無、
韓国産業銀行以外の資金の出し手の有無などが注目される。

ところで、5日時点の信用評価損益率は2週ぶりに悪化した。前週のマイナス
19.09%からマイナス幅が5.45ポイントと急拡大し、評価損益率はマイナス24.
54%となり、3月14日時点のマイナス24.32%のマイナス幅を上回って今年最
大のマイナス幅となった。信用個人の手の内は相当悪化している。この数値だ
けなら大底圏と言えるのだが、米国の金融不安が一向に収まらないため、なか
なか底打ち感が出てこない状況だ。

なお、市場の一部では、配当利回りに注目した投資家の動きが確認されている
という。外部環境が不透明な中、このような買いが入るようなら、市場センチ
メントが極端な悲観に傾くことはなさそう。米国の金融不安が後退すれば、底
打ち機運が急速に盛り上がる、「火種」となりえるとみておきたい。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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10日の新興3市場は高安マチマチ。日経ジャスダック平均、大証ヘラクレス指
数は2日続落、東証マザーズ指数は2日ぶりに反発した。

個別では、ビービネット(2318)、サハダイヤモンド(9898)、アドバックス
(4749)、日本ジャンボー(9677)、フィンテックグローバル(8789)、SB
Iネットシステムズ(2355)、三光合成(7888)、オメガプロジェクトHD(
6819)、ネクストジャパンHLDGS(2409)、アイディーユー(8922)、ト
ライステージ(2178)、ファンドクリエーション(3233)などの値上がりが目
立つ。

一方、イチヤ(9968)、旭ホームズ(1913)、山崎建設(1902)、日本トイザ
らス(7645)、サニーサイドアップ(2180)、コーコス信岡(3599)、ナノキ
ャリア(4571)、美樹工業(1718)、アーティストハウスHLDGS(3716)、
クロニクル(9822)、ぱど(4833)、アルファクス・フード・システム(3814
)、フューチャーベンチャーキャピ(8462)、デザインエクスチェンジ(4794
)などの値下がりが目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

ツクイ(2398)、09年3月期通期個別業績の上方修正と増配を好感
850円 100円高のストップ高買い気配
 10日12時19分、09年3月期通期個別業績の上方修正と増配を発表した。これ
が好感された。売上高は従来の371億2300万円を373億300万円へ、営業利益は
同13億9200万円を16億9200万円へ、経常利益は同13億4000万円を16億4300万円
へ、当期純利益は同6億1200万円を7億9800万円へ、それぞれ上方修正した。
上期の売上高はほぼ予想どおりに推移すると見込んでいる。デイサービスの変
形労働時間制の徹底などによる適正な人員配置、及び有料老人ホームの入居者
増により、収益が向上し利益に寄与すると同時に、全社一丸となって取り組ん
でいる運営の経費節減に努めた結果、営業利益、経常利益、純利益ともに当初
の予想を上回る見込み。通期業績の上方修正に伴い通期の配当金は08年5月13
日に発表した1株につき年間15 円から20円に増配の予定とした。なお、株主
の皆様への利益還元の機会を充実させるため中間配当を、1株につき10円とし
た。

ACCESS(4813)、日興シティ、レーティング「1S」を継続
186500円 15600円高
 日興シティグループ証券は、同社のターゲットプライスを従来の60万円を27
.4万円に引き下げたが、レーティングは「買い/スペキュラティブ(1S)」を
継続したそうだ。この「1S」継続が買い手掛かりになったと観測される。日
興シティは同社の業績予想を修正し、これまでのALPの期待値を引き下げ、
確実度の高いドコモ(9437)向けを中心とした評価とした。バリュエーショ
ン方法を割引キャッシュフロー(DCF)法に切り替え、ターゲットプライスを
引き下げたという。ALPならびにオペレータパックの開発は、今後1年程度
は受託開発の売上を中心に窺い知ることができるという。09年夏までに受託開
発が順調に進み、09年秋冬モデルの発表でALP3.0 とオペレータパックが搭
載された商用機が発表されるかが焦点だそうだ。株価水準が大きく切り上げる
条件としてはさらなる案件の獲得が求められるそうだ。日興シティはシャープ
(6753)のソフトバンク(9984)向け、NEC(6701)のOEM供給先、Samsung El
ectronics、Motorola、LG Electronics の動向に着目しているもよう。

ミネルヴァHD(3090)、8月売上高前年比13.0%増を好感
41500円 4000円高のストップ高買い気配
 9日、Eコマース(インターネット通信販売)月次速報(08年8月1 日〜8月3
1日)を発表した。これが好感された。8月の売上高の前年比は、113.0%、出
荷件数は、110.5%、会員数は、126.3%。ECサイト「アウトドア&フィッシ
ングナチュラム」で発生した不正アクセスに関する報告とお詫びを8月6日に
告知、あわせて特設サイトをご用意し、社員一同、問い合わせの対応、その他
関連業務にあたったという。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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10日のIPOレシオは前日の46.97から12.05ポイント上昇して59.02となった。
上昇は2日ぶり。IPOレシオ5日移動平均線は64.06と、こちらは7日連続の
低下。IPOレシオが5日移動平均線を下回り、且つ、5日移動平均線自体が
下向きのため、直近IPO市場は調整局面とみている。

だが、本日のIPOレシオの反発にはやや意外感が強い。東京株式市場全体が
調整色の強い中での反発だからだ。従来は20〜30程度までの調整は不可避とみ
ていたが、明日以降、IPOレシオが5日移動平均線を上抜くようなら、9日
の46.97で、調整一巡感が出ると見方を変更しておきたい。自律反発に入るよ
うなら、100〜120程度までの反発は期待できるだろう。

一方、3市場売買代金は前日から61億円増加して359億円となった。本日の新
興市場の主要な株価指数は高安マチマチで方向感が掴み難い状況だ。だが、足
元では叩き売られた不動産関連の買戻しが目立つ状況で、短期資金の一部も多
少戻ってきている公算が大きい。

このため、不動産関連の買戻しが一巡するまでは、新興市場の多少のリバウン
ドが期待できる状況になりつつあると考える。ただし、個人投資家の新興市場
銘柄への関心は著しく低下し、新興企業の業績への不信は根深い。だからこそ、
売買代金は低水準で推移しているのだ。

つまり、小幅、且つ、短期間の戻り相場はあっても、中期的な方向性は依然と
して下向きとみておく必要があるだろう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ IPO情報
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★ 編集後記
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カブ知恵ホームページのリニューアルを行っています。現在、一部ベータ版
ですがプレリリースしました。今までとひと味違った、「使える情報」を皆様
にお届けしたいと思います。また、「こんな情報が欲しい!見たい!」といっ
た声もお待ちしています。徐々にコンテンツを増やしていく予定ですのでお
楽しみに。なお、URLは、http://kabutie.jp/ です。

(藤井英敏)

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Tuesday, September 9, 2008

「カブ知恵」発、手掛かり材料不足、買戻し一巡で日経は早くも失速�

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年9月9日発行

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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 12400.65 -223.81 -1.77%
TOPIX 1191.59 -24.82 -2.04%
日経JASDAQ 1340.86 -1.83 -0.14%
J−Stock 1224.55 -13.62 -1.1%
マザーズ 429.97 -11.06 -2.51%
ヘラクレス 701.66 -3.52 -0.5%
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★ 相場概況(主力株)
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9日の日経平均は前日比223.81円安の12400.65円、高値は始値の12529.96円、
安値は14時6分の12335.74円。東証一部の売買代金は1兆9963億円、値上がり
銘柄数は304銘柄、値下がり銘柄数は1334銘柄、変わらずは79銘柄だった。日
経平均は2日ぶりに反落した。

8日のNYダウは大幅に続伸し、前週末比289.78ドル高の11510.74ドルで取引を
終えた。7日、米住宅金融公社を政府管理下に置き、公的資金の注入を含む救
済策を発表したことが好感された。一方、S&Pは両公社の優先株格付けを引
き下げたことは嫌気された。ファニーメイとフレディマックは希薄化懸念から
両社株は急落した。

8日の米国株式市場の上昇については、日経平均は前日の412円高で織り込み
済みだった。NYダウの上昇が289ドル程度にとどまったことで、本日の東京株
式市場では終日利益確定売りが優勢だった。上値の重さを嫌気した売りも後場
には出ていたとみられる。また、手掛かり材料が不足し、商いは低水準で、東
証一部の売買代金は2兆円を割り込んだ。

アジア・各国各地域の株式市場も総じて軟調で、これも嫌気材料となった。な
お、9日付け朝鮮日報(ネット版)が、「在中韓国大使館の関係者が8日に明
らかにしたところによると、「北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が
先月22日に(健康悪化のため)倒れた、という情報を入手した。」と報じたこ
とが、前場の株式市場の一部で話題になっていた。

東証33業種では水産・農林、ゴム製品、医薬品の3業種が値上がりした。一方、
海運、卸売、鉄鋼、鉱業、機械、非鉄金属、石油・石炭製品、その他製品、建
設、保険、空運、電機機器、ガラス・土石、金属製品、陸運、小売、証券、商
品先物、輸送用機器などが値下がりした。

個別では、東証一部の値上がり率トップはアゼル(1872)、2位は日本アジア
投資(8518)、3位はジョイント・コーポレーション(8874)。一方、値下が
り率トップは東洋エンジニア(6330)、2位はエス・サイエンス(5721)、3
位は山水電気(6793)。

個別銘柄動向は以下の通り

ジョイント・コーポレーション(8874)、オリックスの資本参加が買い材料
241円 50円高のストップ高買い気配 
8日、オリックス(8591)グループは、ジョイント・コーポレーション(8874)へ
資本参加すると発表した。これが買い材料になった。ジョイント・コーポレー
ションは、本資本参加により、資金調達のための信用力補完および強固な財務
基盤を構築し、またオリックスグループからの融資枠の設定により新たな物件
の開発力を強化し、代表取締役及び非常勤取締役を各1名ずつ迎え入れる予定。
ジョイント・コーポレーションは、オリックスグループに対し、総額約100億
円の第三者割当増資(普通株式約40 億円及びA種優先株式60 億円)を行う。増
資後、オリックスグループは、ジョイント・コーポレーションの総議決権数の
約39%を保有する筆頭株主となり、ジョイント・コーポレーションはオリック
スの持分法適用会社となる予定。

アトリウム(8993)、8日発表の経営方針および開示方針が買い材料
518円 80円高のストップ高買い気配 
8日、経営方針および開示方針を発表した。これが買い材料になった。親会社
であるクレディセゾン(8253)とは、資本的・人的な関係に加えて、不動産融資
保証事業においても極めて良好な関係を維持している。特に同事業においては、
大半の案件がクレディセゾンを貸出人としていることからも、両社間では強い
連携関係をもって業務推進やリスク管理等を行っている。 取引金融機関につ
いても、主要取引銀行を始めとして、関係各行と親密な取引関係を堅持してい
る。不動産マーケットの調整局面入りに伴い、マーケット全体では不動産向け
融資が大きく減少していることが報道されているが、同社では、従来にも増し
て財務戦略を強化し、財務部門の人員を増強すると同時に、取引金融機関との
関係強化にも重点的に取り組んできている。この結果、08年に入ってからは、
取引金融機関数や融資残高の増大を達成し、また、メガバンク3行の融資残高
も堅調に推移している。新規取引に加えて、既存取引金融機関との既存取引継
続や借換え等も円滑に実行されており、資金調達には懸念のない状況と考えて
いる。なお、JPモルガンは、財務健全性と資金調達力を有する企業のひとつし
て同社を挙げていることも、買い材料になったと観測される。

アコム(8572)、MUFGによるTOB価格4000円にサヤ寄せ
3580円 450円高 
8日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)(8306)による同社株式に
対する公開買付け(TOB)について賛同の意見を表明した。公開買付けにおけ
る買付価格は1株当たり4000円。これにサヤ寄せするべく上昇した。公開買付
けの買付予定の株式の数は、買付け後に公開買付者およびその子会社が保有す
る同社の議決権比率が40.04%を超えることのないよう上限が設定されている。
公開買付けおよび本第三者割当増資等により公開買付者の連結子会社となった
後も、引き続き上場は維持される予定。また、MUFGを割当先とする第三者
割当増資を実施することとし、MUFGとの間で、公開買付けの結果MUFG
およびその子会社の同社への議決権比率が40.04%に達しない場合には、同社
への議決権比率が40.04%を超えない限度において、MUFGが最大1800万株
の第三者割当増資を引き受けることに合意した。発行価額は3200円、調達資金
は最大で573億円。

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若林栄四のプロフィール

1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行
シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店為替課長
を経て、85年よりニューヨーク支店次長。1987年、勧角証券(アメリカ)執行
副社長。1996年末退職。歴史観に裏づけされた洞察力から生み出される、内外
金融市場全般に亘る鋭い相場大局観及び問題の本質を把握し明確に語りきる同
氏の姿勢は、日本国内に限らず海外のプロフェッショナル・機関投資家・ファ
ンド・マネジャーの間でも注目されている。

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週刊株式情報誌「Vision」は、投資顧問契約に基づく会員レポートです。お申
込みに際しては、『契約締結前の書面』のご確認と『投資顧問契約書』の手交
が必要となります。また、このレポートは皆様の投資の一助となることを目的
として作成されておりますが、元本を保証するものではありません。投資の最
終判断はご自身の責任で行うようお願い申し上げます。

(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ
金融商品取引業者 登録番号 関東財務局長(金商)第1698号
社団法人日本証券投資顧問業協会 会員番号012-02024
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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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ファニーメイとフレディマック国有化を好感した買いが昨日一巡し、本日は早
くも日経平均は失速した。昨日の上昇は殆どが買い戻しで、実需の買いが入っ
ていなかった感が強い。やはり、市場は今回の米政府の措置だけでは、問題の
解決には至らないとみているのだろう。

また、本日の東京外国為替市場では円高が進んだ。1ドル=107円台での推移
となった。これは、クロス円取引(ドル以外の通貨の対円取引)で円を借りて
高金利通貨などで運用する「円キャリー取引」を決済する動きが加速したこと
や、中間決算期末を控えて国内勢によるリパトリエーション(資金の本国環流
)に伴う円買いが入ったことが寄与したとみられている。これが国際優良株中
心に輸出関連株の下落要因となったようだ。

さらに、本日はアジア各国・各地域の株式市場がほぼ全面安となったことも重
石となった。これは「円キャリー取引」を決済する動きとは無関係ではないだ
ろう。アジア各国の通貨当局は自国通貨防衛のため「自国通貨買い+ドル売り」
介入を継続していると観測されているため、アジア通貨は小動きだが。

テクニカル的に、日経平均は昨日上回った5日移動平均線(9日現在、12496.
91円)をあっさり割り込んだ。短期テクニカルは悪い。下振れし易い状況にな
っている。同線を下回って推移する限り、日経平均の上値は重く、短期トレン
ドも下向きとみておく必要がある。

国内政局も不透明感が強い。政局不透明感が強いうちは、外国人投資家が日本
株を積極的に買ってくることもなさそう。このため、当面の日経平均は上値が
重く、下振れし易い状況が継続する公算が大きい。

なお、下振れし易いとは言え、米政府がそれなりの手を打ったので、極端な悲
観に市場心理が傾く状況ではない。一本調子の下落は、余程のネガティブニュ
ース・フローがない限り、生じないともみている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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9日の新興3市場は全面安。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数、大証
ヘラクレス指数揃って、2日ぶりに反落した。

個別では、ピーエイ(4766)、旭ホームズ(1913)、ビービネット(2318)、
日本ジャンボー(9677)、ネクストジャパンHLDGS(2409)、ニッシン債
権回収(8426)、アイディーユー(8922)、環境管理センター(4657)、コネ
クトテクノロジーズ(3736)、リプラス(8936)、ディックスクロキ(8884)、
アルデプロ(8925)、美樹工業(1718)などの値上がりが目立つ。

一方、クオンツ(6811)、アーティストハウスHLDGS(3716)、ニューデ
ィール(4740)、プラコー(6347)、オメガプロジェクトHD(6819)、ルー
デン・ホールディングス(1400)、デジタルアドベンチャー(4772)、STE
ILARC.K.M(2673)、オープンループ(4831)、オールアバウト(2454
)、ブロードバンドタワー(3776)、免疫生物研究所(4570)などの値下がり
が目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

ダヴィンチ(4314)、JPの財務健全性と資金調達力を有する企業との評価が買
い材料
34600円 4000円高のストップ高買い気配 
8日、中堅マンション・デベロッパーのジョイント・コーポレーション(8874)
が、オリックス(8591)グループに第三者割当増資を行うと発表した。JPモル
ガン証券は、今回のニュースを受け、全ての新興不動産企業を楽観視すること
は危険だという。足下の不動産市況を鑑みると、棚卸資産を時価評価するため
には相応の出血が伴うと予想しているもよう。これに耐えうる財務健全性と高
い資金調達力を確保した企業のみが勝ち組として評価されることになるそうだ。
資金調達力の観点からは、総合商社、金融機関(証券会社やリース会社など)、
海外資金の動向が鍵を握っているとJPモルガンは考えているという。JPモル
ガンでは、財務健全性と資金調達力を有する企業として、ダヴィンチ・ホール
ディングス(4314)、ケネディクス(4321)、レーサム(8890)、リサ・パートナー
ズ(8924)、アトリウム(8993)を挙げているそうだ。財務健全性の見地からはゴ
ールドクレスト(8871)も注目できるとも。この評価が買い材料になったと観測
される。

ネクストHD(2409)、09年7月期通期予想、営業損益段階からの赤字幅縮小を
好感
1216円 200円高のストップ高買い気配 
8日に発表した、09年7月期通期連結業績予想は、売上高16億5000万円(前期
比26.9%減)、営業損益5億円の赤字(前期は7億2200万円の赤字)、経常損益
5億5000万円の赤字(同7億100万円の赤字)、最終損益7億円の赤字(同35億円
の赤字)の見通し。営業損益段階からの赤字幅縮小が好感された。インドアレ
ジャー事業については、引き続き既存店舗において本格飲食メニューの導入、
人気ゲーム機及び最新機種の導入など売場の鮮度維持に注力し、顧客により魅
力的なサービスを提供することで再来店頻度の向上を図っていく。

エリアリンク(8914)、いちよしのレーティング「1-A-HR」への引き上げが買い
手掛かり
5400円 400円高 
いちよし経済研究所は、8日付けで同社のレーティングを従来の「1-B-HR」か
ら「1-A-HR」に引き上げ、フェアバリューは同14401円を5921円に引き下げた
そうだ。レーティング引き上げが買い手掛かりになったと観測される。同社は
月額10億円以上の現金収入が安定的に入ってくるビジネスモデルを有しており、
棚卸資産の圧縮も今後進むとみられるという。いちよしでは、08年12月期を基
点とする中期予想利益成長率をストレージ事業の拡大等を評価し年率30.1%(前
回同28.7%)としたもよう。なお、08年12月期上期に19.10億円の売上高で1.99
億円の営業利益を確保した不動産再生・流動化サービス事業の08年12月期下期
及び09年12月期の営業利益見通しを、いちよしでは、前回予想の4.9億円、4.0
億円からそれぞれ0億円に下方修正したそうだ。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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9日のIPOレシオは前日の71.93から24.96ポイント低下して46.97となった。
低下は2日ぶり。IPOレシオ5日移動平均線は70.21と、こちらは6日連続
の低下。

IPOレシオが5日移動平均線を下回り、且つ、5日移動平均線自体が下向き
だ。このため直近IPO市場は調整局面と認識している。IPOレシオは8月
27日の196.77をピークに低下トレンドを辿っている。196.77という水準は短期
的に超過熱水準だ。この超過熱に対する反動は大きい。当面、IPOレシオは
20〜30の超売られ過ぎ水準まで低下する公算が大きいとみておきたい。

一方、3市場売買代金は前日から1億円減少して298億円となった。連日で300
億円大台を割り込んだ。本日の新興市場の主要な株価指数は揃って反落した。

新興市場には一向に資金が入ってこない。この状態は恒常化している。最大の
要因は、新興市場上場企業の業績悪化懸念が強いことだ。また、新興市場上場
銘柄は東証一部に比べて、内需系銘柄が多い。国内の個人消費は低迷し、企業
の設備投資意欲も低下している。内需が回復する見通しは現時点では立ってい
ない。

このため、新興企業の経営環境は非常に厳しく、今後の業績下方修正リスクが
高まっている。これでは新興市場のバリュエーションは切り下がり、指数が下
がっても、割安感が出てこない。当然、押し目買いも入り難い。

また、従来のメインプレーヤーの個人が新興市場への投資意欲を一切無くして
いる感が強い。深刻な買い手不足だ。だが、個人が新興市場に回帰する見通し
も無い。これでは、新興市場は薄商いの中、ドンドン下落することになるだろ
う。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 編集後記
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9日付け日本経済新聞は、「国内景気の減速を背景に、企業活動や株式市場に
資金が向かわない傾向が鮮明になってきた。日銀統計によると、7月末の民
間銀行の預金残高は貸出金を150兆円弱上回り、過去最高水準となった。リ
スクを敬遠するお金が銀行に集まり、「貯蓄から投資へ」の流れが停滞。一方、
預金に対する貸出金の比率を示す「預貸率」は約7割に低迷している。株式
市場や企業の設備投資にお金が回らなければ、日本の経済成長の足を引っ張
りかねない。」と報じています。カネが市中に元気良く出回らないと景気が良
くなるハズがありません。株やっても儲からないなら、株式投資なんかやら
ないでしょう。リスクを取って得た所得とノーリスクの利子所得の税率が一
緒というのもおかしな話です。取り敢えず、総選挙後の政権には、貯蓄から
投資への流れを加速させるべく、投資家に「飴」をしゃぶらせて欲しいもの
です。

(藤井英敏)

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Monday, September 8, 2008

「カブ知恵」発、ファニーメイ、フレディマック国有化を好感、日経は412円高�

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年9月8日発行

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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 12624.46 412.23 3.38%
TOPIX 1216.41 45.57 3.89%
日経JASDAQ 1342.69 8.88 0.67%
J−Stock 1238.17 22.47 1.85%
マザーズ 441.03 16.53 3.89%
ヘラクレス 705.18 19.63 2.86%
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★ 相場概況(主力株)
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8日の日経平均は前週末比412.23円高の12624.46円、高値は10時44分の12671.
76円、安値は9時3分の12352.35円。東証一部の売買代金は2兆1904億円、値
上がり銘柄数は1543銘柄、値下がり銘柄数は147銘柄、変わらずは30銘柄だっ
た。

週末5日のNYダウは前日比32.75ドル高の11220.96ドルで取引を終えた。8月
の雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比8万4000人減と市場予想の7万50
00人減以上に減少し、6、7月分も下方修正された。失業率も前月の5.7%か
ら6.1%に急上昇した。なお、米ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)
が「米財務省による米住宅金融公社の救済策が近くまとまり、週末にも公表す
る」と伝えた。これをきっかけに米債券市場で長短金利が上昇、為替市場では
ドル買いが進んだ。そして、米国政府は、7日、ファニーメイとフレディマッ
クを政府の管理下に置くと発表した。2社合計で2000億ドルの優先株購入枠を
設定、経営状況に応じ段階的に公的資金を注入する。

米住宅公社の救済策が正式に発表されたことで、週明け8日の東京株式市場は
これを好感した買いが先行した。これまで売り込まれた銀行、証券、その他金
融など金融株や不動産株中心に買い戻された。また、ウォールストリート・ジ
ャーナルの、「ファニーメイとフレディマックを公的管理下に置く措置は、金
融市場を対象にしたものとしては過去数十年間で最も大規模な介入だったが、
今後もさらに新たな政府措置が実施される可能性は高い」との報道をきっかけ
に、前場中ごろから上げ幅を拡大させた。後場に入っても買い意欲は衰えなか
ったが、前場の高値(前場高値12671.76円、後場高値12671.40円)は抜くこと
は出来ず、高値圏でもみあって本日の取引は終了した。

東証33業種では、銀行、その他金融、証券、商品先物、保険、不動産、鉄鋼、
建設、卸売、海運、機械、非鉄金属、金属製品、石油・石炭製品、ガラス・土
石、倉庫・運輸、輸送用機器などが値上がりした。一方、電気・ガス、パルプ
・紙、空運の3業種が値下がりした。

個別では、東証一部の値上がり率トップは日本綜合地所(8878)、2位はロプ
ロ(8577)、3位はジョイント・コーポレーション(8874)。一方、値下がり
率トップは創建ホームズ(8911)、2位はリンガーハット(8200)、3位はダ
イエー(8263)。

個別銘柄動向は以下の通り

奥村組(1833)、今期から新興不動産企業との取引急減を好材料視
351円 60円高
6日付け日本経済新聞は、「奥村組が前日比で16%近く下げ、東証一部の下落
率ランキングで上位になった。新興不動産企業との取引に警戒感が高まってい
るという。会社側は「今期から取引を急減させているのだが」と株価下落に対
し困惑気味。」と報じた。この報道で、今期から新興不動産企業との取引が急
減していることが明らかになったことが好材料視されたようだ。

グッドウィル(4723)、サーベラスから会長迎え入れが買い材料
3720円 500円高のストップ高買い気配
5日、代表権を持つ会長に主要株主の米大手ファンド、サーベラスからチャー
ルズ・J.アバディ氏を迎え入れると発表した。5日付で顧問に就任し、9月下
旬開催予定の定時株主総会およびその後の取締役会において正式に決定され、
会長に就任する予定。なお、6日付け日本経済新聞は、「アバディ氏は米国で
人材派遣会社の取締役などを歴任しており、今年からサーベラスのアドバイザ
ーを務めていた。グッドウィル・グループは4月に続き、12月下旬にもサーベ
ラスと米大手証券モルガン・スタンレーの2社連合に対して第三者割当増資を
実施する予定。会長の迎え入れで、サーベラス主導の経営体制を強化する。」
と報じている。これが買い材料になった。

石井表記(6336)、09年1月期通期連結業績の上方修正を好感
2040円 301円高
5日、09年1月期通期連結業績の上方修正を発表した。これが好感された。経
常利益は従来の31億4600万円を据え置いたが、売上高は同236億7800万円を245
億3800万円へ、営業利益は同31億7500万円を32億400万円へ、当期純利益は同1
8億900万円を18億8300万円へ、それぞれ上方修正した。売上高は、太陽電池ウ
ェーハ製造設備の販売は一部下半期へ計画変更となったが、通期においては想
定を上回って推移する見込み。また、インクジェットコーターの販売は上半期
に海外向けの受注を獲得したことにより通期において販売が増加する見込み。
ディスプレイおよび電子部品において、上半期にアミューズメント機器向け部
品の販売が遊戯市場の縮小により想定を下回って推移したが、通期においては
想定どおりとなる見込み。太陽電池ウェーハについては、市場は好調に推移し、
新工場建設による生産能力の増強により想定どおりの業績となる見込み。配当
金は、08年3月21日に発表した1株当り中間配当金15円、年間配当金40円(期
末25円)の計画どおりに実施する予定。同時に、太陽電池ウェーハ製造装置を
提供するために、ドイツのSchmid社ならびに総代理店である株式会社フ
ァシリティとの間で「太陽電池ウェーハ製造装置」に関するOEM契約を締結
したと発表した。OEM契約締結による今期(09年1月期)の業績に与える影響
はない。今後については、同社の予算計画に反映させていく。

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若林栄四のプロフィール

1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行
シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店為替課長
を経て、85年よりニューヨーク支店次長。1987年、勧角証券(アメリカ)執行
副社長。1996年末退職。歴史観に裏づけされた洞察力から生み出される、内外
金融市場全般に亘る鋭い相場大局観及び問題の本質を把握し明確に語りきる同
氏の姿勢は、日本国内に限らず海外のプロフェッショナル・機関投資家・ファ
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(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ
金融商品取引業者 登録番号 関東財務局長(金商)第1698号
社団法人日本証券投資顧問業協会 会員番号012-02024
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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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本日取引終了後の15時30分、オリックス(8591)グループによるジョイント・
コーポレーションへ(8874)の資本参加の発表があった。ジョイント・コーポ
レーションは、本資本参加により、資金調達のための信用力補完および強固な
財務基盤を構築し、またオリックスグループからの融資枠の設定により新たな
物件の開発力を強化し、代表取締役及び非常勤取締役を各1名ずつ迎え入れる
予定だという。

ジョイント・コーポレーションは、オリックスグループに対し、総額約100億
円の第三者割当増資(普通株式約40 億円及びA種優先株式60 億円)(以下「
本増資」)を行う。増資後、オリックスグループは、ジョイント・コーポレー
ションの総議決権数の約39%を保有する筆頭株主となり、ジョイント・コーポ
レーションはオリックスの持分法適用会社となる予定だ。

これが材料となり、ここ最近売り込まれていた新興不動産株の買戻しが今しば
らく続く見通しだ。売り方の買戻しと短期筋の資金流入が目先は加速しよう。

ただし、新興不動産セクターの経営環境が改善したわけではない。不動産取引
は停滞し、銀行の不動産融資も絞られている感が強い。買戻し一巡後は、再び、
調整入りする可能性が高いとみている。

これは、ファニーメイ、フレディマックの国有化の影響にも当てはまると考え
ている。米住宅市場には下げ止まり感が無く、欧米民間金融機関の資本不足懸
念と新たな損失計上懸念は残っている。

このため、今しばらくは両住宅公庫国有化を好感する相場が継続するだろうが、
買戻し一巡後は再び調整入りする公算が大きい。日経平均に関しては、現時点
での戻りメドは、マックス13300円〜13400円程度と考える。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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8日の新興3市場は全面高。日経ジャスダック平均は6日ぶりに反発した。東
証マザーズ指数は5日ぶり、大証ヘラクレスは6日ぶりに反発した。米国政府
がファニーメイとフレディマックを公的管理下におくと正式発表したことで、
東京株式市場は全面高となった。

特に、ここ最近、売り込まれていた不動産関連が買い戻され、新興市場にも買
いが入った。

個別では、旭ホームズ(1913)、Human21(8937)、イチヤ(9968)、明豊
エンタープライズ(8927)、新日本建物(8893)、STEILARC.K.M(2673)、ク
オンツ(6811)、デジタルアドベンチャー(4772)、イントランス(3237)、
ニューディール(4740)、総和地所(3239)、コネクトテクノロジーズ(3736
)、ニッシン債権回収(8426)などの値上がりが目立つ。

一方、プラコー(6347)、アジア・メディア・カンパニ(2149)、ルーデン・
ホールディングス(1400)、ナノキャリア(4571)、ピーエイ(4766)、岡本
硝子(7746)、アーティストハウスHLDGS(3716)、ディックスクロキ(8884
)、アルチザネットワークス(6778)、リプラス(8936)、いい生活(3796)、
セレブリックスHLDGS(2444)、協和医科器械(3052)、ダイヤ通商(7462)、
ミホウジャパン(2880)、デュオシステムズ(3742)、ウインテスト(6721)
などの値下がりが目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

アライドハーツHD(3062)、08年11月期通期連結最終損益の上方修正と増配を
好感
271円 41円高
5日、08年11月期通期連結最終損益の上方修正と増配を発表した。これが好感
された。当第3四半期の業績から見込まれる期末の減損損失や税金費用の発生
が当初予想より下回ることから、通期連結最終損益を前回予想の19億2000万円
から22億円に上方修正した。また、この業績修正を踏まえ、08年11月期年間配
当を前回予想の6円から8円(前期は6円)に修正した。

ビジネストラスト(4289)、08年10月期通期連結業績の下方修正も悪材料出尽く
しの動き
34500円 2300円高
5日、08年10月期通期連結業績予想を下方修正した。先週末は年初来終値で取
引を終了しており、この発表で、本日は悪材料出尽くしの動きとなった。通期
連結業績予想を、売上高34億5000万円(前回予想比1.4%減)、営業利益2億500
万円(同29.1%減)、経常利益2億4500万円(同18.3%減)、当期純利益1億円(
同28.6%減)に、それぞれ下方修正した。会計関連事業は比較的堅調に推移し
ているが、人事・総務関連事業においては、金融人材市場が縮小するなか、金
融人材紹介が低迷していることが響く。また、ガソリン価格や食料品の高騰の
中、嗜好品であるアクアリウムへの消費は冷え込みが見られ、新店、既存店共
に苦戦していることも影響する。

メビックス(3780)、09年4月期第1四半期連結、79%営業減益を嫌気
61000円 2500円安
5日に発表した、09年4月期第1四半期連結業績は、売上高7億500万円(前年
同期比5.7%減)、営業利益4400万円(同79.9%減)、経常利益4300万円(同80.4
%減)、四半期純利益1800万円(同84.5%減)だった。この第1四半期時点での
79%営業減益が嫌気されたようだ。第1四半期は、主に「CapTool」を用いて
臨床研究支援を行う同社の中核となる事業において、部門営業利益が前年同期
比44%減となったことが響いた。また、08年2月に「ヘルスケア・コミュニケ
ーション・サービス」の提供を目的としてQualcomm Incorporatedと合弁によ
り設立したケルコム株式会社の事業立上げの初期費用が発生したことも影響す
る。なお、通期連結業績は、売上高30億2000万円(前期比18.5%増)、営業利益
2億200万円(同41.2%増)、経常利益2億円(同38.2%増)、当期純利益8300万
円(同43.1%増)を見込んでいるが、今回は修正しなかった。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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8日のIPOレシオは前週末の58.06から13.87ポイント上昇して71.93となった。
上昇は4日ぶり。IPOレシオ5日移動平均線は88.51と、こちらは5日連続の低
下だ。本日反発したとは言え、IPOレシオが5日移動平均線を下回り、且つ、
5日移動平均線自体が下向きのため、直近IPO市場は引き続き調整局面が続い
ていると考える。

8月27日の196.77が直近の天井となり、今後、このやり過ぎの反動に対する調
整で、20〜30程度までIPOレシオは調整するとの想定がメインシナリオだ。少
なくとも、5日移動平均線をブレイクするまでは慎重スタンスを継続したい。

一方、3市場売買代金は前週末比53億円減少の299億円となった。主要な株価
指数は先週末にマザーズ、ヘラクレスは算出来安値を更新し、日経ジャスダッ
ク平均は年初来安値を更新した。そして、ファニーメイ、フレディマックの国
有化発表で東京株式市場は全面高・大幅高となった。

新興市場の主要な株価指数も確かに反発した。しかし、上げ幅・率は小さく、
売買代金も一向に増加しないどころか、逆に、減っている。新興市場には資金
が一向に入っていないことが確認された。

今に始まったことではないが、これは非常に深刻な買い手不足とみておく必要
がある。基本的には、今回の東京株式市場の大幅高の要因は外部環境の改善だ。

しかし、新興市場は内需系銘柄が相対的に多い。つまり、内部要因、特に、内
需の回復が確認できないうちは、新興市場は中長期的な下落トレンドを描き続
けるとみている。むろん、短期的なリバウンドを交えながら。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ IPO情報
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★ 編集後記
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ファニーメイとフレディマックの国有化の正式発表を受けて、8日の東京株
式市場は大幅高となりました。しかし、この国有化は米国で関連法が整備さ
れた7月の段階で、いずれどこかで米政策当局はそれを実行せざるを得ない
状況に追い込まれるとの見方が大勢でした。ですから、ポジティブですが、
ポジティブ・サプライズとはならず、8日の日経平均は上昇したとは言え、
伸び悩みました。目先は、3月のベア救済後、7月の両住宅公庫救済案取り
まとめや空売り規制後のようなリバウンドが実現することになるでしょう。
しかし、問題の根本は米住宅市場の下落に歯止めが掛からないことです。く
さいニオイは元から断たないとダメです。よって、買戻し一巡後は、再び、
米国株式市場は政策を催促する動きになるとみています。次に催促するは、
民間金融機関への公的資金投入だとみています。

(藤井英敏)

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