Friday, August 1, 2008

「カブ知恵」発、米株下落と国内企業収益低迷を嫌気、日経は3日ぶりに大幅反落�

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年8月1日発行

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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 13094.59 -282.22 -2.11%
TOPIX 1272.93 -30.69 -2.35%
日経JASDAQ 1443.23 -7.84 -0.54%
J−Stock 1232.02 -38.78 -3.05%
マザーズ 496.32 -13.74 -2.69%
ヘラクレス 782.45 -19.45 -2.43%
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★ 相場概況(主力株)
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1日の日経平均は前日比282.22円安の13094.59円、高値は9時2分の13294.17
円、安値は12時52分の13039.21円。東証一部の売買代金は2兆3026億円、値上
がり銘柄数は208銘柄、値下がり銘柄数は1449銘柄、変わらずは63銘柄。日経
平均は大幅に3日ぶりに反落した。

7月31日のNYダウは前日比205.67ドル安の11378.02ドルで取引を終えた。4-
6月期の米実質GDP速報値は前期比年率1.9%増となり、市場予想の2.3%増
に届かなかったことや、グリーンスパン前FRB議長が米CNBCとのインタ
ビューで、「米経済は後退局面の瀬戸際」「住宅市場は底入れには程遠い」な
どと述べたと伝わったことも嫌気された。

NYダウの大幅下落を嫌気して、前場から東京株式市場では売りが先行した。
米雇用統計やISM製造業景況感指数の発表を控えた週末ということもあり、
買い手控え気分が強い中、外部環境の悪化、国内景気減速懸念の強まりなどを
背景に、売り圧力が強まり、日経平均の下げ幅は拡大した。

後場に入っても地合いは好転せず。銀行株の下落やNEC(6701)の急落を受
け、国内企業の先行き業績悪化懸念が強まり、市場センチメントが悪化した。
また、アジア各国・各地域の株式市場が総じて軟調だったことなども嫌気され
た。

東証33業種では、パルプ・紙、電気・ガス、陸運の3業種が値上がりした。一
方、鉱業、その他金融、建設、銀行、ガラス・土石、不動産、機械、石油・石
炭製品、証券、商品先物、金属製品、保険、ゴム製品、鉄鋼、卸売、繊維製品、
その他製品などが値下がりした。

個別では、東証一部の値上がり率トップは田崎真珠(7968)、2位はベルーナ
(9997)、3位は東京特殊電線(5807)。一方、値下がり率トップはミネベア
(6479)、2位はきもと(7908)、3位は日本電気(6701)。

個別銘柄動向は以下の通り

田崎真珠(7968)、第三者割当による優先株式の発行が買い材料
190円 48円高
31日、第三者割当による優先株式の発行、定款の一部変更、代表取締役及び役
員の異動、主要株主である筆頭株主及び親会社の異動などを発表した。増資に
よる財務基盤拡充が買い材料になった。MBK パートナーズ(以下「MBKP」)の投
資目的子会社であるWatermunt Spare Parts B.V.(以下、「WSP」)を割当先と
して第三者割当による新株式(A種優先株式)の発行(以下、「本増資」)を行う
ことを決議し、WSP との間で本増資に関する株式引受契約を締結した。割当先
をWSP として、A種優先株式を3500万株発行する予定(払込金額70億円)。本増
資におけるA種優先株式の発行価額は1株につき200 円だが、A 種優先株式に
は、(当初の取得比率を前提とすると)優先株式1株につき4株の普通株式の交
付を請求することができる取得請求権や、株主総会における議決権が付与され
ていることなどから、会社法上、引き受ける者に特に有利な金額となると考え
られるため、本増資については、株主総会の特別決議による承認が得られるこ
とが条件となる。

ベルーナ(9997)、09年3月期第1四半期決算通過で買い安心が強まる
480円 60円高
31日、09年3月期第1四半期連結業績を発表した。決算通過で買い安心が強ま
った。売上高は前年同期比6.1%減の311億1300円。一方、利益面は、営業利益
はコスト削減の遅れもあって同6.1%減の27億9100万円、経常利益は同13.7%
減の26億7600万円、当期純利益は同18.4%減の14億4200万円。第1四半期の業
績は、ほぼ当初計画通りだが、為替の影響を組み込んだ結果、第2四半期連結
累計期間の経常利益を5億1000万円、当期純利益を5億3000万円それぞれ下方
修正した。一方、通期の連結業績予想については08年5月2日に公表した予想
に変更はない。通期連結業績予想は、売上高は1255億円(前期比 0.3%増)、営
業利益は110億円(同7.8%増)、経常利益は105億円(同46.8%増)、当期利益は
61億3000万円(同 78.4%増)。

東京特殊電線(5807)、09年3月期第1四半期、営業利益の黒字転換を好感
189円 20円高
31日、09年3月期第1四半期連結業績を発表した。営業利益の黒字転換が好感
された。売上高は前年同期比4.8%増の119億9400万円、営業損益は前年同期比
1900万円好転して1300万円の営業利益、経常利益は3800万円好転して4200万円。
また、固定資産売却益3億9800万円により、当期純利益は前年同期比3億5300
万円好転して3億5400万円となった。光部品・機器部門では、国内外の高速・
大容量通信における光通信への設備投資が拡大したことにより光アンプおよび
光加工品の売上が伸長し、売上高は前年同期比101.9%増の13億5500万円。

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若林栄四のプロフィール

1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行
シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店為替課長
を経て、85年よりニューヨーク支店次長。1987年、勧角証券(アメリカ)執行
副社長。1996年末退職。歴史観に裏づけされた洞察力から生み出される、内外
金融市場全般に亘る鋭い相場大局観及び問題の本質を把握し明確に語りきる同
氏の姿勢は、日本国内に限らず海外のプロフェッショナル・機関投資家・ファ
ンド・マネジャーの間でも注目されている。

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が必要となります。また、このレポートは皆様の投資の一助となることを目的
として作成されておりますが、元本を保証するものではありません。投資の最
終判断はご自身の責任で行うようお願い申し上げます。

(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ
金融商品取引業者 登録番号 関東財務局長(金商)第1698号
社団法人日本証券投資顧問業協会 会員番号012-02024
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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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来週の日経平均は引き続き米国株式市場の動向に影響を受け続ける見通し。一
方、国内主力企業の第1四半期決算はほぼ一巡したが、全体としては悪いとの
印象が強い。原材料価格の最終価格への転嫁がやや遅れたこと、国内景気の低
迷がやや深刻化しつつあること、原油価格の上昇が急ピッチだったことなどの
影響が大きかったようだ。

なお、足元では、最大の元凶だった原油価格が調整している。このため、先行
きの業績に対して過度に悲観する必要はないだろう。多くの企業は今後も価格
交渉で値上げを勝ち取り、収益改善が図れるとみているからだ。

なお、7月31日付けの日経新聞は、「内閣府は政府の公式な景気判断を示す月
例経済報告では7月は、景気は回復が一時的に滞る「踊り場」にあるとの判断
を維持した。8月7日をめどに公表する8月の月例報告で判断を下方修正し、
景気後退を示唆する内容にするかどうかが焦点になる。ある内閣府幹部は、6
月の鉱工業生産指数について「特殊要因による落ち込みではなく、かなり深刻
な数字」と受け止めている。」と報じている。

確かに、国内景気は後退しつつあるが、その原因が、(1)原油高に起因した
インフレによる世界的な消費を中心にした景気低迷、(2)米住宅市場下落に
伴う米金融システム不安の2大要因であることを考えれば、少なくとも、(1)
は足元の原油相場動向をみる限り、解決に向かう公算が大きいとみている。
(2)については、未だ米住宅市場の底打ち時期が見えていないため予断は許
せない。だが、少なくとも、(1)のリスクが大幅に低下した点はポジティブ
に捉えて良いだろう。

ただし、来週はオプションSQ週だ。このため週前半は、薄商いの中、SQ値
をどこにするかの駆け引き、思惑が錯綜する可能性は高い。米国株式市場動向
との見合いとなるだろうが、外部環境が一段と悪化すれば、7月16日の12671.
34円を試し、125プットの売り手の買い戻しを誘う可能性は低くはない。

一方、上値だが、原油急落と米株急騰という追い風が吹けば、7月24日の1360
3.31円まで上昇する可能性も残るとみている。いずれにせよ、薄商いのため、
外部環境と仕掛け次第で、ボラが上昇し、一方向に動き易い相場になるとみて
いる。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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1日の新興3市場は全面安。日経ジャスダック平均は2日続落、東証マザーズ
指数、大証へラクレス指数は共に4日続落した。大証へラクレス指数は一時77
9.82ポイントまで下落し、7月22日の782.63ポイントを割り込み、算出来安値
を更新した。

個別では、日本精密(7771)、アイ・ピー・エス(4335)、ジー・エフグルー
プ(3751)、澤田ホールディングス(8699)、フリード(9423)、アプリック
ス(3727)、リンク・ワン(2403)、イメージワン(2667)、オープンループ
(4831)、東新住建(1754)、キョーエイ産業(1744)、ライフステージ(89
91)、santec(6777)、帝都ゴム(5188)、リミックスポイント(3825
)、ドリームバイザーHD(3772)などの値上がりが目立つ。

一方、トランスデジタル(9712)、新星堂(7415)、YOZAN(6830)、エ
ー・ディー・エム(3335)、三平建設(1908)、シンクレイヤ(1724)、クロ
ニクル(9822)、GDH(3755)、ミホウジャパン(2880)、セイクレスト(
8900)、ジャパンデジタルコン信(4815)、SDホールディングス(3726)な
どの値下がりが目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

日本精密(7771)、09年3月期第1四半期、経常損益段階からの黒字転換を好感
97円 27円高
31日、09年3月期第1四半期連結業績を発表した。経常損益段階からの黒字転
換が好感された。売上高は12億6800万円(前期比91.3%増)、営業損失は700万
円(前年同期は4700万円の赤字)、経常利益は100万円(同、3700万円の赤字)、
四半期純利益は1300万円(同、1億3800万円の赤字)。このうち昨年10月より子
会社とした株式会社村井の業績は、売上高は2億8800万円、売上総利益は1億
1000万円、営業損失は2100万円、経常損失は1400万円、当期純損失は273万円。
時計バンド事業の売上高は、3億2876万円の増加。そのうち、海外高級時計メ
ーカーからは引き続き受注が好調で前年同期比1億8708万円の増加。また、国
内大手メーカーからは香港支店でのG-Shock、Baby-Gモデル等の金属バンド及
び金属樹脂コンポバンドの受注の増加と、ベトナム子会社での時計部品及びIP
加工用金属バンドの受注増加があり、前年同期比1億4168万円の増加。メガネ
フレーム事業は、前年同期比2億7071万円の増加。うち子会社村井による増加
は2億8891万円。応用品事業は、静電気除去器等の受注増加があり、前年同期
比599万円の増加。

アプリックス(3727)、中間業績予想、営業利益・当期純利益の通期計画超過を
好感
129200円 13100円高
31日、08年2月15日の決算発表時に開示を見送っていた、08年12月期中間期の
連結および単体の業績予想を発表した。営業利益・当期純利益の通期計画超過
が好感された。中間期の決算発表は、8月14日を予定。また、08年12月期通期
の業績予想は、現時点において予想通りの進捗状況であり、2月15日発表の数
値から修正はない。中間連結売上高は26億9000万円、営業利益は1億9200万円、
経常利益は1億3600万円、当期純利益は1億2100万円。通期計画に対する進捗
率は、売上高は48.9%、営業利益は192.0%、経常利益は41.2%、当期純利益
は112.0%。

澤田HD(8699)、09年3月期第1四半期連結、営業黒字転換を好感
661円 81円高
31日に発表した、09年3月期第1四半期連結業績は、営業収益46億7700万円(
前年同期は39億8100万円)、営業利益6億6400万円(同4億2400万円の赤字)、
経常利益16億1900万円(同4億9800万円)、四半期純利益11億4900万円(同1億
6600万円)だった。証券業において外国債券の販売に注力した結果トレーデイ
ング益が前年同期比3億8400万円増加したことや、銀行業において、貸出金利
息が前年同期比7億1700万円増加したことが寄与した。また、株式会社外為ど
っとコム等が着実に利益を伸ばした結果、持分法投資利益は6億5900万円とな
ったことが利益を押し上げた。なお、同社は業績予想を開示していない。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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1日のIPOレシオは前日の57.14から4.6ポイント低下して52.54となった。
低下は3日連続。IPOレシオ5日移動平均線は79.41と、こちらも3日連続
で低下。IPOレシオが5日移動平均線を下回り、且つ、5日移動平均線自体
が下向きのため、直近IPO市場は調整局面と認識している。今後、IPOレ
シオは30程度まで低下する公算が大きいとみている。

一方、新興3市場の売買代金は前日から19億円減少し292億円となった。本日
の新興市場の主要な株価指数は下落した。大証へラクレス指数にいたっては算
出来安値を更新している。

ここまで指数が下落しても一向にボリュームが増加してこないどころか、減少
している。買い板が薄く、小口の売りを値を下げないと吸収できない状況だ。

戻れば売りたいという潜在的な売り物を考慮すると、新興市場の需給はメチャ
クチャ悪いとみておく必要があろう。つまり、今市場に出ている売り物は氷山
の一角とみておく必要がある。

新興市場のトレンドが大きく変化するにはよほど大きなイベントの発生が必要
だ。なぜなら、個人投資家中心に新興市場への関心は限りなくゼロに逓減して
おり、マインドは氷河期並みに冷え込んでいる。そこまで冷え込んでいる投資
家心理を暖化させるには、相当インパクトのある事象の出現が必要だ。しかし、
現時点では、その兆候はみられない。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ IPO情報
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★ 編集後記
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大証へラクレス指数が算出来安値を更新しました。需給的には、個人投資家
が新興市場からどんどん離れているためでしょう。もちろん、指数的には新
興不動産企業への警戒感の強まりが、指数下落の最大の要因です。サブプラ
イム問題の発生で、日本の不動産を買い漁った欧米ファンドが困窮した結果、
わが国不動産は深刻な買い手不足に陥っているようです。また、銀行も不動
産向け融資に対して非常に消極的になっている可能性が高いため、不動産業
界の淘汰・再編の公算が大きいので、新興不動産関連の調整は当分続くと覚
悟しておいた方が良さそうですね。

(藤井英敏)

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Thursday, July 31, 2008

「カブ知恵」発、日経平均は上値重い展開、企業業績への警戒感強まる�

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年7月31日発行

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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 13376.81 9.02 0.07%
TOPIX 1303.62 0.63 0.05%
日経JASDAQ 1451.07 -1.82 -0.13%
J−Stock 1270.8 -1.41 -0.11%
マザーズ 510.06 -11.16 -2.14%
ヘラクレス 801.9 -11.56 -1.42%
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★ 相場概況(主力株)
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31日の日経平均は前日比9.02円高の13376.81円、高値は9時10分の13467.67円、
安値は12時31分の13256.38円。東証一部の売買代金は2兆4737億円、値上がり
銘柄数は961銘柄、値下がり銘柄数は649銘柄、変わらずは107銘柄だった。日
経平均は小幅ながら2日続伸した。

30日のNYダウは前日比186.13ドル高の11583.69ドルで取引を終えた。ADP
が発表した7月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数が前月比9000人
増と、市場予想の6万5000人減に反して増加したことが買い材料となった。一
方、NY原油先物相場は大幅に反発。WTI期近の9月物は前日比4.58ドル高
の1バレル126.77ドルで終えた。米エネルギー省が発表した在庫統計で、ガソ
リン在庫が市場予想に反して減少した。これを受け、ガソリン相場が急上昇、
原油相場も連れ高した。

前場の東京株式市場では、米国株高を好感した買いが先行した。しかし、戻り
待ちの売り圧力が強かった。日経平均はほぼ寄り付き天井となった。銀行株、
任天堂(7974)、トヨタ(7203)、トヨタ系部品メーカー等の株価下落が市場
心理を冷やした。また、上値の重さを嫌気した売りが前引けにかけ出たことで、
日経平均の下げ幅が広がった。

後場寄り直後も前場の地合いを引き継いで売られたが、徐々に押し目買いや売
り方の買戻しが入って、下げ幅を縮小した。月末でもあり、ドレッシング買い
への思惑も、後場に入って強まったとみられる。

東証33業種では、電気・ガス、鉱業、食料品、医薬品、石油・石炭製品、小売、
パルプ・紙、情報・通信、その他金融、化学などが値上がりした。一方、その
他製品、輸送用機器、機械、海運、証券、商品先物、不動産、卸売、繊維製品、
ゴム製品、ガラス・土石などが値下がりした。

個別では、東証一部の値上がり率トップは日本曹達(4041)、2位は東洋鋼鈑
(5453)、3位はシンキ(8568)。一方、値下がり率トップは真柄建設(1839
)、2位はジョイント・コーポレーション(8874)、3位はタカタ(7312)。

個別銘柄動向は以下の通り

日本曹達(4041)、第1四半期業績、営業損益段階での第2四半期計画大幅超過
を好感
451円 80円高のストップ高買い気配
30日、09年3月期第1四半期連結業績を発表した。営業損益段階での第2四半
期計画大幅超過が好感された。売上高は404億1200万円(前年同四半期は389億9
200万円)、営業利益は25億1500万円(同、36億4600万円)、経常利益は46億200
万円(同、38億5600万円)、四半期純利益は33億2900万円(同、18億5000万円)。
第2四半期計画に対する進捗率は、売上高は54.6%、営業利益は838.3%、経
常利益は767.0%、当期純利益はトントン予想に対して33億2900万円。利益面
は、前年同期に比べ為替相場が円高になるとともに、原燃料価格が一段の上昇
をしたこと等により、営業利益は25億1500万円となり、前年同期に比べ11億30
00万円の減益となったが、経常利益は、持分法適用会社の収支が大幅に改善し
たこと等により、前年同期に比べ7億4600万円の増益となった。

東洋鋼鈑(5453)、09年3月期通期連結業績の上方修正を好感
516円 80円高のストップ高買い気配
30日、09年3月期通期連結業績の上方修正を発表した。売上高は従来の1348億
円を1356億円へ、営業利益は同50億円を69億円へ、経常利益は同48億円を70億
円へ、当期純利益は同29億円を43億円へ、それぞれ上方修正した。ホットコイ
ル等の諸資材価格の高騰の影響があったが、生産性向上及び製造原価の低減に
努めたことや、製品価格見直しについてユーザーから概ねの理解をしてもらえ
たこと、諸資材価格の上昇による在庫評価益の発生が見込まれることなどによ
り、上方修正した。

シンキ(8568)、第1四半期連結業績、営業損益段階からの大幅増益を好感
119円 18円高
30日、09年3月期第1四半期連結業績を発表した。営業損益段階からの大幅増
益が好感された。当第1四半期末の営業貸付金残高は、1212億8800万円と前年
度末比93億3500万円(7.1%)の減少となった。第1四半期の営業収益は、営業
貸付金残高の減少と貸付利回りの低下により前年同期比31億1400万円(31.8%)
減少して66億7400万円。利益面では、前期に旧金利ビジネスからの脱却を目的
として旧金利資産に対する貸倒引当の強化を行ったため、償却関連費用が減少
し、営業利益は、前年同期比14億4700万円(227.1%)増加して20億8500万円、
経常利益は20億5200万円、四半期純利益は17億8200万円となった。

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若林栄四が入手・分析した情報をベースに独自の指数分析・チャート分析を加
え、株式市場の見通しから個別銘柄まで網羅したレポート

若林栄四のプロフィール

1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行
シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店為替課長
を経て、85年よりニューヨーク支店次長。1987年、勧角証券(アメリカ)執行
副社長。1996年末退職。歴史観に裏づけされた洞察力から生み出される、内外
金融市場全般に亘る鋭い相場大局観及び問題の本質を把握し明確に語りきる同
氏の姿勢は、日本国内に限らず海外のプロフェッショナル・機関投資家・ファ
ンド・マネジャーの間でも注目されている。

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込みに際しては、『契約締結前の書面』のご確認と『投資顧問契約書』の手交
が必要となります。また、このレポートは皆様の投資の一助となることを目的
として作成されておりますが、元本を保証するものではありません。投資の最
終判断はご自身の責任で行うようお願い申し上げます。

(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ
金融商品取引業者 登録番号 関東財務局長(金商)第1698号
社団法人日本証券投資顧問業協会 会員番号012-02024
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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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31日の日経平均は30日のNYダウが大幅続伸した割には反応が鈍いなというの
が率直な印象。やはり、足元で、原材料高を吸収できず、また、国内外の景気
の減速を背景に、主力株の業績下方修正が散見されるため、投資家が慎重にな
っているのだろう。

だが、あく業績に関しては、これまでの下落で相当分織り込んでいることもあ
り、相場は、上値は重いとは言え、下げ渋っているようだ。今週は週末に米雇
用統計の発表を控えていることもあり、明日も大きくポジションを傾ける市場
参加者は少ないとみられる。本日は月末のドレッシンへの思惑もあり、後場に
かけて売買代金が多少膨らんだ。

しかし、明日はそのような特殊要因が剥落するため、今晩の欧米金融市場がよ
ほど大きく上下しない限り、動意薄の相場がイメージされる。投資家の積極的
な市場参加が期待できない中での週末ということで、方向感は掴み難い、膠着
相場を覚悟したい。

なお、決算内容を受けての銘柄入れ替えは継続する見通しだ。買われる銘柄も
あれば、売られる銘柄もあるということ。このため、個別株物色の色彩が一段
と強まるとみている。

また、今後、値上げをしてくる企業は多いと推察される。このため、値上げを
企んでいる多くの企業は慎重な見通しを出してくるはず。景気のいい話をして
いると、お得意先は値上げに首を縦に振るはずがないだろうからだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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31日の新興3市場は全面安。日経ジャスダック平均は2日ぶりに反落。東証マ
ザーズ指数、大証へラクレスシスは共に2日続落した。

個別では、クロニクル(9822)、LTTバイオファーマ(4566)、アイディー
ユー(8922)、クラスターテクノロジー(4240)、オー・エイチ・ティー(67
26)、ダブルクリック(4841)、ニューフレアテクノロジー(6256)、セイク
レスト(8900)、トーイン(7923)、シーフォーテクノロジー(2355)、SD
ホールディングス(3726)、アズジェント(4288)、ウィル(3241)、イメー
ジワン(2667)、エヌアイエフSMBCベンチャー(8458)などの値上がりが
目立つ。

一方、エー・ディ・エム(3335)、キョーエイ産業(1744)、夢真ホールディ
ングス(2362)、三平建設(1908)、サンワドー(7430)、フリード(9423)、
プライムワークス(3627)、ジャパンデジタルコン信(4815)、水道機工(64
03)、アセット・マネジャーズHD(2337)、ネットイヤーグループ(3622)
などの値下がりが目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

LTTバイオファーマ(4566)、09年3月期通期連結最終利益の上方修正を好感
15520円 2000円高のストップ高買い気配
31日11時、09年3月期通期連結最終利益の上方修正を発表した。これが好感さ
れた。売上高6億2500万円、営業損失7億2300万円、経常損失3億6200万円は
据え置いたが、当期純利益は従来の2100万円を1億2100万円に上方修正した。
元代表取締役水島裕の死去に伴う受取保険金1億円を特別利益に計上した。

クラスターテクノロジ(4240)、第1四半期、営業・経常利益の黒字転換を好感
16290円 2000円高のストップ高買い気配
30日、09年3月期第1四半期連結業績を発表した。営業・経常利益の黒字転換
を好感した。第1四半期会計期間は、機能性・精密成形品、パルスインジェク
ター、成形碍子、成形碍子用複合材料等の当初予想を上回る好調な販売により、
08年5月14日に公表した当期第2四半期累計期間(当期上期)の業績予想に対し、
売上高が55.9%の進捗と順調に推移した。(第2四半期累計期間6ケ月間の当
初売上予想4億4800万円に対して、第1四半期3ケ月間の売上実績2億5000万
円)一方で営業利益・経常利益・四半期純利益は、共に赤字の予想並びに赤字
の前年同期実績に対し、わずかながらではあるが、それぞれ黒字化している。
当初、赤字であった予想が改善されたのは、売上増による売上総利益の増加、
合理化・生産性の向上による製造原価低減による売上総利益率の改善、並びに
販売費及び一般管理費の削減を計画以上に達成できたことによるもの。

アズジェント(4288)、09年3月期通期業績予想の上方修正を好感
29500円 3000円高のストップ高買い気配
30日、09年3月期通期業績予想の上方修正を発表した。これが好感された。売
上高は従来の37億円を据え置いたが、営業利益は同1億5000万円を1億7500万
円へ、経常利益は同1億5000万円を1億7500万円へ、当期純利益は同1億4500
万円を2億1000万円へ、それぞれ上方修正した。営業利益及び経常利益につい
ては、主力商品のファイアウォール関連商品の利益率が改善したことや利益率
の高いコンサルティング関連の売上高が好調だったことで、売上総利益が期首
予想を上回って推移したことから、期第1四半期において、営業利益6600万円、
経常利益6400万円となった。これを主要因とし、通期営業利益及び通期経常利
益はともに1億7500万円(第2四半期累計期間はともに7500万円)を見込んいる。
また、当期純利益は、09年3月期第1四半期に繰延税金資産の回収可能性を見
直し、回収可能額が増加したことで、1億円万円を計上したことにより、前回
予想を6500万円超過したことで、通期においては、2億1000万円(第2四半期
累計期間は1億1000万円)となる見通し。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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31日のIPOレシオは前日の85.11から27.97ポイント低下して57.14となった。
低下は2日連続。IPOレシオ5日移動平均線は80.90と、こちらも2日連続
で低下した。

IPOレシオが5日移動平均線を下回り、且つ、5日移動平均線自体が下向き
のため、直近IPO市場は調整局面に入ったと認識している。今後、30レベル
までの調整は覚悟したい。

一方、3市場売買代金は前日から55億円減少して311億円となった。新興市場
の主要な株価指数は軒並み下落している。指数がここまで下がっても一向に押
し目買いが入らない深刻な状態が続いている。確かに、売買代金が乏しいため、
売りものが少ないとの見方もできなくはない。

しかし、これはそうではなくて、この水準ではさすがに損失が大き過ぎて売る
に売れない投資家が多数存在する中、この水準まで下がっても、新興市場を魅
力的感じる投資家がメチャクチャ少ないため、このレベルでは出会いが少ない
のだろう。

また、戻れば売りたいという投資家が相当数いることが予想されるため、潜在
的な需給悪が強く意識され、短期筋も新興には参加してこない、また、大口投
資家も流動性リスクの高さから、参入は避けているとみられる。つまり、新興
市場は、引き続き、物色圏外に放置される公算が大きいとみている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ IPO情報
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IPOスケジュールはこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.kabutie.co.jp/ipo/ipo.html
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★ 編集後記
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本日、東証が発表した7月第4週(22日〜25日)の投資主体別売買動向では、
外国人は5週ぶりに買い越しました。買い越し額は133億円(前週は1780
億円の売り越し)でした。一方、個人は7週ぶりに売り越しです。売り越し
額は2024億円(同、472億円の買い越し)です。委託合計は2495億円の売
り越し、自己は2691億円の買い越しでした。相場の戻り場面で、個人中心に
株式市場から逃げ出したいという動きが活発化しているように感じます。株
式を「持たざるリスク」ではなく、「持ってしまったリスク」がヒシヒシと感
じられる投資主体別売買動向です。

(藤井英敏)

ご意見・ご要望がございましたら、下記メールアドレスにご連絡下さい。
           ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
            henko@kabutie.co.jp
                           
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フォントの設定をWindowsは「MSゴシック」、Macは「Osaka-等幅」等として
いただきますと見やすくご覧いただけます。
<Outlook Express の場合>
メニューから「ツール」−「オプション」−「読み取り」−「フォント」
で「MSゴシック」をお選びください。
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切責任を負いかねます。また、当社が提供するすべての情報について、当社の
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★発行 株式会社 カブ知恵 < http://www.kabutie.co.jp/ >

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Wednesday, July 30, 2008

「カブ知恵」発、米国株高・原油安を好感、日経は大幅反発、25日線も回復�

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年7月30日発行

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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 13367.79 208.34 1.58%
TOPIX 1302.99 21.35 1.67%
日経JASDAQ 1452.89 3.07 0.21%
J−Stock 1272.21 18.38 1.47%
マザーズ 521.22 -5.88 -1.12%
ヘラクレス 813.46 -1.7 -0.21%
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★ 相場概況(主力株)
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30日の日経平均は前日比208.34円高の13367.79円、高値は9時55分の13372.28
円、安値は9時5分の13264.08円。東証一部の売買代金は2兆261億円、値上が
り銘柄数は1442銘柄、値下がり銘柄数は221銘柄、変わらずは54銘柄。値上がり
銘柄数が83.9%に達し、全面高。日経平均は2日ぶりに反発し、25日移動平均
線(30日現在、13240.68円)及び5日移動平均線(同、13363.81円)を回復し
た。

29日のNYダウは前日比266.48ドル高の11397.56ドルで取引を終えた。メリル
リンチの損失処理と増資のセットが好感された。また、コンファレンス・ボー
ドが発表した7月の消費者信頼感指数は51.9に上昇し、市場予想の51を上回っ
たことや、WTI期近の9月物原油先物が一時1バレル120.42ドルに下落した
ことも好感された。

前場の日経平均は米国株高・原油安を好感した買いが先行した。なお、朝方
発表された6月の鉱工業生産指数は、前月比2.0%低下した。4-6月期の指数
は2四半期連続で前期より低下した。7-8月も減産が続く見通しだが、本日
の株式市場では特に悪材料視されなかった。

後場も堅調な相場が継続した。しかし、後場の日経平均の値幅は46.27円にと
どまり、膠着感が非常に強かった。第1四半期決算発表が本格化しており、好
業績銘柄が買われ、悪業績銘柄が売られるという、個別株物色が中心になって
いた。

東証33業種では、水産・農林、医薬品、その他金融、保険、倉庫・運輸、証券、
商品先物、建設、鉄鋼、その他製品、小売、不動産、金属製品、ゴム製品、化
学、銀行、卸売などが値上がりした。一方、鉱業、機械の2業種が値下がりし
た。

個別では、東証一部の値上がり率トップはアゼル(1872)、2位はゼクス(89
13)、3位は片倉工業(3001)。一方、値下がり率トップは真柄建設(1839)、
2位はゼファー(8882)、3位はペガサスミシン製造(6262)。

個別銘柄動向は以下の通り

フィデック(8423)、長崎屋との業務提携と第1四半期の好業績を好感
38100円 4000円高のストップ高買い気配
30日11時、長崎屋との業務提携を発表した。これが好感された。株式会社長崎
屋(千葉県市川市)に対し、支払事務のアウトソーシングサービス及び売掛金先
払いサービスを提供することにつき業務提携した。サービスは08年7月より開
始する。ドン・キホーテ(7532)の連結子会社である長崎屋は総合小売業として、
衣料品を中心に食料品・生活関連用品等を販売し、全国18都道府県において52
店舗を展開している。約220万人のカード会員を有し、ファミリー層や中高年
層に強みを持つなど地域密着型戦略を重視しており、現在は新業態創造に向け
た事業活動を行うと共に、経営体制の強化と効率化を進めている。今般の提携
による業績への影響について既に08年5月7日に発表済みの09年3月期の業績
予想と変更はない。同時に発表した、09年3月期第1四半期業績は、取扱累計
高776億3900万円(前年同期比25.7%増)、営業収益は9億8600万円(同27.8%増
)、経常利益は4億4000万円(同62.2%増)、四半期純利益は2億5500万円(同61
.7%増)。この好業績も好感された。

ベンチャーリンク(9609)、希望退職者募集結果公表、リストラ進展を好感
81円 8円高
29日、希望退職者募集の結果を発表した。リストラの進展が好感された。募集
人数 150名に対して、希望退職応募者数 122名、通常退職者数 45名、退職者
数計167名。中間期における特別退職金の支給等による特別損失計上額は、発
表当初想定した約2億8000万円から約1億2000万円となる見通し。また当下期
において約3億6000万円の人件費および販売管理費のコストダウンが見込まれ
る。なお、当期の業績予想への影響については、現在中間決算を取り纏めてい
る段階にあるため、判明次第公表する。

ユー・エス・エス(4732)、自己株式取得と第1四半期の好調を好感
7140円 620円高
29日、自己株式取得を発表した。これが好感された。取得しうる株式の総数上
限は50万株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合1.56%)、取得価額
の総額上限は37億5000万円、取得方法は市場取引、株式取得の日程は08年7月
30日〜08年9月22日。同時に、09年3月期第1四半期連結業績を発表した。売
上高は186億7700万円(前年同期比10.9%増)、営業利益は70億7800万円(同10.3
%増)、経常利益は71億3900万円(同9.9%増)、当期純利益は37億4300万円(同3
.9%増)。足元業績好調も好材料となった。国内における中古自動車市場は、
新車販売の低迷や海外への旺盛な中古自動車の輸出により国内における中古自
動車の品薄感がしばらく続くものと思われる。このような状況のもと、同社グ
ループは積極的な設備投資などにより会場利便性向上や会員サービス向上を実
現し、さらなるシェア拡大を目指す。

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1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行
シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店為替課長
を経て、85年よりニューヨーク支店次長。1987年、勧角証券(アメリカ)執行
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金融市場全般に亘る鋭い相場大局観及び問題の本質を把握し明確に語りきる同
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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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30日の日経平均は大幅反発となったが、商いは薄かった。3月決算企業の第1
四半期決算発表が本格化しており、その内容を見極めたいというムードが強い。

また、米国株式市場が乱高下している。東京株式市場は薄商いの中、その動向
で激しく上下するという動きを余儀なくされている。実際、本日の日経平均先
物の出来高は7万4219枚と、6月のFOMCの結果発表を控えて商いが低調だ
った6月24日の6万6458枚以来、約1ヶ月ぶりの低水準だった。まさに夏枯れ
相場となっている。

なお、本日の上昇で日経平均は25日移動平均線(30日現在、13240.68円)、5
日移動平均線(同、13363.81円)共に上抜いた。テクニカル的には改善した。
しかし、商いが薄い上、米国株式市場の振れ幅が大きいため、今後も米株が急
落したりすれば、あっさりと25日移動平均線を割り込むことも十分考えられよ
う。その意味ではサポートとしての信頼度は低い。

ただし、「閑散に売りなし」という相場格言がある。これは、相場が閑散商状
になる時は、普通は、相場が高値から下落して、値動きがなくなっている状態
であり、多くの投資家は保有株をぶん投げてしまおうという気分になりがちだ。

しかし、このような閑散状態は、売り買いの材料をこなして、いったん落ち着
いてしまった状態である。つまり、材料次第でどちらにも動く可能性があるの
だ。よって、閑散相場の時に売り急ぐ必要はないのだ。この相場格言を想起す
るべき状態だろう。だが、買いも動き出してから買うに越したことはない。結
局、当面の相場は見送り気分が強まるとみている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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30日の新興3市場は高安マチマチ。日経ジャスダック平均は2日ぶりに反発し
たが、東証マザーズ指数、大証へラクレス指数は2日続落した。個人投資家の
新興市場への買い意欲が一段と低下していることが影響しているとみられる。

象徴的なのが、28日に新規上場したイデアインターナショナル(3140)の値動
き。同社株は上場初日から3日連続でストップ安を付けた。終値は前日比370
円安の2540円と、ストップ安の2510円からやや値を戻したが、公募価格2750円
は割り込んだ。同社株の高値は上場初日の3980円。僅か3営業日で一時36.9%
もの急落となった。

個別では、夢真ホールディングス(2362)、昭和パックス(3954)、ジーダッ
ト(3841)、サイバーファーム(2377)、オー・エイチ・ティー(6726)、シ
ーフォーテクノロジー(2355)、アイビーダイワ(3587)、大阪港振興優先(
8810)、アドバンテッジリスクマネ(8769)、ウィーヴ(2360)、アイディー
ユー(8922)、ゼンテック・テクノロジー(4296)、デジタルデザイン(4764
)などの値上がりが目立つ。

一方、三平建設(1908)、キョーエイ産業(1744)、SDホールディングス(
3726)、明豊エンタープライズ(8927)、オートウェーブ(2666)、クロニク
ル(9822)、エー・ディー・エム(3335)、ジャパンデジタルコン信(4815)、
ニューフレアテクノロジー(6256)、イデアインターナショナル(3140)、N
ESTAGE(7633)、ネットイヤーグループ(3622)、カウボーイ(9971)、
クリエイト(3024)などの値下がりが目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

シーフォーテクノロジー(2355)、第1四半期連結、増収と営業利益の黒字転換
を好感
15790円 2000円高のストップ高買い気配
29日、09年3月期第1四半期連結業績を発表した。大幅増収と営業・経常利益
の黒字転換が好感された。売上高は14億400万円(前年同四半期は6億6700万円
)、営業利益は1500万円(同、1億4100万円の赤字)、経常利益は2000万円(同、
1億5900万円の赤字)、四半期純損失は2800万円(同、1億7400万円の赤字)。0
8年4月1日付でトレードウィン株式会社およびSBIテック株式会社を新た
に子会社化し、既存の情報セキュリティ分野と密接に関連する金融システム分
野へと事業領域を拡大した。トレードウィンおよびSBIテックは、金融機関
のニーズを取り込み、順調に業績を拡大させたため、同社グループの売上、利
益はともに、前年同期に比べて大きく伸びた。また子会社が債務保証先に貸付
を行ったため、当該貸付金相当額の債務保証損失引当金戻入額を特別利益に計
上し、当該貸付金に対しては貸倒引当金繰入額を特別損失に計上している。

ジーダット(3841)、09年3月期第1四半期、大幅増収・営業増益を好感
143700円 20000円高のストップ買い気配
30日12時、09年3月期第1四半期業績を発表した。大幅増収・営業増益が好感
された。売上高は7億3100万円(前年同四半期は4億5600万円)、営業利益は2
億8300万円(同3300万円)、経常利益は3億300万円(同7800万円)、四半期純利
益は1億9300万円(同4700万円)。主力製品「α—SX」の自動設計製品を中心と
して、顧客毎の設計生産性の向上に直結するような機能強化及びサービス・サ
ポート体制の強化を図ることで競争激化に対応し、一方、前連結会計年度から
の受注残も寄与して、当初計画どおり、前年同期を大きく上回る結果をあげる
ことができた。

夢真HD(2362)、自己株式取得と第3四半期の最終黒字転換を好感
76円 13円高
29日、自己株式取得を発表した。これが好感された。取得する株式の総数上限
は200万株(自己株式数を除いた発行済株式総数に対する割合2.79%)、取得価
格の総額上限は1億円(手数料を除く)、取得する期間は08年7月30日(水)〜08
年12月30日(火)。同時に、08年9月期第3四半期連結業績を発表した。売上高
は54億6700万円(前年同四半期比84.1%減)、営業利益は3億4100万円(同52.0
%減)、経常利益は2億1800万円(同66.8%減)、四半期純利益は2億6600万円(
前年同四半期は3億500万円の赤字)。この最終黒字転換も好感された。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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30日のIPOレシオは前日の102.27から17.16ポイント低下し、85.11となった。
低下は3日ぶり。IPOレシオ5日移動平均線は85.08と、こちらも3日ぶり
の低下。IPOレシオは5日移動平均線を僅かに上回っているが、5日移動平
均線自体が下降に転じたことで、直近IPO市場は調整入りした可能性が高い。

一方、3市場売買代金は前日から44億円増加して366億円となった。だが、売
買代金自体の水準は目を覆いたくなるような低水準だ。個人投資家の新興市場
への関心が限りなくゼロの逓減した結果、このような低ボリューム状態が恒常
化しているのだろう。

そして、この傾向はしばらく続く公算が大きい。新興市場全体を見直すような
イベントの発生がないと、現状の閉塞状態の打破は期待できないとみている。

IPOによる相場刺激効果は、少なくとも28日上場のイデアインターナショナ
ル(3140)の値動きをみる限り、大きくマイナスに作用している感が強い。

なお、今後出てくる銘柄にしても、ベンチャー比率の高い銘柄は、イデアのよ
うな初値示現後のナイアガラが続出する可能性は決して低くはないだろう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ IPO情報
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★ 編集後記
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信用評価損益率が7週ぶりに改善しました。25日申し込み時点の評価損益率
はマイナス14.74%と、前週のマイナス18.06%から3.32ポイント縮小しま
した。一方、東証が29日発表した25日時点の信用買い残は前週比595億円
減り、2兆760億円です。買い残は4週連続で減少しています。また、水準
は6月6日の1兆9562億円以来の低さです。買い方がどんどん建玉整理を進
めています。評価損益率は改善していますが、今のような閑散相場が続くと、
信用個人の戦闘意欲はますます低下し、戦線を縮小し、撤収を続ける可能性
が高そうです。

(藤井英敏)

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Tuesday, July 29, 2008

「カブ知恵」発、米国で信用不安が再燃、日経は急反落�

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年7月29日発行

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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 13159.45 -194.33 -1.46%
TOPIX 1281.64 -19.15 -1.47%
日経JASDAQ 1449.82 -8.79 -0.6%
J−Stock 1253.83 -37.4 -2.9%
マザーズ 527.1 -6.45 -1.21%
ヘラクレス 815.16 -12.42 -1.5%
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★ 相場概況(主力株)
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29日の日経平均は前日比194.33円安の13159.45円、高値は始値の13220.33円、
安値は10時22分の13018.22円。東証一部の売買代金は1兆8947億円、値上がり
銘柄数は309銘柄、値下がり銘柄数は1321銘柄、変わらずは86銘柄。東証一部
全体の76.7%が値下がりする全面安商状。日経平均は大幅反落し、25日移動平
均線(29日現在、13259.95円)を割り込んだ。

28日のNYダウは前週末比239.61ドル安の11131.08ドルで取引を終えた。前週末
の地銀2行の破綻で、金融不安が強まった。一方、NY原油先物相場は反発した。
WTI期近の9月物は前週末比1.47ドル高の1バレル124.73ドルで終えた。ナ
イジェリアで武装勢力が石油パイプラインを攻撃したと伝わったことが買い材
料となった。

米国株の急反落と原油先物相場の反発を受け、本日の東京株式市場は、それを
嫌気した売りが先行した。また、メリルリンチが、最大85億ドル相当の普通株
を発行すると発表したことも嫌気材料視された。そして、アジア各国・各地域
の株式市場が全面安となっていることも投資マインドを冷やし続けた。東京市
場では3月決算企業の第1四半期決算発表が本格化している上、米国では重要
なマクロ指標の発表を控えており、買い手控え気分が非常に強い状態であるこ
とも本日の反落につながったようだ。

東証33業種では、鉱業、卸売、その他製品の3業種が値上がりした。一方、海
運、その他金融、ゴム製品、証券、商品先物、輸送用機器、機械、電気機器、
石油・石炭製品、化学、精密機械、繊維製品、金属製品、空運、銀行、建設、
鉄鋼などの値下がりが目立つ。

個別では、東証一部の値上がり率トップはタカラレーベン(4739)、2位は伊
藤忠テクノソリュー(4739)、3位はGSIクレオス(8101)。一方、値下が
り率トップはディー・エヌ・エー(2432)、2位はゼファー(8882)、3位は
サンシティ(8910)。

個別銘柄動向は以下の通り

タカラレーベン(8897)、09年3月期第1四半期の契約進捗状況を好感
383円 51円高
28日、09年3月期第1四半期の契約進捗状況を発表した。これが好感された。
第1四半期の販売実績は、第1四半期の引渡終了分も含め943戸の契約がなさ
れているが、第2四半期累期間計引渡予定戸数597戸に対しては473戸の契約が
なされ進捗率79.2%(前年同期は94.3%)となっており、また通期引渡予定戸数
1400戸に対しては、864戸の契約がなされ61.7%(同76.8%)の進捗を示してい
る。新築分譲マンション以外の新築戸建分譲、中古マンション分譲等における
契約進捗は、30.4%。09年3月期の業績予想は、08年5月12日公表の当期予想
と変更はない。同時に発表した第1四半期連結業績は、売上高は145億1000万
円(前年同四半期は182億9200万円)、営業利益は23億5900万円(同、28億9500万
円)、経常利益は21億700万円(同、27億500万円)、当期純利益は11億9300万円(
同、15億6600万円)。

ネットワンシステムズ(7518)、09年3月期通期連結業績の上方修正を好感
136500円 10100円高
29日13時、09年3月期通期連結業績の上方修正を発表した。これが好感された。
売上高は従来の1195億円を1216億円へ、営業利益は同50億円を57億円へ、経常
利益は同50億円を58億円へ、当期純利益は同28億円を33億円へ、それぞれ上方
修正した。第1四半期(4月〜6月)の受注状況は、民間一般企業においては経
済情勢等の影響を余儀なくされてはいるものの、公共向けは比較的順調に推移
した。さらに、通信事業者向け受注が期初予想比20%弱の増加となり、第2四
半期においても堅調な推移となる見込み。このような状況で第1四半期の売上
高が15億円程度期初予想より増加し、増収効果を中心に利益率が改善した結果、
第1四半期において営業利益(連結)が8億8200万円となった。民間一般企業に
おいては、経済情勢見通しが不透明な状況ではあるが、下期でキャッチアップ
できるものと現時点では予想しているので上方修正した。

東洋炭素(5310)、阪大に共同研究部門創設が買い材料
5700円 380円高
29日付け日刊工業新聞は、「東洋炭素は大阪大学接合科学研究所内に「東洋炭
素先進カーボンデザイン共同研究部門」を10月1日付で創設する。炭素を中心
に異種材料や異種元素との結合や複合化などに取り組む。研究期間は3年間を
予定し、約1億円を投資する。エレクトロニクスや環境エネルギー分野での新
規材料の展開を視野に入れる。」と報じた。これが買い材料になったようだ。

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若林栄四のプロフィール

1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行
シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店為替課長
を経て、85年よりニューヨーク支店次長。1987年、勧角証券(アメリカ)執行
副社長。1996年末退職。歴史観に裏づけされた洞察力から生み出される、内外
金融市場全般に亘る鋭い相場大局観及び問題の本質を把握し明確に語りきる同
氏の姿勢は、日本国内に限らず海外のプロフェッショナル・機関投資家・ファ
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として作成されておりますが、元本を保証するものではありません。投資の最
終判断はご自身の責任で行うようお願い申し上げます。

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金融商品取引業者 登録番号 関東財務局長(金商)第1698号
社団法人日本証券投資顧問業協会 会員番号012-02024
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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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米国株が急落したことで、29日の日経平均も急反落した。足元では、3月決算
企業の第1四半期業績発表が本格化している。この内容を見極めたいとのムー
ドが引き続き強い。

また、米国株下落の背景が、地銀の破綻続出懸念や7−9月期の米金融大手の
サブプライム関連の損失計上懸念であるため、世界的な信用収縮への警戒感も
強まっている。

さらに、今週は週末の米雇用統計など重要なマクロ指標の発表を控えている。
これだけ、見極めなければならないものがあると、積極的に市場に参加しよう
という投資家は激減するのは仕方のないことだ。

同時に、ポジションを大きく傾けるにはリスクが大き過ぎる。よって、模様眺
め気分が強まるのも当然だ。

日経平均は本日の下落で、25日移動平均線(29日現在、13259.95円)をあっさ
り割り込んだ。窓を空けてあっさりと。

今後、同線の下を推移する限り、需給は悪い状態が継続し、不安定な動きを余
儀なくされる可能性が高い。

なお、本日の東証1部の売買代金は概算1兆8947億円と今年最低だった28日を
上回ったものの、2兆円を下回る低水準で、超閑散商いだ。

「閑散に売りなし」故に、売る必要はないだろうが、目先は閑散相場が続く可
能性が高そうだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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29日の新興3市場は全面安。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数、大証
へラクレス指数は揃って反落した。28日の米国株式市場が大幅下落したことで、
東京株式市場全体に売り圧力が強まった。

個別では、旭ホームズ(1913)、イチヤ(9968)、静岡スバル自動車(7473)、
クロニクル(9822)、ジャパンデジタルコン信(4815)、オートウェーブ(26
66)、アセット・マネジャーズHD(2337)、アイディーユー(8922)、そー
せいグループ(4565)、セブンシーズHLDGS(3750)、ファンドクリエー
ション(3233)、ライフステージ(8991)、フライトシステムコンサル(3753
)、ダヴィンチHD(4314)などの値上がりが目立つ。

一方、YOZAN(6830)、イデアインターナショナル(3140)、タケエイ(
2151)、新華ファイナスリミテッド(9399)、ハビックス(3895)、三平建設
(1908)、カウボーイ(9971)、ウィーヴ(2360)、東邦建(1990)、アライ
ヴコミュニティ(1400)、ウェッジホールディングス(2388)、川崎地質(46
73)、アイビー化粧品(4918)などの値下がりが目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

さくらインターネット(3778)、09年3月期第1四半期、増収・営業増益を好感
71100円 5000円高のストップ高買い気配
28日に発表した、09年3月期第1四半期業績は、売上高17億5500万円(前年同
期は14億5300万円)、営業利益8600万円(同3800万円)、経常利益7600万円(同21
00万円)、四半期純利益1億1400万円(同500万円)だった。増収・営業増益が好
感され、本日は買い物殺到で値付かず。データセンター需要の拡大を背景とし
た、最新のデータセンターにおける新規顧客が増加したことや、「さくらのレ
ンタルサーバ ビジネスプロ」など、コストパフォーマンスに優れた顧客満足
度の高いサービスが堅調に伸びたことが寄与した。通期業績は、売上高76億66
00万円(前期比23.5%増)、営業利益3億800万円(同115.4%増)、経常利益2億
4400万円(同187.1%増)、当期純利益2億600万円(前期は6億3200万円の赤字)
を見込んでいるが、今回は修正しなかった。

デジタルハーツ(3620)、09年3月期中間期業績の上方修正を好感
435000円 18000円高
28日、09年3月期中間期業績予想を上方修正した。これが好感された。当第1
四半期において、主にコンシューマゲームリレーション事業部門の受注が好調
に推移したことが寄与した。また、テスターの応募人数が大幅に増加したこと
により、採用コストの低下等によって、販売管理費が予定より減少したことも
奏効した。これらを主因として、中間期業績予想を、売上高14億7000万円(前
回予想比6.7%増)、営業利益1億8100万円(同42.6%増)、経常利益1億8200万
円(同42.2%増)、当期純利益9600万円(同42.5%増)に、それぞれ上方修正した。
なお、通期の業績予想については、09年3月期第2四半期決算発表時に合わせ
て発表するとしている。

スタートトゥデイ(3092)、大和、新規「2」、目標株価39.2万円
366000円 13000円高
大和総研は、同社のレーティングを新規にレーティング「2」を付与し、目標
株価は392000円としたそうだ。大和総研では、今来期にわたり年率平均28%程
度の経常利益成長を予想しているという。ネット上のアパレル専門モール「ZO
ZOTOWN」を運営し急成長する同社は、顧客・商品情報の一元管理の徹底により、
精緻にシステム化した物流拠点の構築により、出品・配送業務遂行能力が向上
していることに加え、デザイン性の高いサイト制作能力もあり、人気ブランド
の大量出店に成功している。また、ブログ等のメディアを拡充し、閲覧情報に
応じた商品リコメンド機能が強化されつつあるという。加えて、ECインフラ
をワンストップ提供する新事業(EC支援事業)も今秋立ち上がるとみられると
も。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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29日のIPOレシオは前日の100.00から2.27ポイント上昇して102.27となった。
上昇は2日連続。IPOレシオ5日移動平均線は87.61と、2日連続で上昇し
た。

IPOレシオが5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線自体が上向き
のため、直近IPO市場は反発局面と認識している。

しかし、昨日新規上場のイデアインターナショナル(3140)が2日連続のスト
ップ安売り気配で取引を終えるなど、決して地合いは良くない。むしろ、セン
チメント悪化を警戒しておく必要があろう。

一方、3市場売買代金は前日から74億円減少して322億円となった。とりわけ、
ジャスダック市場の売買代金は94億円と、03年3月17日の82億円以来、約5年
4カ月ぶりの低水準となっている。誰も売り買いしない、誰も興味を示さない
状況と言っても過言ではない。流動性が極端に枯渇しており、そんな市場には、
健全且つ大口の資金が流入してもいないし、今後も流入する可能性も低いだろ
う。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ IPO情報
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★ 編集後記
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ある著名ストラテジストは、足元の新興市場の自律反発局面は「良い売り場」
とみているそうです。株券の電子化や株式売買への減税処置の終了で、年末
にかけて個人の需給は悪くなりやすいことがその背景だそうです。みなし譲
渡益課税の廃止直前や株の特定口座への入庫が迫られた02 年や04 年は、J
ASDAQ平均の日経平均に対する相対的なパフォーマンスはいずれも7月
を境に悪化していったことを指摘しているようです。年末にかけ、今後、個
人投資家は塩漬け株券を売却して、レジャー資金にでも充当して有効利用す
るのでしょうね。

(藤井英敏)

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Monday, July 28, 2008

「カブ知恵」発、閑散商状、東一売買代金今年最低、模様眺め気分強い�

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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 13353.78 19.02 0.14%
TOPIX 1300.79 2.51 0.19%
日経JASDAQ 1458.61 0.84 0.06%
J−Stock 1291.23 35.9 2.86%
マザーズ 533.55 15.38 2.97%
ヘラクレス 827.58 7.26 0.89%

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★ 相場概況(主力株)
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28日の日経平均は前週末比19.02円高の13353.78円、高値は9時29分の13468.9
4円、安値は14時1分の13327.12円。東証一部の売買代金は1兆7133億円、値
上がり銘柄数は738銘柄、値下がり銘柄数は847銘柄、変わらずは130銘柄。日
経平均は2日ぶりに小幅反発した。

25日のNYダウは前日比21.41ドル高の11370.69ドルで取引を終えた。6月の
耐久財受注額や6月の新築住宅販売件数など経済指標が予想を上回ったことが
好感されたが、S&Pがファニーメイとフレディマックの優先株などの格付け
を引き下げ方向で見直すと伝わったことが、相場の足を引っ張った。

米国株が堅調だったことで、朝方から東京株式市場は買いが先行した。だが、
26日付け朝日新聞は、「米連邦預金保険公社(FDIC)などは25日、米ネバ
ダ州のファースト・ナショナル・バンク・オブ・ネバダと、カリフォルニア州
のファースト・ヘリテージ・バンクの二つの金融機関が経営破綻(はたん)し
た、と発表した。」と報じた。米国金融への不安が燻っていることもあり、上
値を積極的に追う動きは限られた。

また、後場に入り、パキスタンの南ワジリスタンにミサイル攻撃があったとの
報道が市場に流れると、地政学的なリスクの高まりを嫌気した売りが出てきた。
その一方、「米証券大手の幹部らは、米証券取引委員会(SEC)が金融機関
株の空売り制限期間を延長する可能性があるとみている。また規制の対象銘柄
も増やす公算が大きいという。米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)
紙が27日、電子版で伝えた。」との28日11時49分のロイターの報道が下支え要
因として機能した。

東証33業種では、卸売、その他金融、石油・石炭製品、情報・通信、その他製
品、鉱業、不動産、食料品、サービス、建設、水産・農林、パルプ・紙、海運
などが値上がりした。一方、機械、輸送用機器、精密機械、証券、商品先物、
空運、倉庫・運輸、ガラス・土石などが値下がりした。

個別では、東証一部の値上がり率トップはゴールドウイン(8111)、2位はド
リームインキュベータ(4310)、3位はアツギ(3529)。一方、値下がり率ト
ップは真柄建設(1839)、2位はゼファー(8882)、3位は芝浦メカトロニク
ス(6590)。

個別銘柄動向は以下の通り

ドリームインキュベータ(4310)、第1四半期業績、営業損益段階からの黒字確
保を好感
135100円 20000円高のストップ高買い気配
25日、09年3月期第1四半期業績を発表した。営業損益段階からの黒字確保が
好感された。売上高は8億4300万円、営業利益は1億300万円、経常利益は1
億3200万円、四半期純利益は1億3100万円。同社は業績予想を合理的に行うこ
とが困難であるため、開示を控えている。コンサルティング事業では、第1四
半期におけるコンサルティングサービス売上高の通期見込みに対する進捗率は
やや低い値となっている。しかしながら、第1四半期末における受注残高や、
既存クライアントの旺盛な需要、組織改革や新規事業戦略に対する新規顧客か
らの引き合い等を勘案すると、通期では前連結会計年度程度(14億円〜15億円
程度)の売上高を見込んでいる。一方、営業投資事業は、営業投資有価証券の
積極的な売却により当第1四半期において5億7999万9000円の売上高を計上し
たものの、依然として厳しい国内IPO環境や、新興市場の株式市況の回復が
不透明であることから、引き続き業績の見通しを立てにくい状況にあると認識
しているという。

アツギ(3529)、09年3月期第1四半期業績、経常利益と当期純利益の高進捗率
を好感
161円 23円高
25日11時、09年3月期第1四半期業績を発表した。経常利益と当期純利益の高
進捗率が好感された。売上高は56億2600万円(前年同四半期は56億5900万円)、
営業利益は4億8800万円(同、4億8400万円)、経常利益は6億6500万円(同、
6億5900万円)、四半期純利益は6億6900万円(同、6億4300万円)。第2四半
期計画に対する進捗率は、売上高は47.2%、営業利益は47.4%、経常利益は61
.0%、当期純利益は65.6%。第1四半期の非繊維事業では、不動産売上、介護
用品とも引き続き順調に推移したことから、当セグメントの連結売上高は3億
5800万円(対前年同期比41.9%増)となり、営業利益は1億1600万円となった。
なお、通期の連結業績予想の修正は行っていない。

小林洋行(8742)、自己株式取得を好感
314円 37円高
25日、自己株式取得を発表した。これが好感された。取得しうる株式の総数上
限は50万株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合5.12%)、取得価額
の総額上限は2億円、取得期間は08年7月28日から09年3月31日まで。

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若林栄四のプロフィール

1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行
シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店為替課長
を経て、85年よりニューヨーク支店次長。1987年、勧角証券(アメリカ)執行
副社長。1996年末退職。歴史観に裏づけされた洞察力から生み出される、内外
金融市場全般に亘る鋭い相場大局観及び問題の本質を把握し明確に語りきる同
氏の姿勢は、日本国内に限らず海外のプロフェッショナル・機関投資家・ファ
ンド・マネジャーの間でも注目されている。

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(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ
金融商品取引業者 登録番号 関東財務局長(金商)第1698号
社団法人日本証券投資顧問業協会 会員番号012-02024
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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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28日の東証一部の売買代金は概算で1兆7133億円にとどまり今年最低となった
ことが示すように、投資家は模様眺め姿勢を強めている。

足元で、主力の3月決算企業の第1四半期業績が本格化している。その内容を
見極めたいのが一番の理由だろう。

また、今週は週末の米雇用統計など重要な経済指標の発表を控えているため、
大きくポジションを傾け難い状況だ。さらに、米国の地銀の破綻への懸念や、
パキスタンやアフガニスタンなどの地政学的なリスクの高まりも、買い手控え
要因となっていることだろう。

下を売り叩く材料も乏しいが、積極的に上を買う材料も乏しい状況が目先は続
くとみている。第1四半期業績及び先行きに関しては、市場を喜ばせる話は出
難いだろう。というのは、多くの企業は、原材料高を理由に今後、値上げを本
格化させる可能性が高いのだ。

景気の良い話をしたら、値上げはし難い。足元、これだけ苦しいので値上げを
認めてくださいという姿勢で対応するだろうから。無論、市場もそれを大人の
理解をしているだろうが、しけった話ばかり出ている状況では、株を積極的に
買おうという気にもなるまい。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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28日の新興3市場は全面高。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数、大証
へラクレス指数は揃って2日ぶり反発した。

なお、本日、大証へラクレス市場に新規上場したイデアインターナショナル(
3140)の初値は公募価格2750円を42.2%上回る3910円だった。しかし、10時26
分に付けた高値3980円から失速。結局、ストップ安の初値比500円安の3410円
売り気配で取引を終えた。

個別では、パウダーテック(5695)、ジャパンデジタルコン信(4815)、ハビ
ックス(3895)、SDホールディングス(3726)、セキ(7857)、ビズネット(
3381)、セキュアヴェイル(3042)、デジタルハーツ(3620)、アセット・マ
ネジャーズHD(2337)、ガンホー・オンライン・エンター(3765)、LTTバイ
オファーマ(4566)、元旦ビューティ工業(5935)、ファンドクリエーション
(3233)などの値上がりが目立つ。

一方、三平建設(1908)、アジア・メディア・カンパニ(2149)、守谷商会(
1798)、カウボーイ(9971)、旭ホームズ(1913)、川崎地質(4673)、明豊
エンタープライズ(8927)、サンユー建設(1841)、Human21(8937)、クロニ
クル(9822)、ノエル(8947)、日本マイクロニクス(6871)などの値下がり
が目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

ファンドクリエーション(3233)、自己株式取得を好感
9240円 1000高のストップ高買い気配
25日、自己株式取得を発表した。これが好感された。取得する株式の総数1万
株(発行済株式総数(自己株式を除く。)に対する割合2.9%)、取得価額の総額
上限1億円、自己株式取得の日程は08年7月28日から08年10月27日。

ユビテック(6662)、08年6月期通期連結業績の上方修正を好感
98000円 10000円高のストップ高買い気配
25日、08年6月期通期連結業績の上方修正を発表した。売上高は従来の43億円
を49億円へ、営業利益は同2億円を2億3000万円へ、経常利益は同2億500万
円を2億6000万円へ、当期純利益は同7800万円を1億1000万円へ、それぞれ上
方修正した。売上高は、量産案件の受注減少と下期の受注回復見込みが不透明
だったため08年2月7日に下方修正の発表をしたが、営業活動に注力した結果、
業界環境は依然として厳しい状況にあるものの、前回発表予想より上回る見込
みとなった。営業利益は、新機種の量産案件に伴う外注工場の見直しや生産初
期投資、自社製品開発への投資、営業人員の確保等の影響でコスト負担が増加
したものの、売上高見込が予想より上回る見込みにより、上方修正する。また、
経常利益・当期純利益についても、当初見込んでいなかった、公共団体からの
開発助成金の計上等により、上方修正する。なお、08年6月期決算発表は、08
年8月8日を予定している。

ミクシィ(2121)、みずほの投資判断「2」への引き上げが買い材料
819000円 44000円高
みずほ証券は、同社の目標株価の設定は見送ったが、投資判断は従来の「3」
から「2」へ引き上げたそうだ。これが買い材料になったと観測される。7月
22日に開始されたキャラクターサービスは、魅力的なコンテンツが揃えられた
との印象だという。携帯電話市場において「きせかえサービス」が流行ってい
る現状を踏まえれば、相当数の有料会員を獲得できる可能性があるそうだ。ま
た、電通(4324)とDeNA(2432)による広告枠包括締結により、モバイル広告市場
の価格コントロールがなされることで「mixi モバイル」にもポジティブな効
果となるとみているという。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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28日のIPOレシオは前週末の60.00から40.00ポイントも上昇し、100.00となっ
た。IPOレシオ5日移動平均線は78.43と、2日ぶりに上昇した。IPOレシオが
急上昇して、5日移動平均線を上抜き、且つ、5日移動平均線が上向きに転じ
た。再び、直近IPO市場が反発局面に入ったようだ。

一方、3市場売買代金は前週末から43億円増加して396億円となった。新興市
場の主要な株価指数は反発したが、ボリュームの増加は僅かにとどまっている。

売り物薄の中、小口の買いで指数がしっかりしている状況だ。ボリューム増加
の伴わない上昇のため、目先の底入れ期待は持てても、本格的な上昇相場入り
への期待は抱き難いだろう。

なお、新興銘柄に関しては、関わってしまったという後悔、永らく保有した結
果、資産を数分の一、数十分の一にしてしまったという後悔、すなわち、新興
株を持ってしまったリスクが強く意識される状況が続いている。

このため、今の水準では売りたくないが、そこそこのレベルまで戻れば、分厚
い売り物が出てくる公算が大きいと考える。よって、今後、仮に指数が順調に
スルスルと、売り物薄の中で戻っても、新興3市場の売買代金が600億円〜700
億円程度まで増加したら、目先の天井を打つ可能性が高いとみている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ IPO情報
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★ 編集後記
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商いは薄いし、株式市場は一向に盛り上がりませんね。たしかに、決算発表
も本格化していますし、米国では重要なマクロ指標の発表も相次ぎますので、
積極的にポジションテイクするのもリスクが高過ぎますので、仕方ないとい
えば仕方のない状況なのですが。また、今日は久しぶりの新規上場イデアイ
ンターナショナル(3140)がありました。しかし、ほぼ初値天井となり、ス
トップ安売り気配で取引を終えています。酷いものです。こういう動きをみ
せられると、ますます、普通の個人は新興市場を避けることになるのでしょ
うね。なんにせよ、ベンチャーキャピタルの保有比率の高い銘柄は、今の地
合いでは手出し無用でしょう。バリュエーションを無視して売買してくれる
アクティブ個人の数及び資金力は、おそらく、ピーク時から十分の一以下に
減っているでしょうから。

(藤井英敏)

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