Friday, July 11, 2008

「カブ知恵」発、米住宅公社国有化検討報道で上昇も、買いは続かず�

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年7月11日発行

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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ 出来高を考慮した翌日のデイトレ用監視銘柄
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 13039.69 -27.52 -0.21%
TOPIX 1285.91 -4.85 -0.38%
日経JASDAQ 1468.97 -1.52 -0.1%
J−Stock 1273.24 -29.91 -2.3%
マザーズ 517.53 0.12 0.02%
ヘラクレス 849.12 -13.61 -1.58%
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★ 相場概況(主力株)
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11日の日経平均は前日比27.52円安の13039.69円、高値は13時16分の13164.10
円、安値は12時41分の12918.22円。東証一部の売買代金は2兆5721億円、値上
がり銘柄数は619銘柄、値下がり銘柄数は951銘柄、変わらずは153銘柄だった。

10日のNYダウは前日比81.58ドル高の11229.02ドルで取引を終えた。一方、NY
原油先物相場は大幅続伸。WTI期近の8月物は前日比5.6ドル高の1バレル141
.65ドルで取引を終えた。

本日は7月限オプションのSQ値算出日。SQ値は日経平均が13155.01円(前
日比87.80円高)。225型では、1銘柄あたり9万4000株の買い超、金額は299
億円買い超と推計される。推定出来高は、225型で2.20億株、3450億円、TOPIX
型で0.13億株、138億円、合計で2.33億株、3588億円と観測されている。

前場の日経平均の高値は13063.50円。いわゆる「幻のSQ」となったことで、
前場の東京株式市場の需給は悪化した。しかし、日経平均で13000円を下回る
水準では押し目買いも入り、底堅い動きとなった。

後場に入ると、NYタイムス紙の「ファニーメイとフレディマックに関して、
経営不安が深刻化した場合に備え、両社または1社の国有化が検討されている
」との報道が市場に伝わり、上げ幅を拡大させ、SQ値を上回った。幻のSQ
は回避したが、買いの勢いは続かず、結局、日経平均は3日ぶりに小幅反落し
た。

東証33業種では、鉱業、海運、卸売、石油・石炭製品、鉄鋼、非鉄金属、精密
機械、その他製品、パルプ・紙、電気・ガス、電気機器の11業種が値上がりし
た。一方、その他金融、不動産、情報・通信、輸送用機器、建設、繊維製品、
水産・農林、医薬品、ガラス・土石などが値下がりした。

個別では、東証一部の値上がり率トップはアビリット(6423)、2位はゴール
ドウィン(8111)、3位は山水電気(6793)。一方、値下がり率トップは真柄
建設(1839)、2位はアーバンコーポレイション(8868)、3位はアーネスト
ワン(8895)。

個別銘柄動向は以下の通り

ゼクス(8913)、09年5月期連結最終損益が5000万円程度の黒字との観測が買い
材料
29350円 3000円高のストップ高買い気配
11日、「不動産関連事業を手掛けるゼクスは、2009年5月期の連結最終損益が
5000万円程度の黒字(前期推定は55億円の赤字)となりそうだ。減損損失や株式
売却損など特別損失の計上が一巡する。不動産売却収入が大幅に減り、利益が
低水準のため、配当は無配を継続する公算が大きい。営業利益は22億円程度と
前期推定比51%減るとみられる。主力の不動産コンサルティング事業で、商業
施設など同社が開発した不動産の売却益が28億円程度と同60%減る見通し。」
との観測が報じられた。これが買い材料となった。なお、会社側は11日9時40
分、「本日、一部報道機関において、弊社の第13 期決算見通しおよび中長期
経営戦略についての報道がなされておりますが、当社から発表したものではご
ざいません。情報の詳細に関しましては、本日公表予定であります、「第12期
決算短信」にて発表いたします。」とコメントした。そして、14時に発表した
09年5月期業績予想は、売上高は376億円(前期比55.4%減)、営業利益は22
億円(同51.4%減)、経常利益は2億5000万円(同84.4%減)、当期純利益は
5000万円(前期は54億8000万円の赤字)だった。

日本カーボン(5302)、炭素繊維製品の生産能力増強を好感
559円 55円高
10日、炭素繊維製品の生産能力増強を発表した。これが好感された。炭素繊維
製品の生産能力増強のため、白河工場内(福島県白河市)に成形断熱材製造専用
ラインを新設することを決定した。08年の生産能力は、04年比ほぼ倍増の年間
300トンまで引き上げているが、依然フル操業が続いており、今後も更なる需
要増が見込まれている。その背景としては、半導体ウェハーの大型設備投資、
太陽光発電の生産拡大、ディーゼル車用排ガスフィルターの生産増、活発な金
属熱処理やモーター磁性材料生産等があり、更に、欧米市場への積極展開も結
実している。設備投資金額は、約30億円を予定しており、炭素繊維製品の売上
高は、09 年に80億円、2011年には110億円を見込んでいる。白河工場の新ライ
ン立ち上げにより、炭素繊維製品の製造は2工場体制となり、白河新ラインは
成形断熱材製造専用とし、滋賀工場は高付加価値品の生産に特化することによ
り、生産効率の向上を図る。

近畿車輌(7122)、JR東日本が受注キャンセルに慌てるとの報道が買い材料
439円 28円高
11日、「JR東日本(9020)は最近、鉄道車両を発注した国内大手メーカーから
入った受注キャンセルの連絡にあわてた。入札を経て、仮受注が決まったあと
の異例の受注取り下げだ。JRの発注が「利が薄い」と見送られた背景には、
「利の厚い」注文が急増していることがある。その多くは中東・ロシア向けの
輸出。」と報じられた。これが買い材料になったと観測される。なお、同社は
今後、鉄道車両関連事業では、アラブ首長国連邦ドバイ向け大型案件が本格的
に売上に計上される見通しで、当該記事の国内大手メーカーではないかとの思
惑が高まったとみられる。

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若林栄四のプロフィール

1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行
シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店為替課長
を経て、85年よりニューヨーク支店次長。1987年、勧角証券(アメリカ)執行
副社長。1996年末退職。歴史観に裏づけされた洞察力から生み出される、内外
金融市場全般に亘る鋭い相場大局観及び問題の本質を把握し明確に語りきる同
氏の姿勢は、日本国内に限らず海外のプロフェッショナル・機関投資家・ファ
ンド・マネジャーの間でも注目されている。

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込みに際しては、『契約締結前の書面』のご確認と『投資顧問契約書』の手交
が必要となります。また、このレポートは皆様の投資の一助となることを目的
として作成されておりますが、元本を保証するものではありません。投資の最
終判断はご自身の責任で行うようお願い申し上げます。

(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ
金融商品取引業者 登録番号 関東財務局長(金商)第1698号
社団法人日本証券投資顧問業協会 会員番号012-02024
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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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4日まで12連敗した日経平均だが、戻りは鈍い。外部環境が悪化している上、
国内景気も低迷しているため、買いが入り難いためだ。

また、リスク許容度の低下した外国人投資家の売りも継続しているようで、
需給がなかなか改善してこないとみられる。

米国では、金融機関の損失拡大懸念が燻り続けている。相当分はここまでの
下落で織り込んだとみられるが、決算発表時にどんな数値となり、見通しと
なるかが分からない状況では、不透明感の強い状況が維持される見通しだ。

また、世界的なインフレと景気減速を引き起こす元凶とされる原油価格も一
向に下落基調に転じる気配をみせていない。

イラン・イスラエルの緊張を中心とした中東情勢の緊迫化や、ナイジェリア
の武装勢力の石油施設への攻撃再開懸念等、産油国の政情不安などで、原油
が買われやすい状況が続いている。

原油価格の高止まりは、多くの企業の収益を圧迫するだけでなく、家計部門
の元気も奪う。このため、原油価格が低下基調を鮮明にならない限り、日本
株の上値は限定されよう。

投資主体では、7月第1週(6月30日〜7月4日)まで2週連続で売り越し
ている外国人投資家が買い越しに転じるまでは、相場の上値追いは期待薄だ。

個人投資家や信託銀行は買い越し姿勢だが、個人や信託の買いでは、上昇ト
レンドの発生は期待できない。

外国人投資家の姿勢が変わるには、米国株式市場の安定化が不可欠だ。しか
し、経済の心臓である金融に不安があるうちは、米国株式市場が安定すると
は考え難い。このため、米金融機関の決算が一巡するまでは、米株は調整し
よう。

そして、それまでは外国人が日本株を買い越すことはないだろう。

結果、来週の日経平均は、13000円プラスマイナス500円のレジ内で、米国
株式や原油価格動向に一喜一憂することになりそうだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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11日の新興3市場は高安マチマチ。日経ジャスダック平均と大証ヘラクレス指
数はともに4日続落した一方、東証マザーズ指数は4日ぶりに小幅反発した。
東証マザーズ市場の売買代金は107億円にとどまり、7日の113億円を下回り、
04年2月23日の97億円以来、約4年5カ月ぶりの低水準となった。また、ジャ
スダック市場の売買代金も140億円と6月20日の143億円を下回り、半日取引を
除き、03年5月19日の121億円以来約5年2カ月ぶりの水準にまで落ち込んだ。
新興市場は超閑散相場となっている。

個別では、ケイブ(3760)、ニューディール(4740)、カルナバイオサイエン
ス(4572)、コネクトテクノロジーズ(3736)、テクノアルファ(3089)、ス
ターティア(3393)、アルトナー(2163)、オープンループ(4831)、メディ
ビックグループ(2369)などの値上がりが目立つ。

一方、イチヤ(9968)、USEN(4842)、ベルパーク(9441)、ミホウジャ
パン(2880)、フレンテ(2226)、エルクリエイト(3247)、プラネックスコ
ミュニケ(6784)、アールテック・ウエノ(4573)、中小企業信用(8489)、
サイバーファーム(2377)、インテリジェンス(4757)、トーシン(9444)、
マルマエ(6264)、マネーパートナーズ(8732)などの値下がりが目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

そーせい(4565)、開発品SOH-075の第3相臨床試験終了を好感
35050円 1900円高
10日、開発品SOH-075(レボノルゲストレルを有効成分とする緊急避妊薬)の第
3相臨床試験が終了したと発表した。これが好感された。当該試験では、緊急
避妊を必要とする女性を対象として、性交後72時間以内に本剤1.5mgを1回服用
し、安全性、妊娠回避の有無などを評価した。試験結果の詳細については、現
在実施している解析作業が終了した時点で、公表する予定。なお、重篤な有害
事象は報告されていないという。モルガン・スタンレー証券は、これに関して、
まだリスクが残るが、短期的なプラス材料となる可能性があるとみているそう
だ。株価の低迷は、まだ数ヶ月は続く可能性が高いが、現在の時価総額39億円
は3月末の保有現金49億円を下回っており、ダウンサイドは限定的と考えてい
るもよう。

夢の街創造委員会(2484)、08年8月期第3四半期業績、2桁増収・営業増益を
好感
100000円 1900円高
11日12時、08年8月期第3四半期業績を発表した。2桁増収・営業増益が好感
された。売上高は6億9100万円(前年同期比21.1%増)、営業利益は2億600万
円(同33.6%増)、経常利益は2億1600万円(同33.0%増)、第3四半期純利益は
1億2000万円(同24.6%増)。主力事業である「出前館事業」において、携帯電
話の各キャリアにおける公式サイト化への取り組みなどモバイルユーザー向け
サービスの強化や、個人経営の店舗に対する営業の強化、サイトの安定性向上
など、引き続きオーダー数の増加及び店舗数の拡大による加盟店・ユーザー双
方へのサービス向上となる取り組みに注力した。通期業績予想は、08年10月12
日に発表した「08年8月期 決算短信(非連結)」に記載しております予想と変
更はない。

アッカ・ネットワークス(3764)、自己株式の消却を好感
114000円 4000円高
10日、自己株式の消却を発表した。これが好感された。消却する株式の数上限
は12000株(消却前の発行済株式総数に対する割合 9.64%)、消却予定日は08年
7月18日。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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11日のIPOレシオは前日の50.85から8.91ポイント低下して41.94となっ
た。低下は2日連続。IPOレシオ5日移動平均線は57.65と、こちらは4
日連続の低下だ。

IPOレシオが5日移動平均線を下回り、且つ、5日移動平均自体が下向き
のため、直近IPO市場が調整を続けていると認識している。

通常の取引レンジでは、50〜70が底値となり、反発するものだが、本日は40
台にまで低下している。このため、異常値である20台まで低下するリスクが
大きくなったとみておきたい。

少なくとも、5日移動平均線を超えてくるまでは、直近IPO市場の調整は
継続しよう。

現在の直近IPO市場は、深刻な買い手不足に陥っており、これは短期的な
ものではなく、構造的なものとみておく必要があるだろう。つまり、個人は
ハイリスクであるにも拘らず、その恐怖の代償が損失の拡大しかない直近I
PO市場を買わない構造になっている公算が大きい。

一方、3市場売買代金は前日から52億円減少して321億円となった。2日連
続で今年最低の売買代金だ。

東証マザーズ指数は4日ぶりに小幅ながら反発したが、日経ジャスダック平
均と大証ヘラクレス指数はともに4日続落した。指数がここまで下がっても
買いが一向に入ってこない。

なお、11日発表のジャスダック上場銘柄の7月第1週(6月30日—7月4
日)の投資部門別売買状況表によると、個人が7週連続で売り越している。

構造的な調整に新興市場は陥っている。個人投資家が新興銘柄の買い手にな
らない限り、新興市場の底入れは展望できない。

しかし、調整がここまで長期化し、同時に、ここまでの調整幅になったこと
で、余程のサプライズが発生しない限り、個人投資家が新興市場に買い手と
して回帰することはなさそうだ。

新興市場は構造不況であり、この構造は一朝一夕では変わらず、暗いムード
の中、調整が続く公算が大きい。そしてこれは、売買代金が回復しない限り、
不況を脱することはないだろう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ IPO情報
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★ 編集後記
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来週はいよいよ米金融機関の四半期決算の発表です。17日のJPモルガン、
メリルリンチ、18日のシティグループなどが発表します。4−6月期の損失
拡大は織り込み済みでしょうが、7−9月期等先行きに対してどのような見
通しを示すかに注目です。弱気を言ったら、市場は再び不安感に駆られるこ
とでしょう。また、 17日には米住宅着工件数が発表されます。万が一の場
合、ファニーメイやフレディマックの国有化が検討されているもようです。
ですから、住宅市場が一段と冷え込んでいることが判明するようだと、米金
融株だけなく、ファニーメイやフレディマックが発行する政府機関(エージ
ェンシー)債を大量に保有する邦銀株も評価損拡大懸念で、売られる可能性
が高そうです。

(藤井英敏)

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Thursday, July 10, 2008

「カブ知恵」発、日経平均は小幅ながら2日続伸、SQ前で130を意識�

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年7月10日発行

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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ 出来高を考慮した翌日のデイトレ用監視銘柄
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 13067.21 15.08 0.12%
TOPIX 1290.76 5.23 0.41%
日経JASDAQ 1470.49 -2.77 -0.19%
J−Stock 1303.15 10.54 0.82%
マザーズ 517.41 -6.77 -1.29%
ヘラクレス 862.73 -5.39 -0.62%
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★ 相場概況(主力株)
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10日の日経平均は前日比15.08円高の13067.21円、高値は13時22分の13139.85
円、安値は9時21分の12930.32円。東証一部の売買代金は2兆938億円、値上
がり銘柄数は804銘柄、値下がり銘柄数は778銘柄、変わらずは140銘柄だった。
日経平均は小幅ながら2日続伸した。

9日のNYダウは前日比236.77ドル安の11147.44ドル。フレディマックやファニ
ーメイが急反落し、銀行株や証券株も下落した。シスコシステムズやインテル
が下落したことで、ハイテク株も下落した。一方、NY原油先物相場は3営業日
ぶりに小反発した。WTI期近の8月物は前日比0.01ドル高の1バレル136.05
ドルで終えた。

米国株下落と原油価格高止まりが嫌気され、前場の東京株式市場は売りが先行
した。その後、明日のオプションSQを控え、日経平均先物に買い戻しが入って、
一時プラスに転じる場面があった。しかし、アジア各国・各地域の株式相場が
全面安だったことが嫌気され、伸び悩んだ。なお、9日付けのウォールストリ
ート・ジャーナルは、米政府がフレディマックやファニーメイの不測の事態に
備えて対応を検討していると報じている。

後場に入ると主力株に買いが入り、日経平均は前場の高値13091.31円を上回る
13139.85円を付けたが、買いは続かず、失速した。後場の値幅は80.38円にと
どまり、膠着感が強かった。明日のオプションSQを控え、手控えムードが強か
ったことが反映された。一方、朝方弱かった上海、香港株が堅調だったことは、
追い風となった。

東証33業種では、不動産、銀行、鉄鋼、小売、その他金融、非鉄金属、水産・
農林、繊維製品、建設、精密機械、輸送用機器、医薬品、証券、商品先物など
が値上がりした。一方、鉱業、卸売、その他製品、電気機器、倉庫・運輸、海
運、空運、保険、石油・石炭製品、パルプ・紙などが値下がりした。

個別では、東証一部の値上がり率トップはアーバンコーポレイション(8868)、
2位はリソー教育(4714)、3位は日本精線(5659)。一方、値下がり率トッ
プはベルーナ(9997)、2位は山水電気(6793)、3位はゼクス(8913)。

個別銘柄動向は以下の通り

アーバンコーポレイション(8868)、BNPパリバの11日の払い込み報道が買い
材料
248円 41円高
10日、「信用力懸念で株価が下落しているアーバンコーポレイション が発行
する転換社債型新株予約権付社債(CB)について、フランスの金融大手のBN
Pパリバは300億円の第三者割り当てを受け、11日に払い込みを行うことが明
らかになった。」と一部報じられた。これが買い材料となった。

クリード(8888)、09年5月期連結業績予想、大幅増収・営業増益を好感
89400円 10000円高のストップ高買い気配
9日、09年5月期連結業績予想を発表した。大幅増収・営業増益が好感された。
売上高は800億円(前期比89.1%増)、営業利益は96億円(同8.3%増)、経常利益
は79億円(同6.8%増)、当期純利益は28億円(同0.9%増)の見通し。資金調達環
境の変化に対応しバランスシートの圧縮と効率性の向上に取り組むとともに、
今後収益の往となる不動産ファンドビジネスを拡犬していく。バランスシート
の圧縮と効率性の向上については、第一に国内自己投資物件の売却を継続する
とともに、現時点でファンド化が見込めないドイツの自己投資物件をすべて売
却する。なお、韓国での不動産投資事業について、ファンド運用フェイズヘ移
行する。第二に、開発案件の早期の稼動安定化と売却に取り組んでいく。第三
に、自社グループで運営を行うホテルの既オープン店舗の稼働率・収益性の向
上に在力する。不動産ファンドビジネスの拡大については、現在運用中である
旗艦ファンドCREPのパフォーマンスを向上させるとともに、現在の不動産市場
における投資機会を継続的に捉えるべく、後続ファンドCREP IIの組成に取り
組んでいく。運用開始は2008年後半を予定している。

大和紡績(3107)、抗ウィルス効果を持つ「バリエール」の備蓄用需要好調が買
い材料
256円 26円高
一部業界紙が、注目銘柄として取り上げたことが人気化のきっかけと観測され
る。それによれば、「新型ウィルスエンザのパンデミック(大流行)に備えた防
御対策として備蓄用マスクの需要が急拡大をみせている。中でも、ダイワボウ
(3107)が共同開発に参加し、非常に優れた抗ウィルス効果を持つ「バリエール」
の備蓄用需要が好調で、8月末から製造体制を従来の2倍に相当する月産200万
枚として対応する。」という。

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若林栄四が入手・分析した情報をベースに独自の指数分析・チャート分析を加
え、株式市場の見通しから個別銘柄まで網羅したレポート

若林栄四のプロフィール

1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行
シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店為替課長
を経て、85年よりニューヨーク支店次長。1987年、勧角証券(アメリカ)執行
副社長。1996年末退職。歴史観に裏づけされた洞察力から生み出される、内外
金融市場全般に亘る鋭い相場大局観及び問題の本質を把握し明確に語りきる同
氏の姿勢は、日本国内に限らず海外のプロフェッショナル・機関投資家・ファ
ンド・マネジャーの間でも注目されている。

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週刊株式情報誌「Vision」は、投資顧問契約に基づく会員レポートです。お申
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が必要となります。また、このレポートは皆様の投資の一助となることを目的
として作成されておりますが、元本を保証するものではありません。投資の最
終判断はご自身の責任で行うようお願い申し上げます。

(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ
金融商品取引業者 登録番号 関東財務局長(金商)第1698号
社団法人日本証券投資顧問業協会 会員番号012-02024
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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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日経平均は小幅ながら2日続伸した。本日に関しては前日のNYダウが236
ドル安だったにも拘わらず、底堅い動きとなった。

オプションSQを控え、130への思惑があったとは言え、強い相場と言える
だろう。

テクニカル的には、東証一部の騰落レシオ(25日移動平均)は66.86%と、
短期的に売られ過ぎの水準の目安となる70%を下回っている。

また、日経平均の9日ベースのRSIも14.78%とこちらも、売られ過ぎの目
安となる20%を割り込んでいる。

一方、日経平均の5日移動平均線が13150.07円で、現在、これが抵抗として
機能中だ。5日移動平均線を下回っている限り、調整は続くだろうが、明日
以降、上抜ければ自律反発機運が高まるとみている。

なお、東証が10日発表した7月第1週(6月30日—7月4日)の投資部門
別売買動向では、外国人は2週連続で売り越した。売越額は前週2892億円を
下回ったが、991億円だった。

個人も4週連続の買い越しだった。前週の1900億円を下回ったが、買越額は
589億円だった。日経平均が12連敗する中、個人は果敢に買い向かった。

また、信託銀行も2週連続の買い越しだ。前週は1643億円、この週は1497
億円買い越している。

このように外国人投資家が売ると、その方向に相場が動き易い。しかし、外
国人の売り越し額が縮小傾向になるため、東京株式市場の需給が改善する可
能性は高まったとみている。しかし、外国人投資家が買い越し姿勢を鮮明に
するまでは、トレンドは出難いだろう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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10日の新興3市場は全面安。東証マザーズ指数と大証へラクレスは3日続落し、
3日連日で算出来安値を更新した。日経ジャスダック平均も3日続落した。

個別では、中小企業信用(8489)、クロニクル(9822)、キョーエイ産業(17
44)、コムチュア(3844)、竹内製作所(6432)、フレンテ(2226)、ケイブ
(3760)、アルファクス・フード・システム(3814)、東山フイルム(4244)、
グラウンド・ファイナンシャル(8783)、サイバーファーム(2377)、MCJ(6
670)、SBSホールディングス(2384)などの値上がりが目立つ。

一方、アジア・メディア・カンパニー(2149)、フリード(9423)、アライヴ
コムミュニティ(1400)、高見沢サイバネティックス(6424)、ミホウジャパ
ン(2880)、クリーク・アンド・リバー社(4763)、ファーストエスコ(9514
)、リンク・ワン(2403)、アールテック・ウエノ(4573)、フルヤ金属(78
26)、プラネックスコミュニケ(6784)、新コスモス電機(6824)、ASKPLANN
ING(9756)などの値下がりが目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

コムチュア(3844)、08年4−6月期単独営業利益4000万円程度との観測が買い
材料
147000円 20000円高のストップ高買い気配
10日、「システム開発のコムチュアの2008年4−6月期の単独営業利益は4000
万円程度になったもようだ。前年同期の単独営業利益は200万円だった。赤字
案件を解消したほか、主力の情報共有システム開発が好調で販管費などの増加
を吸収した。単独売上高は前年同期比13%増の14億4000万円程度になったよう
だ。システム開発は売り上げが40%増えたもよう。ソフト販売も主に販売管理
用ソフトが伸び、それに付随するシステム構築も増収。ネットを利用したシス
テムの構築事業の落ち込みを、他事業の増収分でカバーした。」と一部報じら
れた。この観測報道が買い材料となった。

ケイブ(3760)、09年5月期、40%営業増益、2500円の配当実施を好感
157000円 20000円高のストップ高買い気配
9日に発表した、09年5月期連結業績予想は、売上高35億円(前期比15.4%増)、
営業利益5億1000万円(同39.9%増)、経常利益5億円(同47.3%増)、当期純利
益3億円(同27.3%減)だった。また併せて、08年5月期の業績が好調に推移し
たため、2500円の配当を実施すると発表した。これが好感された。09年5月期
は、オンライン事業において、「真・女神転生IMAGINE」の海外市場における
サービスの開始及び今期に蓄積した成功ノウハウ、経験を「ミニ四駆オンライ
ンレーサー」の開発にも活かし、正式サービスの開始を目指す。また、ゲーム
開発事業においては、業務用ゲームソフトの提供だけでなく、機械本体を含め
た販売による売上の向上及びオンライン対応の家庭用ゲームソフトの開発販売
を推進していく。

IDU(8922)、ドイツの「Hold」への投資判断引き下げが売り手掛かり
21700円 2300円安
ドイツ証券は、同社の投資判断を従来の「Buy」から「Hold」に引き下げ、目
標株価を同225000円から25000円に大幅に引き下げたそうだ。この投資判断と
目標株価引き下げが売り手掛かりになったと観測される。ネットオークション
の成長性は引き続き評価しているが、環境厳しくコアのオークション事業への
集中及び不動産の売却事業等からの撤退が遅れているため、投資判断を引き下
げたようだ。また、市況悪化や金融機関の融資厳格化の影響等もあり保有不動
産を今期中に売却する計画は後ずれを余儀なくされ、減損損失の追加計上もで
てくる可能性があるとも。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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10日のIPOレシオは前日の61.82から10.97ポイント低下して50.85となっ
た。低下は2日ぶり。IPOレシオ5日移動平均線は66.41と、こちらは3日
連続の低下。

IPOレシオが5日移動平均線を下回り、且つ、5日移動平均線自体が下向き
のため、直近IPO市場は調整中であると認識している。少なくとも、IPOレ
シオが5日移動平均線を上抜かない限り、自律反発機運が高まることはない
だろう。

なお、通常の底値圏は50〜70であり、その意味では、現在の水準が底値にな
る可能性は低くはないと考える。

一方、3市場売買代金は前日から15億円減少して373億円となった。これは
今年に入って大発会を含めても今年最低だ。

東証マザーズ指数も大証へラクレス指数も、3日連続で算出来安値を更新し
ている。小口売りを吸収できず、指数がダラダラと下がり、安値を更新する
というジメジメした相場となっている。

相場水準がここまで下落しても、旺盛な押し目買い意欲は出てこない。

過去、新興市場のメインプレーヤーだった個人が、完全に新興を無視してい
る結果だろう。ボリュームを伴った上昇や、急落後のボリュームを伴った切
り返しなどが発生ない限り、新興市場の梅雨明けはなさそうだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ IPO情報
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IPOスケジュールはこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.kabutie.co.jp/ipo/ipo.html
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★ 編集後記
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今日、日銀が発表した6月の国内企業物価指数は前年同月比べ5.6%上昇しま
した。これは第2次オイルショック末期の81年2月以来、27年4カ月ぶり
の水準です。原油、石炭、穀物など一次産品価格の大幅な上昇が化学製品、
金属製品、小麦粉、食パンなど中間材料に波及しています。川下である消費
者物価への価格転嫁圧力がメチャクチャ高まっています。企業努力でこれを
吸収できない状態であるため、今後も値上げが相次ぐことでしょう。しか
し、6月の景気ウオッチャー調査では、街角の景況感を示す現状判断指数は
29.5と前月比2.6ポイント低下し、同時多発テロの直後の01年10月以来の
低水準です。値上げするしかない企業、萎縮する家計。景気にとって最悪の
構図ですね。今度の臨時国会で原油高に苦しむ農漁民に対する補助金や原料
高に苦しむ中小企業対策等々、補正予算の策定を、内閣改造の前に、景気良
くぶち上げて欲しいものです。

(藤井英敏)

ご意見・ご要望がございましたら、下記メールアドレスにご連絡下さい。
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フォントの設定をWindowsは「MSゴシック」、Macは「Osaka-等幅」等として
いただきますと見やすくご覧いただけます。
<Outlook Express の場合>
メニューから「ツール」−「オプション」−「読み取り」−「フォント」
で「MSゴシック」をお選びください。
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★お問合わせ先はこちらをご参照ください。
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Wednesday, July 9, 2008

「カブ知恵」発、イランのミサイル発射報道で、日経平均も墜落気味�

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年7月9日発行

http://www.kabutie.co.jp/
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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ 出来高を考慮した翌日のデイトレ用監視銘柄
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 13052.13 19.03 0.15%
TOPIX 1285.53 2.02 0.16%
日経JASDAQ 1473.26 -3.95 -0.27%
J−Stock 1292.61 -17.2 -1.31%
マザーズ 524.18 -8.96 -1.68%
ヘラクレス 868.12 -5.32 -0.61%
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★ 相場概況(主力株)
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9日の日経平均は前日比19.03円高の13052.13円、高値は9時32分の13284.65
円、安値は14時27分の13038.77円。東証一部の売買代金は2兆1369億円、値上
がり銘柄数は793銘柄、値下がり銘柄数は781銘柄、変わらずは145銘柄だった。

8日のNYダウは大幅反発。前日比152.25ドル高の11384.21ドルで取引を終え
た。原油先物相場の大幅続落やバーナンキFRB議長の発言が好感された。NY
原油先物相場は大幅続落。WTI期近の8月物は前日比5.33ドル安の1バレル1
36.04ドルで終えた。一時135.14ドルまで下落し、6月26日以来の安値を付けた。
バーナンキFRB議長は、FRBが3月に創設した投資銀行を含む大手証券会
社に直接貸し出す制度について「来年以降の期間延長」に言及した。

NYダウの反発、原油安が好感され、9日前場の東京株式市場は大幅に反発し
た。上海や香港などアジア各国・各地域の株式市場が上昇していることも追い
風となった。前場の日経平均終値は前日比237.17円高の13270.27円。なお、内
閣府が発表した5月の機械受注統計では、設備投資の先行指標となる「船舶・
電力を除く民需」は前月比10.4%増えた。市場コンセンサスの0.9%増を大幅
に上回った。

しかし、後場の日経平均は急速に伸び悩んだ。13時半ごろに、イランが中長距
離地対地ミサイル9発を試射したと報じられたことや、「米銀大手リーンマン
の不透明な「レベル3」資産売却-買い手は自社内ヘッジファンド」との報道な
どが嫌気材料視された。

東証33業種では、不動産、ゴム製品、銀行、医薬品、空運、鉄鋼、建設、倉庫
・運輸、海運、保険などが値上がりした。一方、鉱業、パルプ・紙、その他製
品、石油・石炭製品、ガラス・土石、卸売、小売、陸運、非鉄金属、電気・ガ
スなどが値下がりした。

個別では、東証一部の値上がり率トップはピーエス三菱(1871)、2位はアド
バネクス(5998)、3位は日本精線(5659)。一方、値下がり率トップは真柄
建設(1839)、2位はベンチャーリンク(9609)、3位はベルーナ(9997)。

個別銘柄動向は以下の通り

日本精線(5659)、高純度水素を取り出す分離膜開発が買い材料
445円 80円高のストップ高買い気配
9日、「日本精線は天然ガスや都市ガスなどから高純度水素を取り出す分離膜
を開発した。水素以外の不純物を取り除く装置が不要で水素製造装置の大きさ
と価格を5分の1に抑えられる。水素製造に必要なエネルギーも4分の1に減
らせる。2009年にも自動車や家庭の燃料電池に水素を供給する装置向けに販売
する。」と一部報じられた。これが買い材料となった。

荏原製作所(6361)、温暖化ガスを分解する排ガス処理装置の受注が買い材料
345円 12円高
9日、「荏原は半導体や液晶パネルの製造工程から出る温暖化ガスを分解する
排ガス処理装置の受注を始めた。99%以上の除去性能を持ち、一台あたり二酸
化炭素(CO2)換算で年2000トンの温暖化ガスを分解できる。水を使わないた
め排水処理設備が必要ない。初年度は100台強を販売し、3年後をメドに年300
台、50億円の売上高を目指す。」と一部報じられた。これが買い材料視された。

中央電気(5566)、7−9月積み交渉、フェロマンガン過去最大の値上げ幅が買
い材料
1518円 48円高
9日、「鉄鋼副原料の合金鉄、フェロマンガンの7−9月積み交渉が前期比1
トン9万−10万円(約35%)の引き上げで大筋決着した。新価格は高炭素品で36
万−38万円。値上げは6・四半期連続。上げ幅は4−6月の6万−7万円を上
回り、過去最大となった。世界的な粗鋼生産の拡大を背景にフェロマンガンの
需要は拡大している。マンガン鉱石の価格が中国の活発な買いで上昇したこと
も重なり、国内メーカーは大幅値上げを求めていた。」と一部報じられた。こ
れが買い材料になった。

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若林栄四のプロフィール

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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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9日は米国株の上昇、原油価格の下落、機械受注の上振れという好材料が相
次ぎ、絶好の反発チャンスだったが、終わってみれば、日経平均は小幅反発
にとどまった。

後場にイランのミサイル発射報道に反発機運に水を差された感はあるが、日
経平均は前場も伸び悩んでいた。

市場では、外国人が一生懸命にビッドを探しているとか、CTA(商品投資顧
問)が債券先物買い+株価指数先物を売り注文をジャカジャカ出しているとの
観測が囁かれ、ムードは終日良くなかった。

外部環境が改善しても、結局、外国人投資家が買い越しに転じてこないと、
日経平均は上昇基調に入れそうもない。確かに、8日の米国市場は反発した
が、この程度の戻りでは、外国人投資家のリスク許容度は回復しないのだろ
う。

また、本日、リーマン・ブラザーズの資産売却に関してヘッジファンドとの
不透明な関連性を指摘する報道がなされるなど、米金融機関の資本の健全性
に関して、きな臭い観測が浮上している。

少なくとも、これ以上、欧米金融機関の損失が膨らまないという確信を市場
が持てるまでは、世界の株式市場は不安定な動きを余儀なくされそうだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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9日の新興3市場は全面安。東証マザーズ指数、大証へラクレス指数は共に連
日で算出来安値を更新した。

個別では、サンウッド(8903)、フリード(8423)、ネクストジェン(3842)、
トランスジェニック(2342)、トーエル(3361)、クリーク・アンド・リバー
社(4763)、エイチアイ(3846)、イー・キャッシュ(3840)、燦キャピタル
マネージメント(2134)、グローバル住販(3259)、コスモ・バイオ(3386)
などの値上がりが目立つ。

一方、プリヴェファンドGP(4233)、中小企業信用(8489)、キョーエイ産
業(1744)、クロニクル(9822)、サイバーファーム(2377)、メディビック
グループ(2369)、アイビーダイワ(3587)、アイディーユー(8922)、メデ
ィアクリエイト(2451)、デュオシステムズ(3742)、ダイトーエムイー(99
23)などの値下がりが目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

サンキャピタル(2134)、09年3月期通期連結業績上方修正を好感
141000円 14000円高
8日、09年3月期通期連結業績予想を上方修正した。これが好感された。運用
資産の積み上げによるフィービジネスが順調に伸長し、当期に予定していた不
動産私募ファンドのクローズに伴う成功報酬や自己投資部分に対する配当収入
等が、当初の計画を大幅に上回ることとなった。一方、販売用不動産の一部を
継続保有することとしたため、売上高は当初予想より下回る見込み。これらを
主因として、通期連結業績予想の売上高は前回予想の50億6500万円から47億93
00万円に下方修正したが、営業利益5億4600万円(前回予想比48.7%増)、経常
利益5億3300万円(同50.5%増)、当期純利益2億6300万円(同67.5%増)に、そ
れぞれ上方修正した。

アーバネットコーポレーション(3242)、自己株式取得を好感
63000円 5000円高のストップ高買い気配
8日、自己株式を取得することを発表した。これが好感された。取得する株式
の総数は300株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合1.7%)で、株式
の取得価額の総額は3000万円。自己株式取得の日程は、08年7月15日から08年
12月26日まで。

サンウッド(8903)、自己株式取得を好感
141000円 20000高のストップ高買い気配
8日、自己株式取得を発表した。これが好感された。取得する株式の総数は25
00株(発行済株式総数(自己株式を除く。)に対する割合6.4%)、取得価額の総
額は3億円、自己株式取得の日程は08年7月8日〜09年3月31日。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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9日のIPOレシオは前日の51.67から10.15ポイント上昇して61.82となった。上
昇は3日ぶり。IPOレシオ5日移動平均線は70.06と、前日の70.91から若干低
下した。低下は2日連続。

IPOレシオが5日移動平均線を下回り、且つ、5日移動平均線自体が下向きの
ため、直近IPO市場は調整局面と考える。

一方、3市場売買代金は前日から12億円減少して388億円となった。相変わら
ずの薄商いだ。

マザーズ指数、ヘラクレス指数共に連日の算出来安値を更新する中、一向に値
ごろ感からの押し目買いが入ってこない。

商いが薄く、流動性が乏しいから新規の買いが入ってこないのだろう。

また、値動きが鈍いため、個人投資家の関心が限りなくゼロに逓減しているた
め買い意欲がわかないことだろう。

指数的にここまで下がっても、投資家の関心を集められない新興市場に対して、
投資家は相当な不信感を抱いて眺めている感が強い。個人投資家の新興離れは、
もともと深刻だったが、ここにきて一段と深刻度合いが増したようだ。

いずれにせよ、売買代金が増加してセリング・クライマックスを迎えるか、そ
れとも、なんらかの材料をきっかけに商いを伴った急上昇が発生するまで、新
興市場の底値模索は継続するだろう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ IPO情報
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★ 編集後記
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それにしても、イランのミサイル発射報道が伝わると、相場は青菜に塩状態
となりました。別に、イランがイスラエルにミサイルを撃ち込んだわけでも
ないのに、ちょっと過剰反応のような気がしますが。中東情勢に対して、皆
が神経質になっているからこその反応なのでしょうが、平氏が水鳥の羽音に
驚いて敗走する富士川の戦いを思い出してしまいました。

(藤井英敏)

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Tuesday, July 8, 2008

「カブ知恵」発、米国金融不安再燃、日経は一時4月15日以来の13000円割れ�

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年7月8日発行

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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ 出来高を考慮した翌日のデイトレ用監視銘柄
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 13033.1 -326.94 -2.45%
TOPIX 1283.51 -29.29 -2.23%
日経JASDAQ 1477.21 -7.89 -0.53%
J−Stock 1309.81 0.78 0.06%
マザーズ 533.14 -10.45 -1.92%
ヘラクレス 873.44 -20.66 -2.31%
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★ 相場概況(主力株)
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8日の日経平均は前日比326.94円安の13033.10円、高値は9時4分の13294.97
円、安値は13時54分の12984.54円。東証一部の売買代金は2兆904億円、値上
がり銘柄数は147銘柄、値下がり銘柄数は1515銘柄、変わらずは57銘柄だった。
日経平均は4月15日以来の取引時間中の13000円割れとなった。

連休明け7日のNYダウは3日終値比56.58ドル安の11231.96ドル。リーマン
・ブラザーズが、現行の会計基準に変更があった場合、フレディマックは460
億ドル、ファニーメイは290億ドルの巨額の追加資本が必要になると指摘した。
また、シティがメリルリンチは4-6月期に60億ドルの評価損を計上するとの
見通しを示した。これらが嫌気され、米国株式市場では金融株が下落した。

そして、東京株式市場の前場中ごろに、モノライン大手アムバックが、保険子
会社の格付けが最上級から引き下げられたことで、投資部門で担保差し入れと
契約終了に伴う支払いで計7億7600万ドル(約830億円)のコストが発生した
と発表したことが伝わった。

7日のNYダウの下落の背景が金融システム不安再燃だった上、東京時間の取
引時間中にアムバックのニュースが伝わり、前場の東京株式市場のセンチメン
トは悪化した。

さらに、後場に入り、インド国立銀行が保有する国債の含み損拡大懸念観測や、
HSBCがインド株のセンセックス指数の目標水準を20%引き下げたとの観測
が、市場の一部で囁かれ、一段と投資マインドが冷え込んだ。

また、後場に入り、Globexで米株価指数先物が前場に比べ下げ幅を拡大させた
こと、東京外国為替市場で円相場が1ドル=106円台の円高に突入したことや、
アジア各国・各地域の株式市場が総じて軟調に推移していることなども嫌気さ
れた。

東証33業種では、電気・ガスの1業種だけが値上がりした。一方、鉱業、その
他金融、証券、商品先物、機械、建設、鉄鋼、不動産、銀行、卸売、非鉄金属、
石油・石炭製品、金属製品、ガラス・土石、水産・農林などが値下がりした。

個別では、東証一部の値上がり率トップはベンチャーリンク(9609)、2位は
三晃金属(1972)、3位はトウペ(4614)。一方、値下がり率トップは真柄建
設(1839)、2位はアーバンコーポレイション(8868)、3位はあおみ建設(
1889)。


個別銘柄動向は以下の通り

ベンチャーリンク(9609)、テレウェイヴグループとの業務提携基本合意書締結
を好感
91円 30円高のストップ高買い気配
7日、テレウェイヴ(2759)グループとの業務提携に関する基本合意書締結を発
表した。これが好感された。テレウェイヴグループである株式会社テレウェイ
ヴリンクスと、中小企業の業績向上に直結する会員制ビジネスマッチングサイ
ト(インターネットによるビジネスマッチング推進サイト)の構築分野において
基本合意書を締結した。本マッチングサイトに掲載される会員企業の情報は、
ヤフー(4689)が運営する事業者向けポータルの「Yahoo!オンビジネス」に掲載
されるため、より幅広い事業者にアピールすることを可能とするという。この
提携による業績への影響については軽微であると見込まれるが、具体的な業務
提携内容・事業計画が確定し、判明次第、適時開示する。

ゲオ(2681)、6月の既存店、新品ゲームソフト売上の回復を好感
104000円 8400円高
7日13時、ゲオショップ直営店6月度月次データを発表した。新品ゲームソフ
ト売上の回復が好感された。直営店6月度売上高(速報ベース)は、対前年比99
.5%、既存店平均94.5%となった。各部門の既存店平均は、レンタル101.5%、
リサイクル80.8%、新品販売100.0%となり、特に新品販売について昨年12月
以来前年割れが続いていたが、待望であった新作ゲームソフト「メタルギア・
ソリッド4・ガンズ・オブ・ザ・パトリオット」(PS3)発売で新品ゲームソフ
トは総売上105.8%、既存店100.5%の実績となり、前年6月の既存店実績(
新品ゲームソフト121.0%)を考慮しても堅調であった。また当月はこの影響
で、PS3 ハードウェアも好調な売上高となった。レンタルDVD(既存店103.7%)
は、新作「ナショナル・トレジャー2」、「スウィーニー・トッド」等が人気
だった。当月の新規出店は3店で、全国合計807店(前年同期比60店純増)。

岩崎通信機(6704)、丸紅マシナリー株式会社の株式取得(子会社化)が買い材料
138円 8円高
4日、丸紅マシナリー株式会社の株式取得(子会社化)を発表した。これが引き
続き買い材料視されているようだ。丸紅(8002)の保有する丸紅マシナリーの株
式を取得し、子会社化する。丸紅マシナリーは、印刷、製版、製本に関する各
種機械の販売から保守・据付に至るまで、印刷・出版業務をトータルにサポー
トしている。また、教育業界や広告業界など、様々な業界に対するコンサルテ
ィング・ソリューションの豊富な実績を有している。子会社化後の連結業績は、
09年3月期は、売上高は365億円、営業利益は2億円、経常利益は2億円、当
期純損益は2億円の赤字。10年3月期は、売上高は430億円、営業利益は10億
円、経常利益は10億円、当期純損益は6億円の黒字の見通し。

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若林栄四のプロフィール

1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行
シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店為替課長
を経て、85年よりニューヨーク支店次長。1987年、勧角証券(アメリカ)執行
副社長。1996年末退職。歴史観に裏づけされた洞察力から生み出される、内外
金融市場全般に亘る鋭い相場大局観及び問題の本質を把握し明確に語りきる同
氏の姿勢は、日本国内に限らず海外のプロフェッショナル・機関投資家・ファ
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として作成されておりますが、元本を保証するものではありません。投資の最
終判断はご自身の責任で行うようお願い申し上げます。

(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ
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社団法人日本証券投資顧問業協会 会員番号012-02024
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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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内閣府が8日発表した6月の景気ウオッチャー調査では、現状判断指数は
29.5と前月比2.6ポイント低下した。DIは3カ月連続の低下で、過去3番
目に低い水準となった。

基調判断は「景気回復の実感はさらに一段と弱くなっている」に下方修正さ
れた。

2−3カ月先の景気の先行きに対する判断指数は、32.1と3ポイント低下し
た。消費意欲の減退やガソリン値上げに加え、倒産や雇用調整を懸念されて
いる。

また、東京商工リサーチと帝国データバンクが8日発表した6月の企業倒産
調査でも、倒産件数が前年同月に比べ大幅に増え、負債総額は3カ月連続で
前年同月を上回った。

業種別では情報通信業の倒産が今年最多で、建設業、不動産業が今年2番目
に多かった。

国内景気の低迷はやや深刻度合いを増している。このような状況では内需系
銘柄は買い難い。

一方、海外では金融システム不安が再び強まっている。昨日のNYダウの下
落は米国の住宅金融問題に対する不安が強まったことが背景だが、その後、
モノライン大手のアムバックが格下げで担保差し入れと支払い義務が発生し
たと伝わっている。

米金融機関の損失拡大や財務に関する懸念が強まるようだと、再び、米国を
震源とした下落バイアスが強まる可能性が高まりそうだ。

リスク許容度が低下した外国人投資家がパニック売りを出すようだと、明日
以降、日経平均は3月安値に対する2番底探りを本格化させる公算が大きい。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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8日の新興3市場は全面安。東証マザーズ指数、大証ヘラクレス指数が共に2
営業日ぶりに算出来安値を更新した。日経ジャスダック平均も反落した。日経
平均が一時13000円大台を割り込むなど、東京市場全体の地合いが悪化。新興
市場でも換金売りが出て、主要な株価指数は全面安となった。

個別ではプリヴェファンドGP(4233)、トランスデジタル(9712)、燦キャ
ピタルマネージメント(2134)、メディアクリエイト(2451)、ファーストエ
スコ(9514)、薬王堂(3385)、プロパスト(3236)、リンク・ワン(2403)、
サイバーファーム(2377)、エリアクエスト(8912)、インテリジェンス(47
57)、ディックスクロキ(8884)、イメージワン(2667)などが値上がりした。

一方、トーエル(3361)、テリロジー(3356)、ニューディール(4740)、中
小企業信用(8489)、セック(3741)、ゼンテック・テクノロジー(4296)、
オックスホールディングス(2350)、プライムワークス(3627)、デジタルガ
レージ(4819)、カルナバイオサイエンス(4572)、グッドマン(7535)、ア
ライヴコミュニティ(1400)などが値下がりした。

個別銘柄動向は以下の通り

プロパスト(3236)、08年5月期連結純利益は前期比2.2倍との観測を好感
47350円 4000円高のストップ高買い気配
8日、「不動産開発のプロパストの2008年5月期の連結純利益は前の期比2.2
倍の110億円程度だったもようだ。従来予想は90億円。不動産市況が比較的堅
調だった昨秋までに、首都圏などの不動産を前倒しで売却した。森俊一社長が
保有株の一部を売却し、同族会社に適用される税負担がなくなった。年間配当
は4500円前後(前の期は株式分割を考慮すると2800円)と大幅に増配する公算が
大きい。」との観測が報じられた。これが好感された。

サイバーエージェント(4751)、ニューズの日本参入で業界再編期待
148000円 6000円高
8日、「米メディア大手のニューズ・コーポレーションは日本のインターネッ
ト広告市場に参入する。複数のサイト運営会社から小口の広告枠を買い集め、
サイトの内容や利用者に合わせた広告を配信する「アドネットワーク」と呼ば
れる事業を9月に始める。国内のネット広告会社の買収も視野に入れており、
日本のネット広告の勢力図に影響を与えそうだ。」と一部報じられた。業界再
編期待で買われているようだ。

リベレステ(8887)、08年5月期通期連結業績上方修正を好感
63900円 3000円高
7日、08年5月期通期連結業績予想を上方修正した。これが好感された。前回
公表時には計上することを見込んでいなかった建築事業における工事1件の完
成引渡しが出来たことが寄与した。追加工事に係る原価が不要となったため、
売上原価が減少したことや、販売促進費を抑制したことが奏効した。加えて、
投資事業組合利益が発生したことや、再販売物件に係る家賃収入を計上するこ
とも利益を押し上げた。これらを主因として、通期連結業績予想を、売上高55
億7700万円(前回予想比0.6%増)、営業利益1億1900万円(同227.9%増)、経常
利益1億200万円(前回予想は2300万円の赤字)、当期純利益1500万円(同5700万
円の赤字)に、それぞれ上方修正した。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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IPOレシオは前日の82.00から30.33ポイントも急落して51.67となった。
2日連続の低下。IPOレシオ5日移動平均線は70.91と、こちらは6日ぶ
りに反落した。

IPOレシオが5日移動平均線を割り込み、且つ、5日移動平均線が下向き
に転じたため、直近IPO市場は調整局面入りしたようだ。今後、5日移動
平均線を下回って推移する限り、調整が継続しよう。

高ボラティリティーを好むアクティブ個人の新興市場への関心は著しく低下
している感が強い。その中でも最も高いボラと高流動性を兼ね備える直近I
POに関しても同様の状況となっているようだ。

一方、3市場売買代金は前日から20億円増加して400億円となった。本日は
マザーズ指数とヘラクレス指数が共に算出来安値を更新するなど、地合いは
非常に悪かった。

新興市場はここ最近物色の蚊帳の外で放置され続けているが、この低水準で
も売りたい投資家がいるということは、戻れば売りたい投資家は相当数に達
することだろう。

だが、新興市場への個人投資家の関心は、日毎に限りなくゼロに逓減してい
るようだ。このため押し目買いも一向に入ってこず、まるで、底なし沼には
まったかのように、指数はズルズルと下落し続けている。

よほどの好材料か、悪材料の出現で、ボリュームが急増しない限り、新興市
場のあて無き、底値模索は続く公算が大きい。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 編集後記
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せっかく、昨日、日経平均が12連敗で止まったのに、今日は大幅反落です。
3日の13118.89円を割り込み、直近安値を更新しました。終値は13000円
大台を辛うじてキープしましたが、一時は、取引時間中で4月15日以来の大
台割れです。また、一目均衡表の雲下限(8日現在、13127.31円)も下抜け
ました。「売りの時代」に突入です。次から次へと、海外(特に米国)から悪
材料が伝えられるので、投資マインドは完全に萎縮してしまったようです。

(藤井英敏)

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Monday, July 7, 2008

「カブ知恵」発、日経平均は13日ぶりに反発、外部環境の改善を好感�

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年7月7日発行

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★ 目次
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ 出来高を考慮した翌日のデイトレ用監視銘柄
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 13360.04 122.15 0.92%
TOPIX 1312.8 14.92 1.15%
日経JASDAQ 1485.1 3.32 0.22%
J−Stock 1309.03 13.07 1.01%
マザーズ 543.59 3.3 0.61%
ヘラクレス 894.1 8.85 1%
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★ 相場概況(主力株)
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7日の日経平均は前週末比122.15円高の13360.04円、高値は14時37分の13409.
30円、安値は10時25分の13169.55円。東証一部の売買代金は1兆8038億円、値
上がり銘柄数は1072銘柄、値下がり銘柄数は540銘柄、変わらずは112銘柄だっ
た。日経平均は13日ぶりに反発し、連敗は12で止まった。

4日の米国は独立記念日の祝日で、全市場休場だったこともあり、手掛かり材
料が極端に不足した。このため、東証一部の売買代金は7046億円と低調だった。
後場に入ると、東京外国為替市場で、円相場が、6月27日以来、10日ぶり1ド
ル=107円台に下落したことや、上海株や香港株などアジア各国・各地域の株
式市場が大幅高となったことが好感されて、売り方の買戻しや押し目買いが優
勢となった。結果、日経平均は13日ぶりに反発した。

東証33業種では、銀行、不動産、その他金融、証券、商品先物、保険、ゴム製
品、建設、医薬品、小売、陸運、ガラス・土石、機械、輸送用機器、海運など
が値上がりした。一方、パルプ・紙、空運、卸売、倉庫・運輸、精密機械の5
業種が値下がりした。

個別では、東証一部の値上がり率トップはアーバンコーポレーション(8868)、
2位はコープケミカル(4003)、3位は高島(8007)。一方、値下がり率トッ
プは真柄建設(1839)、2位は山水電気(6793)、3位はゼクス(8913)。

個別銘柄動向は以下の通り

アーバンコーポ(8868)、急落原因が社長保有株大量売却と判明、需給改善期待
で買われる
217円 28円高
7日8時、筆頭株主である代表取締役社長房園博行氏が個人として金融機関9
社に同社株式を担保提供していたが、当該金融機関のうちの6社において担保
権が実行され同社株式が売却されたと発表した。それに伴い、房園博行氏個人
より主要株主である筆頭株主に該当しなくなったとの連絡があった。株価急落
の原因が判明し、需給改善期待が高まり、買われているようだ。異動前は3739
万600株(総株主の議決権の数に対する割合16.60%)、異動後(7月4日付け
)は907万5600株(同4.03%)。今回の異動により、有価証券上場規程で定め
る主要株主(総株主等の議決権の100分の10以上を保有する株主)ならびに、
主要株主である筆頭株主は不在となる。同社株式を担保提供することになった
経緯は、個人としての金融商品への投資ならびに所有を目的とする不動産の取
得のほか、一部ベンチャー企業への投資に伴い複数の金融機関より資金の融資
を受けていた。しかしながら、同社株価の下落に伴い担保提供の追加が必要と
なり担保となる同社株式が増加した。金融機関による担保権の行使に際し、可
能な限り同社株式の売却を避けるための方策を模索したが、結果的に個人が保
有する当社株式の売却という事態にいたった。

高島(8007)、「プリウス」に太陽光発電システムを搭載が株価刺激材料
229円 28円高
7日、「トヨタ自動車(7203)はエンジンとモーターを併用するハイブリッド
車「プリウス」に太陽光発電システムを搭載する方針を固めた。来春にも全面
改良し発売する新型車の一部に採用。カーエアコン駆動用電源として活用する。
」と一部報じられた。これを受け、太陽電池関連の一角に物色の矛先が向かっ
たもよう。なお、高島は繊維加工メーカーの平岡織染(東京・台東)と共同で、
太陽光発電パネルと一体化したテントシートを開発している。従来はシート上
にパネルを張り付けることが難しかったが、新たな接着工法を編み出して実現
した。テントシートの設置個所は国内で100万カ所以上にのぼる。同様の背景
から、ソーラー屋根システムを手掛ける三晃金属(1972)も堅調。

コスモス薬品(3349)、08年5月期通期連結業績の上方修正を好感
1244円 118円高
4日、08年5月期通期連結業績の上方修正を発表した。これが好感された。売
上高は従来の1475億円を1482億4400万円へ、営業利益は同30億6700万円を35億
500万円へ、経常利益は同36億円を41億6500万円へ、当期純利益は同19億円を2
1億7300万円へ、それぞれ上方修正した。消費者心理が冷え込む中、消費者の
切実なる要望に応えるべく、良いものをより安く提供することが小売業として
の使命と考え、目標としていた売上総利益率を引き下げ、08年4月7日に業績
予想の修正を行った。その後、本政策が奏功し、売上は計画を上回り順調に推
移した。また、店舗オペレーションの見直しによる経費の削減も計画以上に進
行し、営業利益・経常利益・当期純利益に関しても予想を上回る見込みとなっ
た。

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若林栄四のプロフィール

1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行
シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店為替課長
を経て、85年よりニューヨーク支店次長。1987年、勧角証券(アメリカ)執行
副社長。1996年末退職。歴史観に裏づけされた洞察力から生み出される、内外
金融市場全般に亘る鋭い相場大局観及び問題の本質を把握し明確に語りきる同
氏の姿勢は、日本国内に限らず海外のプロフェッショナル・機関投資家・ファ
ンド・マネジャーの間でも注目されている。

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が必要となります。また、このレポートは皆様の投資の一助となることを目的
として作成されておりますが、元本を保証するものではありません。投資の最
終判断はご自身の責任で行うようお願い申し上げます。

(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ
金融商品取引業者 登録番号 関東財務局長(金商)第1698号
社団法人日本証券投資顧問業協会 会員番号012-02024
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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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日経平均の連敗は12で止まった。外部環境が悪化しなければ、ここからは自
律反発を試すとみている。悪材料視されるのは、原油価格の高騰と為替市場
のドル安進行。

この2つが大きく悪化方向に向かわなければ、自律反発入りの確度が高まる
見通しだ。ただし、外部環境に劇的な改善がみられなければ、上昇期間も短
く、上昇幅も小幅なものにとどまる公算が大きい。

今後、本格化する米国企業の決算発表、その後の日本の3月決算企業の第1
四半期業績を見極めたいとのムードは強い。

なお、米主要500社の4−6月期の純利益は6月27日時点の集計で前年同期
比11.3%減と、約6年ぶりに4・四半期連続で減少する見通しとなっている。

サブプライムローン関連などで金融機関の損失が続き、原油高などを受けた
景気減速で自動車など幅広い業種に業績悪化が波及するとみられている。

この悪業績に関しては、これまでの相場下落で相当分織り込んだとみられる
が、想定以上に米企業の業績が悪化するようだと、再び、米国発の世界同時
株安が発生するリスクは決して小さくない。

ところで、野村証券金融経済研究所が7日発表した7月の「ノムラ個人投資
家サーベイ」では、個人投資家の投資意欲が減退していることが分かったと
いう。

「ノムラ個人市場観指数」は前月比5.8ポイント低下の28.0にとどまった。
今回の調査は6月20日にアンケートを配信し、24日に回答を締め切った。

日経平均が連敗中にアンケートした影響もあっただろうが、投資環境の不透
明度合いが強く、個人投資家が東京株式市場を一歩引いたところで、眺めて
いる様子が窺える。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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7日の新興3市場は全面高。日経ジャスダック平均は5日ぶりに反発した。東
証マザーズ指数、大証へラクレス指数は4日ぶりに反発した。日経平均が13日
ぶりに反発したことで、買い安心感が広がった。また、先週末急落したアーバ
ンコーポレーション(8868)が急反発したことで、不動産関連株に反発機運が
高まったこともポジティブに作用した。

個別では、A.Cホールディングス(1783)、中小企業信用(8489)、イチヤ
(9968)、アルファクス・フード・システム(3814)、細田工務店(1906)、
ヒガシトゥエンティワン(9029)、トランスデジタル(9712)、多摩川ホール
ディングス(6838)、サイバーファーム(2377)、オックスホールディングス
(2350)、ビズネット(3381)、AS-SZKi(1995)、メディビックグル
ープ(2369)、ファーストエスコ(9514)などの値上がりが目立つ。

一方、アジア・メディア・カンパニ(2149)、アーティストハウスHLDGS
(3716)、カルナバイオサイエンス(4572)、クオンツ(6811)、メデカジャ
パン(9707)、ウッドフレンズ(8886)、オメガプロジェクトHD(6819)、
帝都ゴム(5188)、ヴィア・ホールディングス(7918)、NESTAGE(76
33)、京極運輸(9073)、メディアグローバルリンクス(6659)などの値下が
りが目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

ビズネット(3381)、09年5月期通期連結、営業黒字転換予想を好感
99円 10円高
4日に発表した、09年5月期通期連結業績は、売上高220億円(前期比5.9%増)、
営業利益1億8000万円(前期は1億3300万円の赤字)、経常利益2億円(同9800
万円の赤字)、当期純利益1億1000万円(同7900万円の赤字)の見通し。営業損
益段階からの黒字転換が好感された。ディーラーとの連携を強め、「ついで便
」などの諸機能を統合した「ビズネット ソリューション マルチハブ システ
ム」など、これまで開発してきたシステムやサービスの仕組みや経営資源を充
分に活用するとともに、顧客の業務効率化ソリューションサービスへの取り組
みを強化し、新しいチャネルや顧客を開拓していく。

フリービット(3843)、ユビキタス技術をテクニカルサポート分野に適用を好感
549000円 29000円高
7日11時、08年6月18日に特許取得を報道発表した同社コア技術である「Emot
ion Link ActiveNode」を活用したテクニカルサポートツール「Ubic Touch」
を開発したと発表した。これが好材料視された。「Ubic Touch」は、第一弾と
して、連結子会社の株式会社ドリーム・トレイン・インターネット(以下DTI)
の専用コールセンター唐津「SiLK Hotlines」との垂直統合により、「SiLK To
uch」というサービス名で7月中旬より提供を開始する。当技術の採用により、
テクニカルサポートの対応時間を平均して20%〜80%削減することが可能とな
り、的確なサポートを短期間に終了させることで更なる「サポート満足度」の
向上を目指すという。

オンコセラピー(4564)、新生血管阻害剤OTS102の第1相臨床試験終了を好感
132000円 2000円高
7日、同社と扶桑薬品(4538)が05年4月4日に契約を締結し、同社において実
施している新生血管阻害剤OTS102の第1相臨床試験が終了したと発表した。こ
れが好感された。第1相臨床試験のデータを取りまとめた結果、本剤の安全性
が確認できたことより、臨床的有用性を検討する第2相臨床試験へ進むことを
決定した。OTS102は癌増殖に関与する血管に対してのみ働く、副作用の少ない
薬剤になることが期待されているという。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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7日のIPOレシオは前週末の85.71から3.71ポイント低下して82.00ポイ
ントだった。低下は3日ぶり。IPOレシオ5日移動平均線は74.39と、こ
ちらは4日連続で上昇した。

IPOレシオは反落したとは言え、5日移動平均線を上回っており、且つ、
5日移動平均線自体が上向きのため、直近IPO市場は引き続き反発局面入
りしていると認識している。

だが、日経平均が4日まで12連敗するなど、投資環境は不透明だ。また、高
ボラティリティを求めて、短期売買を行う個人投資家は、流動性の高い東証
一部の低位材料株にシフトした感が強い。

値動きが鈍い上、流動性も乏しい直近IPO市場への資金流入は、従来のよ
うに加速する環境ではない点には注意が必要だ。

一方、3市場売買代金は前週末から43億円減少して380億円となった。売買
代金の400億円割れは6月30日以来。確かに、新興市場の主要な株価指数は
反発した。

しかし、商いは全く伴っていない。

この水準で売りたくないという投資家も多いのは確かだが、逆に、この水準
でも買いたいという投資家も少ないからこそ、このような低調な商いとなっ
ているのだろう。

東証マザーズの売買代金は113億円と04年2月23日の97億円以来、4年
5カ月ぶりの低水準だった。従来、個人投資家中心に人気の高かったネット
関連株の人気が低下していることが大きく影響しているとみられる。

同様に、不動産流動化関連企業の経営環境の不透明度合いが強まっているこ
とも大きく影を落としているだろう。

市場のテーマは環境に絞られている感が強く、関連銘柄の少ない新興市場は、
当面、物色の蚊帳の外に置かれる公算が大きいとみている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 編集後記
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ようやく、日経平均の連敗が12で止まりました。それにしても、よくもまあ、
小幅ながら毎日毎日下がりましたね。売り飽き気分が強かったので、今日は、
アジア株高や円安に反応し易かったのでしょう。とりあえず、明日以降も外
部環境に大きな悪化がなければ、自律反発は期待できそうです。でも、外部
環境が余程劇的に改善しない限り、本格的な上昇相場は期待薄でしょうね。
兎に角、原油高に歯止めが掛からないうちは、相場はダメでしょうね。

(藤井英敏)

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