薔薇☆Ｍ
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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年1月18日発行
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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 各種ランキング
★ 相場概況（主力株）
★ 今後の相場イメージ（主力株）
★ 相場概況（新興市場）
★ 今後の相場イメージ（新興市場）
★ 出来高を考慮した翌日のデイトレ用監視銘柄
★ ＩＰＯ情報
★ 編集後記
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★ 各種株価指数の状況
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日経２２５ 13861.29 77.84 0.56％
ＴＯＰＩＸ 1341.5 11.06 0.83％
日経ＪＡＳＤＡＱ 1574.52 8.03 0.51％
Ｊ−Ｓｔｏｃｋ 1374.18 26.14 1.94％
マザーズ 680.37 34.75 5.38％
ヘラクレス 1011.47 41.07 4.23％
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★ 各種ランキング
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東証1部 値上がり率
コード会社名 終値 騰落率(%)
8993 アトリウム 1921 15.24
9449 ＧＭＯ 346 14.57
8921 ＣＳクリエイト 16200 14.08
1821 三住建設 118 13.46
6665 エルピーダ 3460 13.44
東証1部 値下がり率
コード会社名 終値 騰落率(%)
3893 日本紙 267000 -10.4
4312 サイバネット 46950 -8.3
4992 北興化 299 -7.43
9945 プレナス 1215 -7.25
4282 ＥＰＳ 328000 -6.82
マザーズ/ヘラクレス 値上がり率
コード会社名 終値 騰落率(%)
2880 ミホウＪＰＮ 13050 18.1
2440 ぐるなび 221000 15.71
3092 スタートトゥ 295000 15.69
2468 フュートレック 274000 15.61
2350 オックスＨＤ 5850 14.48
マザーズ/ヘラクレス 値下がり率
コード会社名 終値 騰落率(%)
2446 ゼンケンＨＤ 96000 -11.9
2724 フォーバルＣＲ 77200 -10.4
4831 オープンルーフ 17550 -10
3044 パワーアップ 434 -9.96
2451 メディアクリエ 113 -9.6
出来高 移動平均ゴールデンクロス
コード市場 会社名 終値 25日乖離(%)
8754 東証1部 日本興亜 947 17.05
3315 東証1部 三井鉱山 319 16.97
8766 東証1部 ミレアＨＤ 3750 10.71
8729 東証1部 ＳＯＮＹ ＦＨ 403000 8.450
5977 東証2部 ＳＴＥＣＨＸＩＶ 2970 7.690
9437 東証1部 ＮＴＴドコモ 173000 5.710
4151 東証1部 協醗酵 1186 4.730
8840 東証1部 大 京 281 3.090
5714 東証1部 ＤＯＷＡ 762 3.070
4217 東証1部 日立化 2315 2.130
出来高 移動平均デッドクロス
コード市場 会社名 終値 25日乖離(%)
7774 ジャスダックＪ・ＴＥＣ 129000 -20.1
6796 東証1部 クラリオン 270 -7.87
3107 東証1部 ダイワボウ 344 -1.46
9022 東証1部 ＪＲ東海 975000 -0.44
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★ 相場概況（主力株）
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18日の日経平均は前日比77.84円高の13861.29円、高値は14時48分の13902.64円、
安値は９時17分の13365.32円。東証一部の売買代金は３兆1898億円、値上がり
銘柄数は1284銘柄、値下がり銘柄数は383銘柄、変わらずは63銘柄。
前場は、前日の米国株式市場の大幅下落を嫌気し、売りが先行した。しかし、
米景気対策への期待などや値ごろ感からの押し目買いも入り下げ渋った。売り
一巡後、下げ幅を縮小する場面はあったが、18日のアジア各国・地域の株式市
場で、主要な株価指数は軒並み大幅に下落して始まったため、警戒感が強まり、
前引けにかけ伸び悩んで取引を終えた。
後場に入ると米国景気対策への期待感や主力株の値ごろ感の強さで、押し目買
いが入り、相場が押し上げられた。また、市場の一部では、米緊急利下げ観測
やかんぽ生命の買い観測が囁かれていた。
業種別では、不動産、鉄鋼、機械、金属製品、建設、海運、証券、商品先物、
その他金融、非鉄金属、その他製品などの値上がりが目立つ。一方、パルプ・
紙、保険、情報・通信、電気・ガスなどが値下がりした。
個別では、東証一部の値上がり率トップはアトリウム（8993）、２位はＧＭＯ
インターネット（9449）、３位はシーズクリエイト（8921）。一方、下落率ト
ップは日本製紙Ｇ本社（3893）、２位はサイバネットシステム（4312）、３位
は北興化学（4992）。
個別銘柄動向は以下の通り
アトリウム(8993)、野村のインカムゲインに注目すれば魅力は残るが買い材料
1921円 254円高
17日、野村證券はＪ−ＲＥＩＴセクターに関するレポートをリリースしたそう
だ。それによれば、不動産ファンドの財務的な事情から、不動産の流動性が低
下し始めているとは言え、それは短期間で不動産を転売して多額の売却益を獲
得し難い環境になりつつあることを意味し、長期に亘り安定的なインカムゲイ
ンを期待できる投資対象としての不動産の魅力が損なわれているということで
は必ずしもないという。これが同社に限らず、不動産関連セクターの見直し買
いのきっかけのひとつとなったと観測される。
エルピーダメモリー（6665）、ＧＳのDRAM メーカー初の減産決定メモが買い
手掛かり
3460円 410円高
ゴールドマン・サックス証券は、「1 月15 日付の台湾のディジタイムズによ
ると、ProMOS Technologies は12 インチ工場を含む同社の工場を10 日間稼働
停止すると発表した。」件に関しメモをリリースしたそうだ。この工場停止は
DRAM メーカーが一定期間の減産を正式に認めた初めての例だという。ProMOS
の今回の決定について、業界全体の生産能力に与える影響は小さいと受け取る
向きもあるだろうが、ゴールドマンではこれに追随する動きが出てくる可能性
があると見ており、今後数ヵ月に設備投資の縮小、延期、中止などのニュース
が増えてくると予想しているそうだ。また、ゴールドマンでは、DRAM の需給
は、マクロ要因よりもむしろ今回の供給サイドの変化のような業界固有のイベ
ントに左右されやすいと考えているという。これが買い手掛かりとなったと観
測される。
アルファシステムズ(4719)、第３四半期業績の好内容と野村「２」継続を好感
2590円 285円高
17日、08年３月期第３四半期業績を発表した。第３四半期売上高は177億1900
万円（前年同期比5.9％増）、営業利益は19億5800万円（同16.6％増）、経常
利益は20億9400万円（同17.8％増）、四半期純利益は13億5100万円（同23.9％
増）。これが好感された。通期業績は従来の売上高262億円（前期比10.5％増
）、営業利益34億円（同14.3％増）、経常利益35億5000万円（同14.4％増）、
当期純利益21億円（同15.1％増）を据え置いた。なお、野村證券は、中期成長
率を考慮して株価水準は割安とし、同社のレーテーリング「２」を継続したそ
うだ。ＮＧＮの検証業務が10月から急拡大、懸念されていた携帯組み込みの縮
小が検証業務の拡大で補われ、08年３月期は前期比18％営業増益が達成可能と
みているそうだ。これも買い手掛かりになっていると観測される。
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★ 今後の相場イメージ（主力株）
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来週の株式市場は、戻りを試す展開を想定する。日経平均の想定レンジは
13700円〜14700円程度。ブッシュ米大統領は米国時間18日、景気対策の骨
子を発表する。
バーナンキＦＲＢ議長は17日の議会証言で総額1000億ドル（約10兆7000
億円）規模の景気対策を実施した場合、600億−700億ドルが家計や企業の
支出に回れば来年初めにかけて成長率を押し上げると明言した。おそらくこ
の規模の対策が行なわれ、その後、利下げが行なわれる。
財政出動と金融政策実施で、米株式市場は一息つく公算が大きい。そしてこ
れを、日本株が好感するという好循環が見込まれる。
スケジュール的には、米経済指標では24日の昨年12月の中古住宅販売件数
が発表される。しかし、市場の関心は、景気対策の骨子の内容や利下げ幅に
集まっており、中古住宅販売件数は、相場の波乱要因にはなり難いと考える。
なお、米景気対策の全容は28日の一般教書演説で明らかになる。期待感を背
景に、米国株が堅調に推移するだろう。
一方、国内では、日銀は21−22日、金融政策決定会合を開く。どうせ、国
内景気の現状について「減速」との認識を示しつつも「緩やかな拡大を続け
る」との判断を維持するのだろう。
この日銀と株式市場の景気認識ギャップが、後々の東京市場の下落につなが
るとみておきたい。また、25日に昨年12月の全国消費者物価指数（ＣＰＩ、
生鮮食品を除く）が発表される。前年同月比上昇率が11月の0.4％を上回る
0.6％になるとの予想が多いようだ。
足元景気が良くない状況での物価上昇自体はネガティブ材料だが、上述の米
国の政策期待から、株式市場はそれを一時的に無視する可能性が高いとみて
いる。
（株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏）
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弊社の藤井英敏が、オリックス証券ブログで、株式・日経225先物投資に
役立つ情報をつぶやいてます！（平日随時更新）
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★ 相場概況（新興市場）
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18日の新興３市場は全面高。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数、大証
ヘラクレス指数がそろって続伸した。３指数とも前引け時点では前日比で下落
していたが、日経平均
が後場に上昇に転じたことに連れ高した。
個別では、中京医薬品（4558）、イー・レヴォリューション（4233）、中央物
産（9852）、ジャストシステム（4686）、アプレック（8489）、ユニオンホー
ルディングス（7736）、ハイビック（7845）、ミホウジャパン（2880）、ジヤ
パンシステム（9758）、ぐるなび（2440）などの値上がりが目立つ。
一方、イチヤ（9968）、サダマツ（2736）、東洋ビジネスエンジ（4828）、五
洋インテックス（7519）、コージツ（9905）、ビスケーホールディングス（75
42）、エフティコミュニケーションズ（2763）、ゼンケンホールディングス（
2446）、タケダ機械（6150）などの値下がりが目立つ。
個別銘柄動向は以下の通り
中央物産（9852）、08年３月期に特別配当80円実施を好感
485円 80円高のストップ高買い気配
17日、08年３月期に特別配当を実施すると発表した。８円の普通配当に80円の
特別配当を加えた88円の期末配当を実施する。同社は、既に07年１月11日付け
の「事業上の固定資産の譲渡及びこれに伴う特別利益の発生並びに特別配当に
関するお知らせ」で08年３月期末に特別配当する旨を公表していた。その後、0
7年12月19日に当該固定資産の譲渡及び譲渡代金の受領を滞りなく完了したた
め、特別配当を実施する。これが好感された。
毎日コムネット（8908）、08年11月期連結営業利益6.0％増見通しを好感
480円 40円高
17日、08年11月期連結業績見通しを発表した。売上高は103億円（前期比23.1
％増）、営業利益は13億7000万円（同6.0％増）、経常利益は12億5000万円（
同4.1％増）、当期純利益は7億1000万円（同4.6％増）の見込み。引き続き比
較的好調な事業環境のもとで積極的な営業活動を行うことにより、中期目標で
ある経常利益15 億円の達成に向け順調に推移していると、会社側は認識して
いる。また、配当性向は25％以上を継続的に実施していく計画。 今期の好調
が好感された。
ジャストシステム（4686）、ＥＤＩＮＥＴ向けＸＢＲＬ形式データの作成ソ
フトを発売
440円 70円高
17日、金融庁が４月より開始するＥＤＩＮＥＴへのＸＢＲＬ形式での提出デー
タの作成・活用ができる「ｘｆｙ Ｒｅｐｏｒｔ Ｗｒｉｔｅｒ ｆｏｒ Ｘ
ＢＲＬ（Ｒ）ＥＤＩＮＥＴ対応版 2008」を２月26日（火）より発売すると発
表した。あわせて、主にＸＢＲＬ形式での財務データ作成や活用に関わるサー
ビスを提供する印刷会社や投資信託会社向けに、本製品の商用ライセンスを１
月17日（木）より販売する。これが好感された。金融庁の金融商品取引法に基
づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システムであるＥＤＩＮＥ
Ｔ（Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ Ｄｉｓｃｌｏｓｕｒｅ ｆｏｒ Ｉｎｖｅｓｔｏ
ｒｓ ＮＥＴｗｏｒｋ）を用いて有価証券報告書等を提出する企業などは、20
08年４月より財務諸表データをＸＢＲＬ形式にして提出することになる。また
同時に、金融商品取引法に基づく四半期開示も45日以内にＸＢＲＬ形式で行わ
れる。
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★ 今後の相場イメージ（新興市場）
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ＩＰＯレシオは前日から28.38ポイント上昇して65.52となった。上昇は２日連
続。２日連続の上昇を実現したことで、直近ＩＰＯ市場の自律反発入り確度が
高まった。同レシオは通常50％〜120％のレンジで推移する。稀に売り込まれ
て20台に入るが、今回はなんと14.29まで低下した。超売られ過ぎだ。だが、
ここまで低下したことで、直近ＩＰＯ銘柄に関しては、多くの買い方が投げさ
せられ、強烈な振るい落しが完了した公算が大きい。投げるべき人が投げ、直
近ＩＰＯ市場の株式需給は大幅に改善したとみてよかろう。目先は真空地帯を
スルスルと戻す展開を想定する。ＩＰＯレシオは少なくとも120程度には上昇
するとみている。
一方、３市場売買代金は、前日から93.13億円増加して1014.89億円。活況の目
安となる1000億円を上回っている。市場エネルギーは増大化しておらず、新興
市場全体の先高観が強まる状況ではない。しかし、主要な株価指数は相当下落
しており、値幅的な調整は十分な状況だ。今回の下落で強烈な振るい落しが行
なわれた可能性が高い。新興市場のセカンダリー市場の株式需給は大幅に改善
したと考える。エネルギーが不足しているため、人気銘柄に資金が偏って集中
する可能性が高いとみる。
（株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏）
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★ 出来高を考慮した翌日のデイトレ用監視銘柄
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コード会社名 終値 売買代金(万) ５MA 5MA乖離
4314 ダヴィンチ 80600 583496 74840 7.7
4972 綜研化学 3250 9913 3032 7.19
3113 Ｏａｋ 45 7826 43 7.14
6801 東 光 161 26984 153 5.23
8273 イズミ 1655 139748 1583 4.55
9912 ダイワ情 1255 15311 1206 4.15
8876 リロＨＬＤ 1700 4964 1638 3.79
4554 富士製薬 2460 3198 2387 3.06
2384 ＳＢＳＨＤ 102000 9058 99920 2.08
4686 ジャストシステ 440 17943 396 11.39
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★ ＩＰＯ情報
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ＩＰＯスケジュールはこちら
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★ 編集後記
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今日は、米株が大幅続落したので、スタート時点は真っ暗のスタートでした。
ただし、寄り付き直後に安値をつけた後は、下げ渋り、徐々に下値を切り上
げ、後場にはプラ転しました。多くの投資家はホッとした気分で週末を迎え
ることができるでしょう。それはそうと、本日は、かんぽ生命買い出動観測
が囁かれていました。本当かどうかは分かりませんが、巨額の郵政マネーが
流入するようなら、株式需給には相当ポジティブインパクトが与えられるで
しょうね。
（藤井英敏）
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