Monday, March 3, 2008

「カブ知恵」発、円高加速、1ドル102円台へ、日経は、610円の大幅続落�

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弊社の藤井英敏が、オリックス証券ブログで、株式・日経225先物投資に
役立つ情報をつぶやいてます!(平日随時更新)

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年3月3日発行

http://www.kabutie.co.jp/
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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ 出来高を考慮した翌日のデイトレ用監視銘柄
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 12992.18 -610.84 -4.49%
TOPIX 1271.15 -53.13 -4.01%
日経JASDAQ 1533.94 -19.33 -1.24%
J−Stock 1383 -31.85 -2.25%
マザーズ 673.51 -21.82 -3.14%
ヘラクレス 1019.83 -23.77 -2.28%
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★ 相場概況(主力株)
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3日の日経平均は前週末比610.84円高の12992.18円、高値は9時2分の13413.
63円、安値は大引けだった。東証一部の売買代金は2兆4795億円、値上がり銘
柄数は91銘柄、値下がり銘柄数は1615銘柄、変わらずは22銘柄だった。

日経平均は、1月23日以来の1万3000円の大台割れとなった。前週末2月29日
の米国株急落や東京外国為替市場で1ドル=102円台まで進んだ円高などを嫌
気した売りが幅広い銘柄に出た。また、上海株以外のアジア各国・地域の株式
市場が大幅下落したことも嫌気された。外部環境の不透明感が強いこともあり、
押し目買いらしい買いも入らなかった。

業種別では東証33業種中、値上がりは空運の1業種のみ。一方、鉄鋼、非鉄金
属、機械、精密機械、その他金融、卸売、ガラス・土石、金属製品、電気機器、
その他製品、建設、輸送用機器などの値下がりが目立つ。

個別では、東証一部の値上がり率トップはエネサーブ(6519)、2位は東海観
光(9704)、3位は東急建設(1720)。一方、下落率トップは、日立プラント
テクノロジー(1970)、2位はオーエムシーカード(8258)、3位は富士通ゼ
ネラル(6755)。

個別銘柄動向は以下の通り

エネサーブ(6519)、「クールアース エネルギー革新技術計画」が買い材料
473円 48円高
2日、「政府は日本が提唱する「2050年に世界の温暖化ガスの排出を半減する」
との長期目標達成に向け、実現に必要な21の革新技術を盛った計画案をまとめ
た。次世代自動車の普及や革新的な太陽光発電技術を選定。05年で262億トンの
二酸化炭素(CO2)の排出を130億トンに減らす行程表となる。5日に開く甘
利明経済産業相の有識者会議(座長・吉川弘之産業技術総合研究所理事長)で、
「クールアース エネルギー革新技術計画」として正式に決定する。14−16日
に千葉市で開く地球温暖化に関する主要20カ国・地域閣僚会合(G20)など
で提示。7月の主要国首脳会議(洞爺湖サミット)で、国際エネルギー機関(
IEA)に調整機能を持たせることを柱とする国際協力体制の構築で合意した
い考えだ。」と一部報じられた。この報道で、CO2排出量計測・電力設備監
視システムを手掛ける同社に買いの矛先が向かったとみられる。

東海観光(9704)、07年12月期の44年ぶりの復配を好感
61円 6円高
2月29日、07年12月31日を基準日とする復配を発表した。これが好感された。
従来予想は無配を1株当たり1円とする。同社は65年12月期以降、永らく無配
を継続していた。近年ようやく財務体質が好転し、将来に向け一定の利益を確
保できる見通しも立ったためとしている。

CFS(8229)、イオンの出資比率引き上げ観測が買い材料
520円 35円高
2日、「イオン(8267)とドラッグストア大手CFSコーポレーションは1日、
イオンのCFSへの出資比率を現在の15%から約33%まで引き上げる方向で調
整に入った。CFSは調剤薬局大手アインファーマシーズ(9627)との経営統
合を計画したが、筆頭株主のイオンの反対で1月の臨時株主総会で否決された。
CFSは経営統合を推進した石田健二会長兼社長(75)が社長を退き、後任に
健二氏の子息の石田岳彦副社長(46)が昇格する人事も固めた。」と一部報じ
られた。これが買い材料視された。一方、同社は、3日8時、「昨日(平成2
0年3月2日)及び本日の一部報道において、当社がイオン株式会社との間で
出資比率の見直し及び人事等を含め同社と調整に入ったとの報道がなされまし
た。当社においては、イオン株式会社と提携について協議を行っていますが、
現段階では合意しておりません。」とコメントしている。

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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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日経平均は2月27日に14105.47円を付けた後、3営業日後の本日12992.18
円まで下落した。下落幅は1112.29円に達した。

米国株の下落とドル安が原因だ。そして、この米株下落とドル安は、米国先
行き景気の不透明感の強まりと米金融当局のドル安容認が背景だ。少なくと
も、為替市場が落ち着かない限り、わが国輸出関連企業の株は買い難い。

日経平均等指数採用の輸出企業の多くは、値嵩株で指数寄与度が大きい。こ
のため、円高・ドル安が一段と加速するようだと、値嵩の国際優良株の下落
が指数の下げ幅拡大に寄与するだろう。

米国政策当局が、不振の内需を補うために、ドル安を容認し、輸出により景
気浮揚を考えているなら、従来の介入という手法は、わが国は用いることは
できないだろう。

市場メカニズムに委ねる格好でレートが決まる公算が大きい。しかし、米国
は金利を引き下げる方向である上、不動産市況中心の足元景気の減速感は非
常に強い。同時に、原油高を背景に、物価上昇の兆候もあり、スタグフレー
ション懸念が強まっている。

世界の投資家のドル資産離れは、警戒するべき状況だ。わが国も決して良好
なファンダメンタルズとは言えないが、米国に比べればマシということで、
円がドルに対して相対的に買われる可能性は非常に高い点は覚悟しておきた
い。

ただし、名実共に3月相場入りしたことで、下値では3月決算企業の配当権
利取りの買いは期待できるとみている。また、環境が今よりも多少落ち着け
ば、円高メリット企業を物色する動きは期待できるだろう。

当面の日経平均は12500円〜14000円程度のボックス相場を想定するものの、
楽観と悲観の狭間で、ボラタイルな動きを余儀なくされそうだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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3日の新興3市場は全面安。マザーズ指数の終値は前週末比21.82ポイント安
の673.51ポイントで、下落率は3%を超え、2月20日以来の水準まで下げた。
主力株や材料株の一角には買いが入り、中小型株への物色意欲も一部で確認で
きたが、新興市場全体を押し上げるには力不足だった。

個別では、ダイヤ通商(7462)、レイ(4317)、ネクサス(2799)、ダイキサ
ウンド(3350)、オープンインターフェース(4302)、博展(2173)、中央化
学(7895)、イー・キャッシュ(3840)、ジャパンインベストGRP(3827)、
松本建工(1779)、クリムゾン(2776)、インタートレード(3747)、オー・
エイチ・ティー(6726)、シコー技研(6667)、カッシーナ・イクスシー(27
77)などの値上がりが目立つ。

一方、トランスデジタル(9712)、メイコー(6787)、ラ・パルレ(4357)、
レイコフ(8941)、シーフォーテクノロジー(2355)、アスキーソリューショ
ンズ(3801)、アドウェイズ(2489)、タカチホ(8225)、オーネックス(59
87)、ウェブクルー(8767)、アイフリーク(3845)などの値下がりが目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

レイ(4317)、自己株式取得を好感
119円 30円高のストップ高買い気配
2月29日、自己株式取得を発表した。これが好感された。取得する株式の総数
上限は30万株(発行済株式総数に占める割合 2.2%)、取得価額の総額上限は
3000万円、自己株式買受の日程は08年3月3日から09年2月28日まで。

オープンインターフェース(4302)、08年3月期第3四半期連結最終黒字転換
を好感
2280円 303円高のストップ高買い気配
29日、08年3月期第3四半期連結業績を発表した。矢野経済研究所の株式譲渡
益計上による最終黒字転換を好感した。連結売上高は前年同期比13.3%減の31
億700万円。営業損失は前年同期の6億9500万円の損失から6億4800万円の損失
となり、経常損失は矢野経済研究所の株式譲渡に係る譲渡手数料の発生等の営
業外費用を計上しましたこともあり、前年同期7億1900万円の損失から7億63
00万円の損失となった。当期純利益は、矢野経済研究所の株式譲渡に係る株式
譲渡益を特別利益として計上した結果、前年同期5億7300万円の損失から3億
5700万円の利益となった。

プラネックス(6784)、08年12月期連結業績大幅増収営業黒字転換を好感
20500円 2000円高のストップ高買い気配
29日、08年12月期連結業績予想を発表した。これが好感された。売上高は68億
1500万円(前期比65.6%増)、営業利益は6億5600万円(前期は2億2700万円
の赤字)、経常利益は6億6700万円(同1億2500万円の赤字)、当期純利益は
3億7300万円(同2億6400万円の赤字)を見込む。ハードウェア事業は、同社
および台湾子会社が中心となる、理論値300Mbps通信が可能なIEEE802.11n Dra
ft2.0 対応の無線ルータがコンシューマ向け製品を牽引し、好業績を予想して
いる。また前年不振の法人向けもコンシューマ向け製品に牽引され好調が予想
される。ソフトウェア事業は、子会社アメリカンメガトレンドが事業の中心と
なる。現在のところ販売環境としてパッケージソフトの販売不振が続いている
が、法人向け市場を深耕した結果、実際にいくつかの大型案件で成約がとれた
ことから、前年増の予算を策定している。今後もパッケージ製品で大型製品の
案件を抱えており、前年に比較して好調に推移する見通し。金融サービス事業
は、外国為替証拠金事業を営む子会社のMJ が事業の中心。MJ が子会社になっ
てからの取引高の伸びは著しく、国内でも1、2を争う会社に成長している。
成長に伴い、必要な設備投資も続けていることから今後もさらに伸長が予想さ
れる。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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 IPOレシオは前週末の85.71から19.64ポイント低下して66.07となった。
低下は3日連続。IPOレシオ5日移動平均線は86.85で、本日はこれを割り
込んだ。

同線は辛うじて上昇しているが、明日IPOレシオが84.62を下回ると下降に
転じ、直近IPO市場の本格的な調整入り確度が高まる見通しだ。

なお、前回のIPOレシオの底は2月25日の55.56だった。逆に、直近のピ
ークは2月27日の102.13。超過熱ゾーンからの調整ではないため、今回の
IPOレシオの底も50〜60程度とみておきたい。
 
 一方、3市場売買代金は前週末から316億円減少して916億円となった。
これは、2月29日にIPOしたセブン銀行(8410)の売買代金が29日の407
億円から本日127億円へ、280億円減少したことが響いた。

そうは言っても、29日の3市場売買代金はセブン銀行を除くと824億円に過
ぎず、本日も789億円に過ぎない。新興市場への資金流入は確認できず、新
興市場の先高観が強まる状況ではない。

外部環境が不透明で、為替市場で円高が進行しているため、消去法的に、且
つ、緊急避難的に新興市場は物色される可能性は決して低くはないだろう。

しかし、そのためには、主力株の下落ピッチが現状よりも多少鈍るなど、投
資環境がもう少し落ち着くことが必要とみている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ IPO情報
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★ 編集後記
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今日は本当によく下げました。バーンナンキ発言が、世界の株式市場と為替
市場を揺さ振り続けています。特に、日本の市場に致命的な打撃を与えたの
は、急激な円高です。本来は自国通貨高を喜ばないといけないのですが、わ
が国は構造改革が進んでいないので、内需が一向に盛り上がらず、外需頼み
の脆弱な経済のため、円高はどうしても素直に喜べません。これは硬直的な
官僚機構(役人)が悪いのでしょうが、それを変える政治家がしっかりして
いなからです。ですが、その政治家を選ぶは国民ですので、結局、悪いのは
国民ということなのでしょうね。自業自得ということで諦めるしかないとい
うことですね。輸出企業様の経営環境が悪くなる円高は、即、株安につなが
ります。そうは言っても、バーナンキFRB議長の、「昨年下期は、海外の経
済が堅調なことやドル安が米国の輸出11%増大させ、内需の低迷を補った」
とのドル安容認発言には参りましたね。

(藤井英敏)

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