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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況（主力株）
★ 今後の相場イメージ（主力株）
★ 今後の相場イメージ（新興市場）
★ ＩＰＯ情報
★ 編集後記
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★ 各種株価指数の状況
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日経２２５ 9441.64 40.06 0.43％
ＴＯＰＩＸ 833.29 4.07 0.49％
日経ＪＡＳＤＡＱ 1124.6 3.44 0.31％
Ｊ−Ｓｔｏｃｋ 922.44 0.4 0.04％
マザーズ 380.88 1.23 0.32％
ヘラクレス 511.15 -2.46 -0.48％
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★ 相場概況（主力株）
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25日の日経平均は前日比40.06円高の9441.64円、高値は14時52分の9453.70円、
安値は９時６分の9366.33円。東証一部の売買代金は１兆1933億円、値上がり
銘柄数は847銘柄、値下がり銘柄数は709銘柄、変わらずは132銘柄。日経平均
は小幅に６日ぶりに反発。
24日のＮＹダウは前日比17.24ドル安の10433.71ドルで取引を終えた。ＦＤＩ
Ｃが24日に発表した四半期報告で、経営に問題がある金融機関が552行と、６
月末から136行増えたと指摘したこと、欧州では独州立銀大手ウエストＬＢの
株主と独政府とが救済案で24日に合意したこと、そして、中国の銀行監督当局
が自己資本比率の比較的低い銀行の融資などの業務拡大を制限すること、など
が嫌気材料となった。
一方、３〜４日開催分のＦＯＭＣ議事要旨で、ＦＲＢが来年の実質ＧＤＰ成長
率見通しを上方修正したことや、９月のＳ＆Ｐ／ケース・シラー住宅価格指数
で全米20都市の価格指数の前年同月比の下落率が縮小したことは、相場の下支
え要因となった。
ＮＹ円相場は反発した。前日比45銭円高・ドル安の１ドル＝88円45〜55銭で取
引を終えた。一時88円35円まで上昇し、10月８日以来約１カ月半ぶりの高値を
付けた。円は対ユーロで反発した。前日比75銭円高・ユーロ安の１ユーロ＝13
2円35〜45銭で取引を終えた。
ＮＹ原油先物相場は反落です。ＷＴＩ期近の１月物は前日比1.54ドル安の１バ
レル76.02ドルで取引を終えた。金先物相場は８日続伸した。12月物は前日比1
.1ドル高の１トロイオンス1165.8ドルで取引を終えた。
米株下落、円高基調を受け、前場の東京株式市場では売りが先行した。その一
方で、突っ込み警戒感もあり、売り方の買戻しが入り、日経平均は小幅高で取
引を終えた。10月の貿易収支が、08年３月以来の大幅な黒字を記録したことは、
相場の下支え要因として意識されたようだ。
後場に入り、売り方の買戻しが断続的に入り、日経平均は堅調推移を続けた。
アジア各国・各地域の株式市場が総じて堅調に推移したことも追い風となった。
だが、戻りを積極的に狙う買いはみられなかった。
東証33業種では、輸送用機器、空運、電気・ガス、ゴム製品、卸売、陸運、化
学、機械、鉄鋼、ガラス・土石などが値上がりした。一方、海運、不動産、石
油・石炭製品、保険、金属製品、鉱業、銀行、小売、証券、商品先物などが値
下がりした。
個別では、東証一部の値上がり率トップは日本橋梁（5912）、２位はアビリッ
ト（6423）、３位はダントーホールディングス（5337）。一方、値下がり率ト
ップは徳島銀行（8561）、２位はジーンズメイト(7448)、３位はダイワボウＨ
Ｄ（3107）。
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◎本日の新着個別銘柄動向
更新時間：2009/11/25 9:34:09
ＤＥＮＡ（2432）、ＵＧＣサービス事業の合弁会社設立が買い材料
386000円 19000円高
24日、ＮＴＴドコモ（9437）と、携帯電話上でユーザ作成コンテンツ（以下、
ＵＧＣ：Ｕｓｅｒ Ｇｅｎｅｒａｔｅｄ Ｃｏｎｔｅｎｔ）サービス事業を展
開する目的で合弁会社を設立すると発表した。これが買い材料になった。ＤＥ
ＮＡが自社のサービスで培ったＵＧＣサイト運営ノウハウやシステム開発力、
ユーザの創ったコンテンツを活性化させるコミュニティサービスの展開力と、
ドコモのｉモードにおける集客力や課金の仕組み、顧客ニーズを重視したサー
ビス提供力を融合させ、携帯電話上での新たなＵＧＣビジネスを共同で創出す
ることを目的に新会社を設立する。合弁会社ではユーザが作成したコンテンツ
を閲覧・投稿できるモバイルＵＧＣサイトの運営を2010年度上期に開始するこ
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★ 今後の相場イメージ（主力株）
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日経平均は200日移動平均線（25日現在、9357.23円）がサポートとして意識さ
れたようですが、だからといって、これから力強く反発するかというと、そう
は思えません。仮に、戻ったとしても、政府・日銀が抜本的なデフレ対策を打
ち出さない限り、25日移動平均線（同、9886.59円）がテクニカル・リバウン
ドの上限でしょう。
日本経済は、内需がダメなので外需に頼るしかない状況です。本日発表された
10月の貿易統計速報では、輸出額が前年同月比23.2％減でした。減少率は９月
より7.4ポイント縮小しましたが、輸出額の水準自体は前年同月の８割にとど
まっています。特に、雇用環境の悪化を背景に、米国の家計のバランスシート
調整は長引く公算が大きく、この結果、米国向けの輸出の急速な回復は期待薄
です。
まあ、それでも、10月の貿易収支は8071億円の黒字で、金融危機が深刻化した
08年９月以降では最大の黒字を記録しました。これはこれで、日本経済の下支
え要因として評価できるでしょう。ただし、足元で回復基調の輸出が減速する
ようだと、わが国経済の先行きに対する懸念が強まり、東京株式市場の下落バ
イアスが一段と強まることになるでしょう。結局、日本経済は輸出頼みなので
す。
一方、内需に関しては、政府・日銀がこのまま何もせず、行く末を見守るよう
なら、ガタガタになっていくことでしょう。企業は国内での設備投資を行わず、
新興国での投資を積極化させる見通しです。家計も、雇用と景気の先行きへの
不安を背景に、消費はせず、貯蓄に励むとみます。誰も、無駄使いしないのな
ら、経済は縮小均衡して、デフレが加速するのは当然です。
よって、当面の株式市場は、輸出が好調なうちはじり安。輸出が減速するよう
なら急落するとみています。ただし、想定外に、政府が国民にわが国産業の成
長シナリオを具体的に明示し、積極的な財政出動の意思を示せば、相場の急反
発は期待できます。ですが、その可能性は現時点では限りなくゼロに近いと考
えます。
結果として、日経平均は上値と下値を切り下げるという右肩下がりのトレンド
を描き続けるとみます。民主党が政権交代を実現した翌日に付けた10767.00円
が非常に遠くに感じます。昨年10月、当時の鳩山幹事長が「政権交代こそ最大
の景気対策」と言っていましたが、残念ながら、現実は全く逆の事態に陥って
います。株式市場は現政権に不信任の状態ですね。
（株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏）
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★ 今後の相場イメージ（新興市場）
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25日のＩＰＯレシオは80.39と、前週末から20.74ポイント上昇しました。上昇
は４日連続です。
ＩＰＯレシオ５日移動平均線は46.40と、こちらは３日続伸です。ＩＰＯレシ
オが５日移動平均線を上回っています。そして、５日移動平均線自体も上昇転
換しています。直近ＩＰＯ市場は目先の底をいれたとみています。
一方、３市場売買代金は前週末比69億円減少して278億円でした。個人投資家
は、先週末は新興市場のリバウンド狙いで、資金流入を加速させたようですが、
今週は２日連続で売買代金が減少しています。
なお、主要３指数は高安マチマチでした。
日経ジャスダック平均の終値（確報）は、前日比３円44銭高の1124円60銭でし
た。ジャスダック市場の売買代金は概算で95億円と、前日の118億円から減少
しました。
東証マザーズ指数は反発、大証ヘラクレス指数は続落しました。
東証マザーズ指数の週足ベースの一目均衡表の雲下限は、25日現在349.01ポイ
ント、雲上限は444.45ポイントです。再び、雲の中に潜り込んでしまいました。
今後、雲上限を上抜けない限り、マザーズ市場は調整すると考えています。一
方、雲を下抜けると長い調整局面が到来することになるでしょう。
なお、目先については、終値は380.88ポイントと、５日移動平均線（25日現在、
376.07ポイント）を上回っています。５日移動平均線を上抜けたので、25日移
動平均線（同、415.23ポイント）付近までの戻りは期待できるでしょう。ただ
し、200日移動平均線（同、391.05ポイント）が現在は抵抗中です。
（株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏）
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★ ＩＰＯ情報
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ＩＰＯスケジュールはこちら
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★ 編集後記
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「やる気がない。」、「興味がない。」、「買いたくない。」、「戻れば売り
たい。」、こういった声が、個人投資家をはじめ市場関係者からガンガン聞こ
えてきます。
私も同感です。ここまで閉塞感が強まったのは久しぶりのことです。
真面目な話、予算決定権や、財政出動の有無を決める閣僚には、経済と市場を
熟知している人についてもらいたいものです。
的外れの政策を打たれて、損するは結局、庶民なんですから。
ちなみに、日本証券業協会が個人投資家を対象に実施した調査によれば、投資
家の年収は500万円未満が全体の約７割だそうです。
（藤井英敏）
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【等幅フォントで御覧ください】
フォントの設定をWindowsは「MSゴシック」、Macは「Osaka-等幅」等として
いただきますと見やすくご覧いただけます。
＜Outlook Express の場合＞
メニューから「ツール」−「オプション」−「読み取り」−「フォント」
で「ＭＳゴシック」をお選びください。
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