カモられ男のキャバクラ日記
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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年2月15日発行
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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況（主力株）
★ 今後の相場イメージ（主力株）
★ 相場概況（新興市場）
★ 今後の相場イメージ（新興市場）
★ 出来高を考慮した翌日のデイトレ用監視銘柄
★ ＩＰＯ情報
★ 編集後記
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★ 各種株価指数の状況
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日経２２５ 13622.56 -3.89 -0.03％
ＴＯＰＩＸ 1334.89 2.45 0.18％
日経ＪＡＳＤＡＱ 1522.25 6.44 0.42％
Ｊ−Ｓｔｏｃｋ 1440.05 36.16 2.58％
マザーズ 655.44 44.47 7.28％
ヘラクレス 1011.68 42.1 4.34％
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★ 相場概況（主力株）
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15日の日経平均は前日比3.89円安の13622.56円、高値は14時40分の13666.68円、
安値は９時48分の13356.39円。東証一部の売買代金は２兆5767億円、値上がり
銘柄数は892銘柄、値下がり銘柄数は726銘柄、変わらずは110銘柄だった。
バーナンキＦＲＢ議長が、08年の実質経済成長率見通しを下方修正することを
明らかにしたことや、格付け会社によるモノラインの格下げなどが重しとなり、
朝方から売り優勢の展開になった。しかし、後場には、政府系ファンドの買い
が入ったとの憶測も囁かれ、急速に下げ渋り、一時は前日比プラスに転じる場
面もあった。
業種別では、海運、石油・石炭製品、卸売、水産・農林、証券、商品先物、鉱
業、機械、パルプ・紙、建設などの値上がりが目立つ。一方、その他金融、銀
行、鉄鋼、ガラス・土石、金属製品、空運などが値下がりした。
個別では、東証一部の値上がり率トップはドワンゴ（3715）、２位はグッドウ
ィル・グループ（4723）、３位は鳥越製粉（2009）。一方、下落率トップは琉
球銀行（8399）、２位は青木あすなろ建設（1865）、３位は日本発条（5991）。
個別銘柄動向は以下の通り
ダイエー（8263）、ＭＬ、レーティングを「中立」から「買い」へと引き上げ
542円 80円高のストップ高買い気配
メリルリンチ証券は、同社のレーティングを「中立」から「買い」へと引き上
げ、目標株価は1000円とした。現在同社は、川戸会長を筆頭とした現経営陣に
よる改革の方向性が定り、原価低減、PB拡販、そして売上拡大に向けた施策が
具体化してくる段階にあるという。足元売上の弱さを勘案しML予想を下方修正
するが、今後、改革の中身が具体化してくるに伴い、株価は来期以降の業績回
復期待を織り込み始めるとみている。
チャイナ・ボーチー（1412）、08年12月期連結業績予想、大幅増収増益を好感
138000円 20000円高のストップ高買い気配
14日、08年12月期連結業績予想を発表した。大幅増収増益見通しが好感された。
08年度の業績予想は、売上高が489億6391万8000円（前期比55.5%増）、営業利
益は48億2416万3000円（同63.8%増）、経常利益は47億4670万4000円（同59.4%
増）、当期純利益は38億9229万7000円（同46.3%増）を見込んでいる。同社は、
前期に、火力発電所向けの排煙脱硫、脱硝、工業汚水の水処理事業を展開し、
新たに市政インフラの水処理、国家プロジェクトである河川の水処理やごみ処
理発電事業を開始した。水処理事業に関しては、同社グループは従前の工業汚
水の水処理事業から、都市部の市政インフラの水処理、国家プロジェクトであ
る河川の水処理事業まで業務範囲を拡大した。前期には、中国江蘇省の鎮江に
河川の水処理事業を主たる業務とする鎮江博奇水務有限公司を設立し、また、
内モンゴルの包頭市にごみ処理発電事業を主たる業務とする包頭博奇環保能源
有限責任公司を設立した。さらに、火力発電所に対し脱硫のアフターサービス
を提供するため、貴州博奇環保技術有限公司を設立した。中国の良好な経済状
況と環境保護意識の向上を受けて、前期においては、環境保護業界は順調に発
展を遂げているという。
フェイス（4295）、08年３月期第３四半期連結最終損益の黒字転換を好感
10970円 1000円高のストップ高買い気配
14日、08年３月期第３四半期連結業績を発表した。最終損益が黒字転換し、こ
れが好感された。連結売上高は、電子マネー事業の引続き高い成長、買収・提
携等の積極的な事業展開による国内コンテンツ配信事業の順調な拡大により、
前年同期比13.1%増の363億2000万円。海外再編等により、営業利益は前年同期
比60.3%増の16億4700万円、経常利益は前年同期比63.7%増の14億7900万円とな
った。また、四半期純利益は、経常利益の増加に米国コンテンツ配信事業の売
却益等も加わり13億600万円（前年同期は37億8500万円の純損失）。なお、通
期の連結業績予想は据え置いている。
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★ 今後の相場イメージ（主力株）
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今週の金融市場では、引き続き、米国経済の先行きが焦点となる見通し。Ｆ
ＲＢが20日に公表する四半期ごとの経済見通しは、バーナンキ議長の議会証
言をみる限り、悪化する公算が大きい。
これで、米国株が動揺するようだと、東京株式市場も悪影響を受ける可能性
があるが、基本的に、米株式市場は悪材料には打たれ強くなっているとみる。
なお、20日には１月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）と住宅着工件数、21日に
２月のフィラデルフィア連銀景気指数など、注目するべき経済指標の発表が
相次ぐ。
市場は良い数字を期待してないため、市場予想を上回るようなら、ポジティ
ブ・サプライズと受け取る可能性が高いと考える。
東京株式市場は、15日の日経平均の動きに象徴されるように、下値硬直性が
みえ始めている。悪材料に反応が鈍く、好材料にビビッドに反応し易くなっ
ている感が強い。
実際、日経平均は14日に今年初めて25日移動平均線（15日現在、13453.61
円）を上抜け、15日も同線を上回っている。テクニカル的にも強気を維持し
たい状況だ。
マクロ環境等は決して楽観できる状況ではないが、市場はこれまでの下落で、
（当面の）最悪の状況を織り込んだ感が強い。一直線で上昇するイメージで
はないが、戻り待ちの売り物をこなしながら、下値を切り上げつつ、自律的
な反発を継続する展開を想定している。
日経平均の想定レンジは13300円〜14300円程度。
（株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏）
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弊社の藤井英敏が、オリックス証券ブログで、株式・日経225先物投資に
役立つ情報をつぶやいてます！（平日随時更新）
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★ 相場概況（新興市場）
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15日の新興３市場は全面高。日経ジャスダック平均は続伸。終値は前日比６円
44銭高の1522円25銭だった。東証マザーズ指数と大証ヘラクレス指数も続伸し
た。本日新規上場したスーパーＶ（3094）は公募価格2000円を26％下回る1480
円の初値を付けた後はさえない値動きとなり、終値は初値を41円下回る1439円
だった。
個別では、デジタルアドベンチャー（4772）、日本オプティカル（2680）、エ
バタ（5278）、アプレック（8489）、エルミック・ウェスコム（4770）、田中
亜鉛鍍金（5980）、ハイビック（7845）、ウェブドゥジャパン（2138）、アイ
ビーダイワ（3587）、省電舎（1711）、アマナ（2402）などが値上がりした。
一方、コスモ・バイオ（3386）、エイチアイ（3846）、シライ電子工業（6658
）、アイ・ビー・イー（2347）、ダイヤ通商（7462）、大日光エンジニアリン
グ（6635）、プラネックス（6784）、クラスターテクノロジー（4240）、タウ
ンニュース社（2481）などが値下がりした。
個別銘柄動向は以下の通り
デジタルアドベンチャー（4772）、08年３月期通期連結業績の上方修正を好感
167円 50円高ストップ高買い気配
14日、08年３月期通期連結業績の上方修正を発表した。これが好感された。売
上高は従来の38億円を40億1000万円へ、経常利益は同２億5800万円を２億9500
万円へ、当期純利益は同３億2000万円を３億3000万円へ、それぞれ上方修正し
た。第３四半期の個別においては、携帯電話の新規サイトの開発、既存サイト
への諸施策が順調に効果を出したこと、韓流コンテンツ、物販事業が安定的に
利益を上げたこと、マネージメントチームの強化等によるサービス毎の利益管
理の徹底により、売上、利益共に上方修正となった。一方、連結においては、
前連結会計年度不採算子会社の整理を短期間に完了したことに加え、連結子会
社アルジー等の業績が大幅に伸びたことにより、売上、利益共に上方修正とな
った。同時に、転換社債型新株予約権付社債の買入消却を行い、この買入消却
により、同社の有利子負債はゼロとなったと発表した。
エフアンドエム（4771）、自己株式取得と増配を好感
23900円 3000円高のストップ高買い気配
14日、自己株式取得と増配を発表した。これが好感された。取得する自己株式
の総数上限は5000（発行済株式総数に対する割合3.2%）、取得価額の総数上限
は１億5000円、取得期間は08年２月15日から08年６月25日まで。増配に関して
は、期末配当金を前回予想より100円増配し1 株当たり500円とすると発表した。
同時に発表した08年３月期第３四半期連結業績は、売上面ではタックスハウス
事業における新規加盟契約が一巡したことに加え、連結子会社であったチャレ
ンジャー・グレイ・クリスマス社の株式を07年10月に処分したことに伴い、同
社の10月〜12月の売上高を連結の対象に含めないこととなった等の減収要因が
あったものの、その他事業のパソコン教室FC運営事業は大きく伸長した。その
結果、連結売上高は29億400万円（前年同期比11.6%減少）。その一方で、広告
宣伝費や販売促進費など販売費および一般管理費の最適化をすすめ、全社的な
ローコストオペレーションを推進した結果、営業利益は２億9900万円（同8.0%
増加）、経常利益は２億9100万円（同9.2%増加）、第３四半期純利益は１億70
00万円（同40.6%増加）となった。なお、通期業績見通しは据え置いている。
アセット・マネジャーズ(2337)、いちごアセットマネジメント、第２位株主が
買い材料
92000円 10000円高のストップ高買い気配
14日、08年２月14日付で、いちごアセットマネジメント株式会社より大量保有
報告書が関東財務局に提出されたことにより、主要株主の異動を確認したと発
表した。これが買い手掛かりとなった。平成20年2月13日現在、いちごアセット
マネジメントの所有株式数は58370株、総株主の議決権の数に対する割合は11.
02%、大株主順位は第２位。
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★ 今後の相場イメージ（新興市場）
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ＩＰＯレシオは前日の75.93から10.07ポイント上昇して86.00となった。
上昇は３日連続。５日移動平均線（70.33）も上回っている。ちなみに、５日
移動平均線は４日連続で上昇している。
当面は、同線を割り込まない限り、ＩＰＯレシオは上昇傾向を辿り、すなわ
ち、直近ＩＰＯ市場の自律的な反発が継続する公算が大きい。まずは、通常
の取引レンジの上限である120程度を目指すとみている。
一方、新興３市場の売買代金は前日から350億円増加して1108億円とな
った。増加率は46.17％だ。活況の目安となる1000億円を超えた上、非常に
高いボリューム変化率を実現した。
短期資金が新興市場に回帰したとみて良さそうだ。物色の中心はネット・モ
バイル関連であり、この点もポジティブ材料と考える。
米ヤフーを巡るネット・モバイル関連業界の再編期待が今回のネット関連物
色の底流とみており、米国発のヤフー絡みのニュースの発生が、海を越えて
日本のネット・モバイル関連の株価を刺激しよう。
（株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏）
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★ ＩＰＯ情報
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★ 編集後記
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東証15日発表した２月第１週（４—８日）の投資部門別売買動向では、外国人
は６週連続の売り越しでした。売越額は268億円で、前の週の3724億円から大幅
に減少しました。一方、個人は２週連続で買い越しでした。買越額は2567億円
で、前週の312億円から大幅に増加しました。外国人の売りを個人の買いが吸収
しています。大手インターネット証券５社の１月の新規開設口座数は前月比46
.4％増の47000となり、昨年７月以来の高水準でした。株式相場が乱高下する中
で、株価の下落をチャンスとみて個人が投資を始める動きが活発だったことを
示しています。新規参入の個人投資家が増えるようなら、当面の株式市場の先
行きは明るいものになりそうです。
（藤井英敏）
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