Wednesday, December 24, 2008

「カブ知恵」発、年内受渡最終とクリスマスで超閑散相場�

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年12月24日発行

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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 8517.1 -206.68 -2.37%
TOPIX 826.99 -21.73 -2.56%
日経JASDAQ 1062.66 -10.12 -0.94%
J−Stock 1008.97 -3.59 -0.35%
マザーズ 319.41 -9.13 -2.78%
ヘラクレス 478.82 -7.53 -1.55%

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★ 相場概況(主力株)
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24日の日経平均は前日比206.68円安の8517.10円、高値は9時4分の9631.83円、
安値は10時34分の8476.69円。東証一部の売買代金は1兆711億円、値上がり銘
柄数は335銘柄、値下がり銘柄数は1280銘柄、変わらずは93銘柄。日経平均は
2日ぶりに反落した。

23日のNYダウは5日続落し、前日比100.28ドル安の8419.49ドルで取引を終え
た。S&Pが22日、ビッグスリー破綻リスクは依然大きいとするリポートを発
表し、GMやクライスラーの格付けを引き下げたことや、ムーディーズもフォ
ードの格下げを発表したことが重石となった。

また、11月の新築一戸建て住宅の販売件数が前月比2.9%減と、約18年ぶりの
低水準まで減少した。中古住宅の販売件数も同8.6%減と、現行の統計となっ
た99年以降の最低水準を更新した。11月末の新築住宅の在庫件数は前月比で7.
0%、前年同月比では25.5%減少したが、販売実績に対する割合では11.5カ月
分と、高水準の在庫を抱えている。中古住宅の在庫件数は販売実績の11.2カ月
分に積み上がっている。このような住宅市場の低迷と在庫の積み上がりも、嫌
気材料となった。

前場の東京株式市場では、週末のトヨタ(7203)の下方修正の影響に加え、米
国株下落が嫌気され、輸出関連株の動きが指数の足を引っ張った。一方、低位
の材料株が東証一部の値上がり率上位にズラリと並んだ。材料株物色の流れが
鮮明になった。

後場に入っても悪地合いが続いた。だが、下値を売り込む動きは乏しく、結局、
日経平均の後場の値幅は53.46円にとどまった。クリスマス休暇という季節要
因もあり、市場参加者は激減したことも影響したようだ。また、実質年内取引
最終日ということで、積極的な売買も手控えられたとみられる。なお、トヨタ
は前日比115円安の2780円で取引を終えた。

なお、来年からの株券電子化の影響で、端株をなくすための株式分割を実施す
るため、18銘柄が明日25日から1月5日まで売買停止となる。その他の銘柄も、
電子化前に実質株主を確定させるための措置で、25日の取引の決済日は通常の
4日目決済ではなく、5日目の来年1月5日決済となる。このため、今日が年
内受け渡しのための最終売買日となることから、事実上、今日が08年の取引最
終日。

東証33業種では、電気・ガス、水産・農林の2業種が値上がりした。一方、銀
行、ゴム製品、保険、輸送用機器、海運、証券、商品先物、鉄鋼、卸売、情報
・通信、非鉄金属、不動産、電気機器、その他金融、鉱業、精密機械などが値
下がりした

。個別では、東証一部の値上がり率トップはチタン工業(4098)、2位はエス
・サイエンス(5721)、3位は東京特殊電線(5807)。一方、値下がり率トッ
プはブラザー工業(6448)、2位はサクラダ(5917)、3位は前澤給装工業(
6485)。

個別銘柄動向は以下の通り

レンゴー(3941)、野村の投資判断「1」への引き上げが買い手掛かり
719円 29円高
 野村證券は、王子製紙(3861)、日本製紙グループ本社(3893)、中越パル
プ工業(3877)、レンゴー(3941)の投資判断を従来の「3」から「1」へ引
き上げて、セクター判断を「強気」に変更したそうだ。これが買い手掛かりに
なったと観測される。需要面では非常に厳しいが、洋紙業界は各社が減産で市
況維持を最重要視する姿勢を明確にしており、原燃料価格の下落が利益拡大に
繋がると考えたという。一方、段ボールは需要の約60%が食品業界のため数量
減が限定的で、今後08 年10〜11月に行った値上げの利益寄与が見込まれるそ
うだ。主要企業の経営がシェアよりも市況重視に変化しており、需要の減少が
予想される中でも市況の維持により原燃料安メリットが歩留まり、10年3月期
は増益が期待できるという。

CI化成(7909)、太陽電池向け保護材事業参入報道が買い材料
264円 6円高
 24日の日本経済新聞が、「シーアイ化成は2009年秋をメドに太陽電池の基幹
部を保護する封止材事業に参入する。15億円を投じて生産設備を段階的に増強。
12年度に約60億円の売上高を目指す。世界景気が悪化するなか、需要拡大が見
込める太陽電池分野を攻める。封止材は太陽電池の基幹部を保護するために使
う樹脂フィルム。子会社の工場(熊本県長洲町)にある農業用シートの生産設
備を太陽電池向けに改造し、来年秋から年産1000−2000トンの量産を開始する。
」と報じた。これが買い材料になった。

船井電機(6839)、フィリップスの北米AV事業、全面取得が買い材料
1566円 104円高
 23日付け日本経済新聞は、「船井電機は2009年1月に、オランダの電機大手
フィリップスから北米のAV(音響・映像)家電事業をすべて譲り受ける。今
年4月に北米の薄型テレビ事業を取得しており、新たにDVD録画再生機やブ
ルーレイ・ディスク(BD)再生機、ホームシアター機器などの事業に広げる。
低コスト生産に強みを持つ船井は「フィリップス」の高いブランド力や販路を
有効活用しシェア拡大をめざす。」と報じた。これが買い材料になった。なお、
JPモルガン証券は、同社の目標株価は従来の2450円から1800円に引き下げた
が、投資判断は同「Underweight」から「Neutral」に引き上げたそうだ。この
投資判断の引き上げも買い材料になったと観測される。短期業績の相対的な堅
調さに加え、100%海外生産で人件費を変動費化できているため、巨額なリス
トラ費用を伴わず需要減に対応できる収益構造を持つこと、現時点のEV がマ
イナスであること、目標株価と現状株価の乖離の大きさを考慮し投資判断を引
き上げたという。一方、投資判断を「Overweight」にする条件としては、液晶
TV、ブルーレイプレイヤー(BD)で残存者利益を享受できる可能性が高まっ
た場合を想定しているもよう。

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若林栄四のプロフィール

1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行
シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店為替課長
を経て、85年よりニューヨーク支店次長。1987年、勧角証券(アメリカ)執行
副社長。1996年末退職。歴史観に裏づけされた洞察力から生み出される、内外
金融市場全般に亘る鋭い相場大局観及び問題の本質を把握し明確に語りきる同
氏の姿勢は、日本国内に限らず海外のプロフェッショナル・機関投資家・ファ
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社団法人日本証券投資顧問業協会 会員番号012-02024
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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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本日の東証一部の売買代金は1兆711億円と、12月1日の1兆1092億円を下回
って、今年最低を記録した。半日立ち会いを除くと05年7月26日の1兆634億
円以来3年5カ月ぶりの低水準となった。株券の電子化移行に伴う措置で、本
日が年内受け渡しの最終売買日だったことや、クリスマス休暇入りしたことで
市場参加者が激減したことが影響したのだろう。

年内の立会いは残すところあと4日だ。明日から実質1月相場入りとなるが、
相場を大きく揺り動かす材料が飛び出さない限り、この閑散相場は年内一杯続
く見通しだ。物色面では、小さなエネルギーで相場となる材料株物色が継続す
る公算が大きい。

相場全体としては、オバマ次期政権の大型景気対策に代表される財政政策と世
界的な金融緩和政策に加え、原油価格の下落基調が株式相場をサポートする。
一方、世界景気の先行き悪化とその影響を受けた企業業績悪化によるバリュエ
ーションの低下が相場の足を引っ張るとみている。当面は、この綱引きとなる
公算が大きい。ただし、現在の株式市場は悪材料には相当打たれ強くなってい
る感が強い。このため、ポジティブ材料に反応しやすい状況と考えている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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24日のIPOレシオは前日の53.33から8.89ポイント低下して44.44となった。
低下は3日連続。IPOレシオ5日移動平均線は68.24と、こちらは4日連続
の低下。

IPOレシオが5日移動平均線を下回り、且つ、5日移動平均線自体が下向き
のため、直近IPO市場は調整局面と認識している。直近IPO銘柄のうちグ
リー(3632)は、本日は前日比260円高の5440円で取引を終えている。このグ
リー効果が直近IPO市場全体のカンフル剤となっていない。

逆に、今年最後のIPOのペパボ(3633)は同500円安の2800円のストップ安
売り気配という有様だ。これでは、IPO空白期間でも、直近IPO銘柄物色
が盛り上がることはないだろう。

一方、3市場売買代金は前日から5億円減少して254億円となった。相変わら
ず低水準での推移が続いている。個人マネーが一向に流入してこない。グリー
の好発進をきっかけに、個人の目が新興に向き、活性化が実現するという期待
は完全に肩透かしに終わった。少なくとも、年内は閑散相場が継続する可能性
が高そう。

同時に、物色圏外に放置され、新興市場の株価指数は底練り相場が継続しよう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ IPO情報
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★ 編集後記
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株券電子化の関係もあり、明日から超閑散相場になりそうです。今日で、トレ
ードを終わりにして、旅行とか行く市場関係者も多いでしょうね。羨ましい限
りです。そのような方たちに向けて、「メリー・クリスマス。そして、本年も
大変お世話になりしました。良いお年をお迎えください!」

(藤井英敏)

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