Tuesday, November 10, 2009

「カブ知恵」発、9日の米株急騰を好感も、後場急速に伸び悩み

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2009年11月10日発行

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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 9870.73 61.74 0.63%
TOPIX 872.44 1.77 0.2%
日経JASDAQ 1187.37 -4.5 -0.38%
J−Stock 961.25 3.05 0.32%
マザーズ 417.78 -4.34 -1.03%
ヘラクレス 564.77 -1.67 -0.29%
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★ 相場概況(主力株)
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10日の日経平均は前日比61.74円高の9870.73円、高値は10時35分の9979.46円、
安値は14時55分の9857.10円。東証一部の売買代金は1兆2677億円、値上がり
銘柄数は854銘柄、値下がり銘柄数は724銘柄、変わらずは110銘柄。日経平均
は3日続伸。

9日のNYダウは大幅に4日続伸し、前週末比203.52ドル高の10226.94ドルと、
08年10月3日以来の水準を回復し、52週高値を更新した。先週末開催のG20財
務相・中央銀行総裁会議が景気刺激策の継続で合意したため、主要国の金融緩
和が持続するとの期待が買い材料になった。

NY円相場は小反落した。前週末比10銭円安・ドル高の1ドル=89円90銭〜90
円00銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅に反落。前週末比1円50銭円安・
ユーロ高の1ユーロ=134円90銭〜135円00銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は3日ぶりに反発した。WTI期近の12月物は前週末比2.00
ドル高の1バレル79.43ドルで取引を終えた。ハリケーン「アイダ」の接近が
買い材料になった。NY金先物相場は6日続伸した。12月物は前週末比5.7ド
ル高の1トロイオンス1101.4ドルだった。一時1111.7ドルまで上昇し、中心限
月として連日で過去最高値を更新した。

NYダウが52週高値を更新したことで、前場の東京株式市場は買戻しが先行し、
その後も、堅調に推移した。CTA(商品投資顧問)による日経平均先物への
断続的な買い戻しが入っているとの観測が囁かれていた。

後場に入ると、日経平均は急速に伸び悩んだ。ロイターが、「フィッチ・レー
ティングスのソブリン部門統括責任者、デイビッド・ライリー氏が10日、来年
度の日本の国債発行額が44兆円を大幅に上回れば、現在「AA‐」の格付けの
見直しを余儀なくされるとの見解を示した。」と報じたことが市場に伝わり、
これが嫌気されたようだ。このため、大引けにかけ、日経平均は急速に上げ幅
を縮めた。

また、10月の景気ウオッチャー調査では、現状判断指数は40.9で前月比2.2ポ
イント悪化し、先行き判断指数も42.8と1.7ポイント悪化した。両指数の悪化
は2カ月ぶりで、これも悪材料視された。

東証33業種では、不動産、証券、商品先物、その他金融、銀行、建設、化学、
卸売、鉄鋼、空運、倉庫・運輸、ゴム製品、水産・農林などが値上がりした。
一方、保険、情報・通信、輸送用機器、その他製品、電気・ガス、海運、石油
・石炭製品などが値下がりした。

個別では、東証一部の値上がり率トップは世紀東急(1898)、2位ゼクス(89
13)、3位は石川製作所(6208)。一方、値下がり率トップは山水電気(6793
)、2位は曙ブレーキ(7238)、3位はケイヒン(9312)。

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◎本日の新着個別銘柄動向

更新時間:2009/11/10 9:22:44

世紀東(1898)、10年3月期通期連結業績の上方修正を好感
69円 10円高
9日、10年3月期通期連結業績の上方修正を発表した。これが好感された。売
上高は従来の704億9000万円を728億8000万円へ、営業利益は同10億8000万円を
25億円へ、経常利益は同7億2000万円を21億8000万円へ、当期純利益は同5億
3000万円を18億8000万円へ、それぞれ上方修正した。建設事業における下半期
の受注環境は現時点では極めて不透明だが、第2四半期までの業績結果を踏ま
え、業績予想を上方修正した。連結売上高は、足元の受注状況から、前回予想
を上回る728億円と想定し、利益面においては、製造・販売事業における利益
率の改善状況、一般管理費の削減状況等から、上方修正した。

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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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9日のNYダウが2.03%上がったのに、10日の日経平均は0.63%高、TOPI
Xにいたっては0.20%の上昇にとどまりました。日経平均上昇率はNYダウの
約3分の1、TOPIXのそれは約1割です。本当に日本株は上値が重く、動
きも鈍いです。そのくせ、NYダウが下がると、それに輪を掛けて日本株は下
がるのでしょうねぇ。

なお、ロイターが、「フィッチ・レーティングスのソブリン部門統括責任者、
デイビッド・ライリー氏が10日、来年度の日本の国債発行額が44兆円を大幅に
上回れば、現在「AA‐」の格付けの見直しを余儀なくされるとの見解を示し
た。」と報じたことが市場に伝わりました。

これが後場の日経平均の急速な伸び悩みの主因とされました。ですが、この報
道を受けて、為替市場では特に円安には振れませんでした。

ちなみに、午後の東京外国為替市場ではポンドが急落しました。フィッチ・レ
ーティングスが、英国は主要国で最もAAAの格付けを失うリスクがあると指摘
したことが報じられ、ポンド売りが活発化した結果とみられています。

民主党のマクロ戦略に成長シナリオが見出せず、税収不足を主因にした財政悪
化への懸念が強いのですから、円は叩き売られても不思議はないのですが、実
際はそうはなっていません。

ところで、小売や外食などは仁義なき安売り競争を行い、国民も生活防衛のた
め、安くて良質な財・サービスを求めています。これら安価な財・サービスは
主に人件費の安いアジアで製造されたり、来日したアジア人によって提供され
ているのでしょう。つまり、国民が、生活防衛をすればするほど、安売り店の
収益が拡大すると同時に、アジアの雇用機会を増やし、それがアジアの成長の
原動力となっているのです。

しかし、これは日本の製造拠点の海外移転と日本の雇用の喪失となり、その結
果、国民はますます、生活防衛に走り、経済が縮小均衡に向かい、同時に、需
要減を主因にしたデフレ化が加速するという悪循環にはまっていくことにつな
がる見通しです。

こんな状態では、日本経済のデフレ化に歯止めが掛かることはなさそうです。
株式市場はインフレ大好き、デフレ大嫌いです。よって、今後、日本株が上が
るには脱デフレ期待が高まることが必要です。それまでは、日本株は世界で最
もパフォーマンスの悪い市場として君臨し続けることになりそうです。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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10日のIPOレシオは45.45と、前日から5.31ポイント低下しました。低下は
2日連続です。

IPOレシオ5日移動平均線は57.97と、こちらは9日連続の低下です。

IPOレシオが5日移動平均線を下回っています。そして、5日移動平均線自
体は下向きです。直近IPO市場は調整継続とみています。

一方、3市場売買代金は前日比70億円増加して358億円でした。増加しました
が、依然低水準が続いています。個人投資家は新興市場には全く見向きもして
いません。

なお、主要3指数は全面安でした。

日経ジャスダック平均の終値(確報)は、4日続落し、前日比4円50銭安の11
87円37銭でした。ジャスダック市場の売買代金は概算で230億円と前日の154億
円から大幅に増加しました。指数が下落して、売買代金が増加したの、見切売
り、投売りが出たのでしょう。

東証マザーズ指数は6日続落、大証ヘラクレス指数は2日続落しました。

東証マザーズ指数の週足ベースの一目均衡表の雲下限は、10日現在322.64ポイ
ント、雲上限は464.67ポイントです。再び、雲の中に潜り込んでしまいました。

今後、雲上限を上抜けない限り、マザーズ市場は調整すると考えています。

なお、目先については、終値は417.78ポイントと、5日移動平均線(10日現在、
425.48ポイント)、25日移動平均線(同、436.10ポイント)共に、下抜けてい
ます。

今後、5日移動平均線を上抜けるまで、下値を模索する可能性が高いとみてい
ます。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ IPO情報
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★ 編集後記
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本当に冴えない相場が続きます。9日の米株があれだけ上がっても、それを好
感した買い戻しに勢いがあったのは前場だけでした。

後場は「青菜に塩」のような値動きになりました。

少子・高齢化を背景にした低成長、年金問題を背景にした将来不安、値下げ競
争と生活防衛による経済のデフレ化の加速、税収不足を背景にした財政悪化懸
念、成長シナリオを示さない民主党政権、これだけ悪材料山積しているのに円
高、などなどが原因なのでしょう。

本当に困った投資環境ですねぇ。

(藤井英敏)

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