Tuesday, March 11, 2008

「カブ知恵」発、値ごろ感から買戻し、日経平均は3日ぶりに反発�

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「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報 2008年3月11日発行

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★ 目次
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★ 各種株価指数の状況
★ 相場概況(主力株)
★ 今後の相場イメージ(主力株)
★ 相場概況(新興市場)
★ 今後の相場イメージ(新興市場)
★ 出来高を考慮した翌日のデイトレ用監視銘柄
★ IPO情報
★ 編集後記

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★ 各種株価指数の状況
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日経225 12658.28 126.15 1.01%
TOPIX 1235.15 10.76 0.88%
日経JASDAQ 1475.38 -7.34 -0.5%
J−Stock 1352.99 16.41 1.23%
マザーズ 613.05 18.94 3.19%
ヘラクレス 964.45 18.45 1.95%

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★ 相場概況(主力株)
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11日の日経平均は前日比126.15円高の12658.28円、高値は14時45分の12674.89
円、安値は9時11分の12352.79円。東証一部の売買代金は2兆5512億円、値上が
り銘柄数は1006銘柄、値下がり銘柄数は599銘柄、変わらずは115銘柄。

前場は、米国景気減速や米金融不安が嫌気され、一時05年8月29日以来、約2
年半ぶりの安値水準まで下げたが、値ごろ感からの買い戻しが入った。また、
福田首相が今日の閣僚懇談会で成長力を高める施策を関係閣僚に指示した、と
の報道も好感され、相場をサポートしたとみられる。

後場に入ると、GLOBEXで米株価指数先物が上昇していることや、為替市
場で円高・ドル安が一服していることが好感された。また、真偽のほどは不明
だが、市場の一部からは公的資金流入観測が流れていた。

業種別では、鉄鋼、不動産、ゴム製品、非鉄金属、海運、輸送用機器、その他
製品、機械、水産・農林、精密機械、ガラス・土石、建設、倉庫・運輸などが
値上がりした。一方、金属製品、その他金融、鉱業、保険、情報・通信、医薬
品などが値下がりした。

個別では、東証一部の値上がり率トップはGMOインターネット(9449)、2位
はサンシティ(8910)、3位はリサ・パートナーズ(8924)。一方、下落率トッ
プは住生活グループ(5938)、2位は進学会(9760)、3位は日油(4403)。

個別銘柄動向は以下の通り

リサ・パートナーズ(8924)、自己株式取得を好感
214000円 28000円高
10日、自己株式取得を発表した。これが好感された。取得する株式の総数上限
は1万株(発行済株式総数に対する割合3.38%)、取得価額の総額上限は20億
円、取得する期間は、08年3月11日〜08年6月30日。

オークマ(6103)、営業利益は過去最高を更新との報道が買い材料
965円 67円高
11日、「工作機械大手4社の2008年3月期の連結業績はアジアなど新興国向け
の販売動向が業績の明暗を分けそうだ。オークマ(6103)や森精機製作所(61
41)は中国やインドなどで自動車向けがけん引、営業利益は過去最高を更新す
る。一方、牧野フライス製作所(6135)は中国の新製品販売の苦戦が響き、営
業減益となる見通し。オークマの今期の営業利益は前期比9%増の298億円の見
通し。金属部品の加工に使うマシニングセンターなどがトルコやロシア、ブラ
ジルでも伸びる。森精機では航空機向けも伸び、新興国向け売上高が約6割増
加。営業利益は22%増の305億円と最大手のオークマを上回る。」と一部報じら
れた。これが買い材料となった。

ソラン(9750)、企業向け無線・携帯端末システムの構築事業に参入を好感
589円 29円高
11日、「システム開発中堅のソランは企業向け無線・携帯端末システムの構築
事業に参入する。通常の携帯電話だけでなく、スケジュール管理などの機能が
ある「スマートフォン」端末も活用、4月にも試験サービスの提供を始める。
今後伸びるとされるスマートフォンを取り込み、基幹システムなどの受注拡大
にもつなげたい考え。2012年度末までに累計50億円程度の売り上げを目指す。」
と一部報じられた。これが好感された。

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★ 今後の相場イメージ(主力株)
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11日の日経平均は3日ぶりに反発したが、東証一部の売買代金は2兆5512
億円と活況の目安となる3兆円を下回っている。値ごろ感からの自律反発狙
いの買いは入ったが、ボリューム増加を伴っておらず、底入れ感が乏しい状
況だ。

テクニカル的には、目先は5日移動平均線(11日現在、12832.13円)が抵抗
として機能する見通し。これを下回っている限り、売り方優位の状況が続こ
う。また、仮に、5日移動平均線をブレイクしたとしても、25日移動平均線
(同、13349.80円)が強力に抵抗する公算が大きい。

本日に関しては、後場、市場の一部で公的資金の買いが観測されていた。真
偽のほどは不明だが現在の相場水準では、そのような長期スタンスの買いは
期待できそうだ。

だが、相場水準がここまで下がったことで、追証発生に伴う個人の換金売り
や投信の解約売り、そして、リスク許容度の著しく低下した外国人投資家の
売り等を、長期資金だけでサポートできるかは不透明だ。

米国の景気減速や米金融機関の体力への懸念は根強く、このあたりの不透明
感や不安が後退しないと、本格的な上昇反転は見込み難い。

本日後場は、グローベックスで、米株価指数先物が堅調に推移したことも、
日経平均の反発に寄与していた。

しかし、昨日の米国市場では、ムーディーズがベアー・スターンズ発行の住
宅ローン関連証券を格下げしたことや流動性懸念の噂で、ベアー株は11%の
急落した。

アナリストが多額の評価損計上の見通しを示したゴールドマン・サックスや
リーマン・ブラザーズなども売られた。

そして、さらなる資本増強が必要と指摘したと伝わったアムバック・フィナ
ンシャル・グループやFBIが証券詐欺などの疑いで捜査に入ったと伝わっ
たカントリーワイド・ファイナンシャルが大幅安となったことなどで、マイ
ンドが冷え込んでいる。

金融不安が色濃くなっており、反発するためには、それなりのきっかけがな
いと、米国株式市場の反発余地は限定的だろう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ 相場概況(新興市場)
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11日の新興3市場は高安マチマチ。日経ジャスダック平均は8日続落した。大
引け(確報)は前日比7円34銭安の1475円38銭と3日連続で昨年来安値を更新
したが、朝安後は下げ渋る展開となった。一方、東証マザーズ指数、大証ヘラ
クレス指数が3営業日ぶりに反発した。朝方は安かったが、上昇に転じた。両
指数共に、本日の高値圏で引けた。自律反発期待から、ネット関連中心に主力
株が買い直された。短期資金が一時的に新興主力株に流入したとの見方が強ま
っていたようだ。

個別では、アプレック(8489)、イー・レヴォリューション(4233)、YOZ
AN(6830)、ユビキタス(3858)、イチヤ(9968)、フィールズ(2767)、
沖縄セルラー電話(9436)、ウェブマネー(2167)、ハドソン(4822)、ジグ
ノシステムジャパン(4300)、ジャパンインベストGRP(3827)、フリービ
ット(3843)、イーウェーヴ(3732)などの値上がりが目立つ。

一方、アライヴコミュニティ(1400)、WDB(2475)、山王(3441)、エス
テール(7872)、初穂商事(7425)、クリムゾン(2776)、オー・エイチ・テ
ィー(6726)、ジヤパンシステム(9758)、ネットイヤーグループ(3622)、
LTTバイオファーマ(4566)などの値下がりが目立つ。

個別銘柄動向は以下の通り

フリービット(3843)、通期業績上方修正を好感
399000円 47000円高
10日、08年4月期通期連結業績予想を上方修正した。これが好感された。前事
業年度からの既存事業の成長に加えてISP事業者の買収や、通信事業者向けテレ
コミュニケーション事業の買収等により事業基盤が強化され、売上、利益共に
大きく拡大している。また、買収した事業のリストラクチャリングおよびグル
ープシナジー効果が、ネットワークコストの低減、商品販促方法の効率化、販
管費の合理化等により、当初の計画よりも早期に効果が現れはじめていること
が寄与する。これらの要因により、通期連結業績予想を、売上高78億円(前回予
想比5.4%増)、営業利益7億1000万円(同57.8%増)、経常利益5億5000万円(同
83.3%増)、当期純利益5億1000万円(同88.9%増)に、それぞれ上方修正した。

イーウェーヴ(3732)、08年3月期連結営業・経常利益上方修正を好感
85000円 10000円のストップ高買い気配
11日12時30分、08年3月期連結業績の上方修正を発表した。これが好感された。
売上高は従来の90億円を87億800万円に引き下げたが、営業利益は同5億2300万
円を6億500万円へ、経常利益は同4億8500万円を6億700万円へ、それぞれ上方修
正した。なお、当期純利益は従来の2億6600万円を据え置いている。売上高は、
システム機器販売事業の売上減少が影響した。利益については、システム開発
事業が堅調に推移し、首都圏を中心に一括案件が増加し、プロジェクトの収益
性が向上したことが寄与する。ただし、保有する有価証券の時価が下落し、減
損処理による有価証券評価損が見込まれるため当期純利益は据え置いた。

沖縄セルラー電話(9436)、CS、合理的理由なき株価下落は買いの好機
185000円 24000円高
クレディ・スイス証券は、合理的理由なき株価下落は買いの好機とし、同社の
投資評価「OUTPERFORM」を継続し、目標株価32.3万円とした。時価総額は約42
0億円、来期予想ベースPER で約6倍の水準で、配当利回りは4%を超えており、
現金性の資産が160億円あることも踏まえれば、この企業価値の調整は行き過ぎ
とみているという。

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★ 今後の相場イメージ(新興市場)
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11日のIPOレシオは前日の35.71から6.08ポイント上昇して41.79となっ
た。上昇は2日連続。IPOレシオ5日移動平均線は37.95。本日の上昇で5
日移動平均線をブレイクした。

直近IPO市場の自律反発が始まった可能性が高いとみておきたい。投資環
境が非常に不透明なため、通常の取引レンジの上限の120程度まで戻れるか
は別として、大体の目安として直近のピークである2月27日の102.13あた
りを戻りメドとして意識している。

なお、今後、IPOレシオが5日移動平均線を下回ったら、再び、調整入り
と考える。

一方、3市場売買代金は前日から109億円増加して833億円となった。増加
率は15%。増加したとは言え、活況の目安となる1000億円を下回っている。
売買代金が盛り上がっているとは言い難く、先高観が強まる状況にはない。

ただし、明日以降も継続的に売買代金が増加傾向を示すようなら、市場には
徐々に先高観が醸成されよう。よって、今後の売買代金の動向には大いに注
目しておく必要がある。

11日の東証マザーズ指数とヘラクレス指数は朝安後、切り返し、両指数共に
本日の高値圏で取引を終えている。ネット関連中心の短期資金が流入した結
果と観測される。

この流れが明日も続くようなら、売買代金の増加傾向が鮮明になるが、明日
早くもネット関連が息切れするようなら、売買代金は再び低迷する見通しだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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★ IPO情報
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★ 編集後記
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民主党国会同意人事検討小委員会の仙谷由人委員長は、武藤副総裁の昇格案
について「我々の疑念をぬぐい去るに至らなかった」と述べ、同意しない考
えを改めて示したそうです。一方、衆院の笹川議院運営委員長は、日銀正副
総裁人事案を採決する時期について「早くて14日と思っていたので、それ以
前にやるという考え方は委員長としてはない」と述べ、民主党が求める12日
の採決に否定的な姿勢を示したそうです。こりゃマジで、ギリギリまでもめ
て、総裁空席リスクが高まることになりそうですね。本当に困ったものです。
そう言えば、国民新党の糸川衆院議員は、「武藤敏郎氏に、副総裁に就任した
5年間で経済状況は良くなったかと聞いたところ、『素晴らしく良くなった』
との返答があったが、実体経済に合ってないのでないかと疑問を感じた」と
説明したとも。糸川議員の疑問にアグリーですね。素晴らしく良くなった??
多くの投資家はマジで切れそうですね。

(藤井英敏)

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